2008年

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2007年

平成20年度世田谷消防団消防操法大会
2008年06月08日

先週、毎年恒例の、世田谷消防団消防操法大会に行ってまいりました。
昨年も行かせていただきました。
昨年と変わったところ、それは、昨年に比べ消防団員の方の中に、
若い方が増えた、ということです。大変すばらしいことだと思います。
私は消防団運営委員会に所属していることもあり、
以前消防団については、ブログで詳しく書かせていただきました。
消防団は、仕事を持ちながら、
台風や災害時、又平素の火災に備え、
自主的に日々訓練をしてくださっています。
また住民指導など、地域にとっては欠かせない存在なのです。
消防団の最大の悩みの1つに、
団員不足、特に若い方が少ない、ということがあげられます。
消防団運営委員会の中でもそのことは取り上げられました。
 
それ以来、積極的に入団募集のPRを行ってきました。
今年の消防団操法大会のパンフレットの裏にも
募集の記事が・・・・。
その努力あってか、
今年は昨年に比べ若い消防団員の方が増えていました。
これからもこのようなPRは必要だと思っております。
そして地域の方が自主的に防災訓練に参加をすることにより、
地域のつながりもでき、いざ地震や火災が起こっても、
地域で助け合うことができると思います。
ちなみに平成20年5月1日現在、
世田谷消防団員の数は、552名です!


最後に、操法大会の内容と目的と、今年の実施結果を書きます。
消防操法とは、日本の消防訓練における基本的な器具操作・動作の方式で、
総務省消防法の定める『消防操法の基準』に基づいています。
常備の消防職員や消防団の訓練の1つであり、
火災消化を想定した基本操作の習得を目指す訓練なのです。
具体的に、
設置された防火水槽から給水し、
火災現場を意識した火点と呼ばれる的にめがけて放水し、
撤収するまでの一連の手順。
防火水槽・火点の位置、台詞、動きがあらかじめ決められています。
全国規模で大会が行われ、
その大会では、
ポンプ・ホースなどの操作を速く正確に行うとともに、動きの綺麗さを競います。
実際に放水し展開〜鎮火までの速さと正確さを競うのです。

消防操法大会の目的は、
消防団員の平素における訓練の成果を確認するとともに、
活動技術の向上と、
士気の高揚を図ることを目的としております。

平成20年の実施結果は、
優勝 第8分団 団員45名
(代田4〜6丁目、羽根木1,2丁目、大原1,2丁目)
準優勝 第18分団 団員18名
      (上北沢2〜5丁目)
     第12分団 団員 27名
      (野沢1〜4丁目、下馬5,6丁目)
第3位 第2分団 団員33名
     (太子堂1〜5丁目)
     第13分団 団員28名
     (上馬1〜5丁目、駒沢1,2丁目)
     第14分団 団員26名
     (下馬1〜4丁目)

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区民生活常任委員会
2008年06月08日

先日行われました、区民生活常任委員会の報告をさせていただきます。
報告事項は主に次の10点。
@平成20年度第2回区議会定例会提出予定案件について
A平成20年度主要事務事業について
B世田谷区たまがわ花火大会の開催について
C世田谷区手数料条例の一部を改正する条例について
D平成20年度文化・芸術振興の取り組みについて
E第68回国民体育大会(東京都主催)について
F「世田谷区CO2ダイエット宣言について
Gアイドリングストップ装置装着助成について
H世田谷まちのステーションの開設について
I世田谷区立鎌田三丁目西ファミリー農園の開設について
 
順番に説明させていただきます。
@平成20年第2回定例会提出予定案件は主に2つ。
1、世田谷区住民基本台帳事務の適正管理に関する条例の一部を
  改正する条例について

改正主旨は、
住民基本台帳法の一部を改正する法律(平成19年法律第75号)が、
これまでの住民票の写し等の交付制度を見直し、
個人情報に十分留意した制度として再構築されるともに、
なりすまし防止を図る目的で、
本年5月1日施行されたことに伴い、
住民票の一部の写し交付等の際の本人確認に係る規定等を改める、
というものです。
 
具体的に、交付を請求できるものは自己・家族に限る、
また交付身分確認が義務化、など、
本人確認を厳格化するなど、
住民票の写し等の交付に対し、制裁措置の強化がはかられたことに伴い、
規定等を改める議案です。
 
2、世田谷区住民基本台帳ネットワークシステムの
  セキュリテイ対策に関する条例の一部を改正する条例
 
改正趣旨は、
住民基本台帳法の一部を改正する法律
(平成19年法律第75号)が、
本年5月1日に施行されたことに伴い、
規定の整備を行うものです。
 
具体的に、住民基本台帳法第12条の2(住民票の写しの交付の特例)
の規定が一部改正されたため、
これにあわせて条例第2条を改正するものです。
 
続きはまた明日。

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平成20年 第2回定例会一般質問
2008年06月13日

一昨日から、平成20年第2回定例会が行われております。
その中で、
先ほど、午前中に私は一般質問をさせていただきました。
今回は主に2つ。
●三軒茶屋駅の交差点について
●フランス・パリの自転車レンタルシステム「ヴェりブ」を、
 世田谷区でも研究し、導入してはいかがか?
今、昼休みなので、
詳細はまた後ほど書かせていただきますね!
今からまた議会が始まります。
がんばります!!

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平成20年 第2回定例会一般質問2
2008年06月14日

昨日質問させていただいた内容と答弁を書かせていただきます。

●三軒茶屋駅の交差点について
●フランス・パリの自転車レンタルシステム「ヴェリブ」を、
 世田谷区でも研究し、導入してはいかがか?
 

● 三軒茶屋駅の交差点について

 三軒茶屋駅の交差点を利用するかなり多くの方から、
交差点の信号機の青の時間が短すぎて渡りきれない、
すぐに赤に変わってしまう、
最後は小走りになり大変危険である、何とかしてほしい、
というご意見をいただいた。

具体的に、三軒茶屋の交差点は、
世田谷通りを渡り、ビックエコーの前を通り
さらに国道246号線を渡って三軒茶屋駅南口まで。
利用されるほとんどの方が、2つの横断歩道を一気に渡っている。
私もいつも利用しているが、
信号の青の時間が短く、
最後は小走りにならないと渡ることができない状況。
かといって、ビックエコーの前は待機スペースもほとんどなく、
一度信号を逃すと次に青に変わるまで、かなり待たなければならず、
大変不便。

さらに危険なことに、
最近では時間が間に合わないことを知っているのか、
人の流れが変わってきている。
具体的に、
2つの横断歩道を通らず茶沢通りからまっすぐ三軒茶屋南口出入口まで、
車道を直進している歩行者や自転車が多く見られる。
茶沢通りから右折する車とぶつかりそうなり、大変危険。
 
実際に時間を計ると、
今、信号機は青の時間が23秒、青から赤に変わる点滅の時間が7秒。
これは実際に私が渡っても急ぎ足にならないと渡りきれない時間である。
まして高齢者の方やベビーカーを使う方、また車椅子の方が、
最後まで渡りきれないことは明らかである。
しかしとは言っても、
三軒茶屋南口側にはエレベーターがなく地下をくぐることができないので、
交差点を渡らざる終えない。
いずれにせよ、きちんと渡る時間を確保するべきである。
また太子堂の方は、
災害時の広域避難場所が昭和女子大学になっているため、
災害時にはこの交差点を渡らなければならない。
 
もちろん、交通管理者は警視庁、
道路管理者は、世田谷通りが東京都、国道246号線は国である。
しかし実際に影響を受けるのは世田谷区民の方。
区民生活に影響を及ぼす重大なことであり、大きな事故につながりかねない。


そこで、
●信号機の時間を延ばす
●茶沢通りから三軒茶屋南口出口まで、
一気に直進して渡れるような横断歩道を新しく作る
●スクランブル交差点にする
などの対策が考えられる。
 

さらに三軒茶屋駅周辺地区は、
平成12年施行の交通バリアフリー法の重点整備地区である。

三軒茶屋駅周辺の街づくりの一環として、
災害時など、万一地上の交差点が横断できなくなったときのために
地下の通路を確保する、
具体的にはエレベーター・エスカレーターの設置も必要ではないか?
 

いずれにせよ、
区は影響を受ける区民のために、
信号機の時間を長くする・横断歩道新設、エレベーター設置、など
課題をより具体的に
東京都・国と協議することが
必要だと思う。
いかがか。
区の見解を問う。
 
答弁
三軒茶屋駅交差点の横断問題、
上下移動等の円滑化の問題は、
平成18年3月に交通バリアフリー法に基づき策定した、
「世田谷区三軒茶屋駅周辺地区交通バリアフリー基本構想」において、
関係事業者共通の課題。
それぞれの事業主体が解決すべき事業として定められている。
 
またこの基本構想において、
国道26号線を管理する国、
世田谷通りを管理する東京都、
茶沢通りを管理する区、
交通管理者である警視庁及び交通事業者である東急電鉄は、
総合的解決を図るため関係機関相互に協議し、
連携・協力して取り組むこととなっている。
 
しかし、横断歩道設置等の問題は、
国道246号線全体の交通信号システムに影響するものであり、
交通渋滞の一層の増加を引き起こす恐れがあり、
また駅から南側へエレベーターを設置し、
地下通路を確保する計画は、
商業地の土地確保など難しい課題があるので、
各関係事業者から
簡単に解決できない難しい問題ということを聞いている。
 
いずれにしても三軒茶屋交差点の横断問題は、
長年にわたる地域課題となっており、
区として今後も各関係機関と連絡を取りながら、
課題の解決に向けて取り組んでいきたい。
 
パリの自転車システムについては、明日書かせていただきます。

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平成20年 第2回定例会一般質問3
2008年06月14日

●自転車都市せたがやについて
(フランス・パリの自転車レンタルシステム「ヴェリブ」を,
世田谷区でも研究し、導入してはいかがか?)

 私が実際に海外に行って感じたこと、
それはその国の気候・風土・文化によって、
自転車に対する取り組み、また自転車に対する意識が
まったく違うことに大変驚いた。
 

北西ヨーロッパは自転車先進国と言われているが、
その中でも特にフランス・パリでは、
自転車に対する取り組みが進んでおり、
自転車システムが確立している。
 

パリでは渋滞・排気ガス・騒音
といった自動車による環境の悪化に伴い、
2020年までに市内の自動車を40%削減する、
という施策の一環として
2007年に「ベリブ」という大規模なレンタル自転車事業を開始。
 
開始から39日後には通算200万台に達するほどの爆発的な人気で、
今では市民の約10人に1人が年間パスを持っているという状況。
 

この事業の最大の特徴は次の通り。

レンタル自転車約2万台を用意し、パリ市内約300mおきに1500のスタンドを設置。
●パリ市内のどこでも乗り捨て可能。
最初から最後までセルフレンタル方式なので、24時間、年中無休利用可能。
よって好きな時間に登録・利用・返却ができる。
●登録・利用・返却・支払いなどはすべてナビコと呼ばれるICカードで管理されており、
1枚持っていれば手続きがすべてできる。
●料金体制は登録料とその都度の使用料との合計。大変安い。
  登録料は、1日パス:1ユーロ(約160円) 一週間パス:5ユーロ(約800円)
         年間パス:29ユーロ(約4640円)の3種類あり。
  使用料は、次のスタンドに30分以内に返せば無料。
         30分を過ぎると、31〜60分は1ユーロ、61分〜90分は2ユーロ、
         その後30分延長するごとに、4ユーロの追加料金がかかる。
  長時間利用をすると料金がやや高いが、短時間利用はかなり安い。
  例えば、例えば、1日パスの場合、登録料の1ユーロを払ってしまえば、
       30分以内に自転車を次のスタンドに返し、また借り直す、
       これを繰り返せば1ユーロで一日過ごせる。
  (これは、あくまでヴェリブが短時間のいとう手段として導入されているから。
   実際に1回のレンタル平均時間は20分、1回あたりの平均走行距離は2キロで、
   30分以内に自転車を乗り換える利用者が大変多い。)
●システムの運用は有限責任会社が運営しており、
 市は広告使用料をとってまかなっているので、お金がかからない。
 むしろ広告収入・登録料・使用料の収入もあるので、
 市の財政は潤い、このヴェリブは大成功。
(パリ市当局は広告大手JCと契約を結び、
市内で優先的に1600の広告パネルを設置する権利と交換に、
運営に要する経費を負担することになっている。
よって、広告料金も入ってくるので、市の財政は潤う)
 

このヴェリブは、
便利さ・安さ・早さ・かっこよさの4拍子がそろって、
自転車革命を起こした。
このシステムを導入することで、
自転車に乗るパリ市民が圧倒的に増えたため、
警察も本格的な取締りに乗り出し
、信号無視などの交通ルール・マナーが徹底され、
自転車に対する意識が高くなった、ということである。

 実際にパリに住み、このシステムを利用していた友人の話では、
ヴェリブは安いし、24時間好きなときに借りられるので、
気軽に自転車に乗ることができ、どこでも行ける。
また盗難の心配もないので安心。
意識して町並みを見るようになり、街がよく見えるようになった、
と言っていた。

 世田谷区でも、このシステムを導入することにより、
●放置自転車もなくなり、放置自転車取締りのコストも減る、
●そしてなにより街がきれいになる、
●CO2削減にもなり、環境によい、
●また区民の方のメタボ対策にもなる、
●また新しいシステムを導入することにより、自転車に対する人々の意識が高まり、
 自転車のルール・マナーの周知徹底になる。
●盗難防止になる。
●世田谷の町並みを意識してみるようになることで、新しい発見がある、
 近くても気づかなかったことが見えてくる、など。
 
このパリのシステムを導入することでたくさんの利点がある思う。
(今は自動車一回の給油で自転車が一台買えるくらい、ガソリンも値上げしている時代。)
そこで伺う。
 
区は「自転車都市せたがや」についてどのような考えで進めているのか?
また世田谷区でもパリのレンタルシステムを研究し、導入してみてはいかがか?
区の考えを聞く。
 

次に、世田谷区が実施している、レンタサイクルについて伺う。

世田谷区内では現在、5つの場所でレンタサイクルを実施しており、
1日借りても200円、1ヶ月で2000円と、
大変安く、利用しやすくなっている。
その中でも桜上水駅前と経堂駅前のレンタサイクルでは、
相互乗り捨て可能で、
利用している学生などからは大好評。
先日はテレビでも放送され、少しずつ浸透してきているが
まだ知らない方が多くいらっしゃることも事実。
実際に私の知人・周辺の方に話したところ、
いい事を知った、そんなに安くて便利なものがあるなら利用しない手はない、
といっていた。
そこでさらにレンタサイクルの周知をし
、その上で相互乗り捨てのシステムを他の駅でも増やし、
最終的にパリのような、自転車都市せたがやをめざすことが、
環境面でもまちづくりの観点からもよいと考える。
そこで伺う。
 
まずレンタサイクルの利用状況を聞く。
次に、今後のレンタサイクルのPRの仕方、
またレンタサイクルの設置の考え方について
区の見解を問う。


 
答弁
●区は「自転車都市せたがや」についてどのような考えで進めているのか?
 
自転車は、手軽で身近な交通手段。
地球環境に優し祈りものであるとともに、
健康作りにもよいことから多くの区民に利用されている。

区では自転車を、都市交通における重要な交通手段と位置づけ、
自転車利用を促進する上で、
自転車放置などの課題を含め、
総合的に関連付けていかねばならないと考えている。

こうした考えを、平成13年に
「世田谷区自転車等の利用に関する総合計画」
としてまとめ、
この総合計画に基づき自転車利用に関する事業を進めている。

●世田谷区でもパリのレンタルシステムを研究し、導入してみてはいかがか?
 
フランス・パリ市が提供している自転車貸し出しシステムですが、
2007年7月15日のシステム開始から1ヶ月間で、
延べ約165万人が利用しており、
自転車1台につき1日あたり5人以上の方が利用されていると聞いている。
 
このシステム「ヴェリブ」は、どこでも借りてどこでも返せる、
多数のステーションを設置し、
自転車を市民の移動手段として位置づけ、
利用を促進している。
これは自動車渋滞の減少による環境保護にも寄与。
区はこの取り組みを高く評価している。
 
フランス・パリ同様の、
どこでも借りてどこにも返してよい、
「コミュニテイサイクルシステム」を展開する本区としても、
高い関心を持って動向を見守っていく。
 
●レンタサイクルの利用状況を聞く。
 区のレンタルサイクルポートは、
三軒茶屋中央・桜上水南などを含め、区内5箇所。
利用状況は、現在5箇所に約1140台の自転車を配置。
本年4月の一日の平均利用者は、
定期・日決めを合わせて約1380人。利用率121,4%。
 
この中で桜上水南と協働駅は、
どちらで借りてどちらに返してもよい、
コミュニテイーサイクル(がやリん)として、
昨年3月から利用開始。
利用者には大変好評で、他にも設置してほしいという声がある。
 
●今後のレンタサイクルのPRの仕方、
レンタサイクルの設置の考え方について、区の見解を問う。
 
桜上水南・経堂駅前に加え、
本年中には桜新町においてもコミュニテイーサイクルを導入予定。
 
これにより京王線・小田急線に加え、
田園都市線までを南北に繋ぐ自転車交通ネットワークが形成されることになる。
自転車利用の促進がなおいっそう図れる。
 
PRに関してだが、これまでも区の広報誌をはじめ、
インターネットのホームページなども活用し、
環境に優しい乗り物として、各種報道機関にも「コミュニテイサイクル」
として、取り上げていただき、
その知名度も上がってきている。
 
今後もレンタサイクル・コミュニテイサイクルのPRについて工夫し、
普及に努めていく。

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区民生活常任委員会2
2008年06月16日

皆さん、ごめんなさい。
先日の委員会の報告が途中でした。
続きを書かせていただきます。
B世田谷区たまがわ花火大会の開催について
 
今年も、毎年恒例のたまがわ花火大会が、
区立二子玉川緑地運動場で開催されます。
日時は、平成20年8月16日(土) 午後7時〜8時(荒天翌日)、
なお、翌日の8月17日(日)午前中多摩川クリーン作戦、
が行われます。
昨年も花火の翌日、ごみなどを拾うクリーン作戦を実施し、
自分たちの手できれいにしよう!という意識が高まり、大変好評でした。
皆さんも是非、参加してくださいね。

今年の花火の趣旨は、
ふるさと意識と区民相互の連帯意識の醸成を図る、ということです。
ふるさと多摩川の水辺に親しんでもらうとともに、
周辺環境の浄化にも努める、ということです。
 
テーマは「世田谷の四季」
打ち上げ総数:約6000発
来場者数:約35万人を予想しております。
 
実施体制は、
主催:世田谷区たまがわ花火大会実行委員会、世田谷区
後援:多摩川流域協議会
協力:国土交通省京浜河川事務所、東京第二建設事務所、
   渋谷区、エフエム世田谷

予算額は96,950千です。約9600万円は、昨年より減額されております。
使い道は、警備、会場設営、花火打ち上げ経費等です。
その他の財源としては、各種協賛金、有料席(約7500席)、販売等
です。
特に個人・団体・企業等に対し、幅広く協賛活動を実施し、
協賛金の獲得に努めております。

今年も特に気をつけていることは、安全確保。
安全確保を最優先とし、
万全な警備体制と安全対策で臨みます。
警察・消防のほかに、民間警備会社、区応援職員の方にも協力していただき、
安全対策に取り組みます。
 
皆さんも花火を楽しんでくださいね。
 
C世田谷区手数料条例の一部改正について
これは、戸籍法の一部改正に伴い、
「地方公共団体の手数料の標準に関する政令」の一部が改正されたため、
規定の整備を行う、というもの。

簡単に言うと、個人情報・本人確認の厳格化に伴い、
条例の規定整備を行う、ということ。
 
D平成20年度 文化芸術振興の取り組みについて
これは、平成19年度〜21年度の「世田谷区文化・芸術振興計画」
に基づき、以下の4点について取り組んでいくというもの。

具体的に書きますね。
1、音楽文化の振興、として2つのことに取り組む。
・8月21日に、オーケストラ楽器体験ワークショップ発表会の実施(新規事業)
・まちかどコンサートの実施。
 
2、子どもの創造性を育む取り組み、として2つのことに取り組む。
・9月6・7日に、全国子どもアートサミットを開催。(新規事業)
これは具体的に、
様々な教育普及活動の紹介とその目的・効果を考えるシンポジウムと、
体験ワークショップを実施します。
つまり教育活動を支援します。
・「遊びと学びの子どもプロジェクト2008夏」(チルドレンズミュージアム事業の試行)
  これも新規事業です。
具体的には、
夏休み期間中に、子どもたちに、
文化・芸術を体験・学習する機会となる様々なワークショップや、
体験事業を実施します。
 
3、まちの魅力向上やにぎわいづくり、として3つのことに取り組む。
・今年も9月〜11月に「世田谷芸術百華2008」を開催。
・商店街とアートの協働プロジェクトを実施。
・ 地域文化芸術基金を活用し、
地域で行われている文化・芸術活動を支援する。
 
4、若手アーテイストの飛躍機会の創出、として次のことに取り組む。
世田谷芸術アワード「飛翔」2008の実施。(新規事業)
具体的には、文化振興基金を活用し、
将来の文化・芸術分野で活躍する優秀な人材を育成することを目的に、
「舞台芸術」「美術」「文学」「音楽」「生活デザイン」
の5つの部門の賞を設置し、
受賞者には区内施設などで発表の機会を提供する、というもの。
30歳未満で、受賞者は5名以内、50万円を予定しております。

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区民生活常任委員会3
2008年06月17日

続きを書かせていただきますね。
E第68回国民健康体育大会(東京都開催)について
主旨は、東京都で開催される、平成25年開催の国民体育大会で、
テニスとソフトテニスの会場地として世田谷区が選定されたので、
東京都と競技開催に関する合意書を締結する、
という報告がありました。
具体的な場所は、あくまで予定ですが、
区立総合運動場・東京厚生年金スポーツセンター・
都立駒沢オリンピック公園
を予定しています。
また、デモンストレーション競技である、フットサルの会場も、
都立駒沢オリンピック公園を予定しております。
 
区の業務としては、
開催に係る準備計画の策定、
及び施設整備・大会運営等です。

なお、経費負担、会場の確保については、
今後東京都と協議の上調整することになっております。
 
F「世田谷区CO2ダイエット宣言」について
世田谷区では、家庭から排出されるCO2を削減するため、
日頃から簡単にできる省エネルギー行動の取り組みを、
区民・団体等が自ら宣言・実施することにより、
省エネルギーについて、意識向上を目指している。
 
平成19年度の冬の取り組みの実施結果の報告です。
宣言期間:平成19年11月17日〜12月31日まで
宣言書枚数:6302枚
宣言者人数:16334人
(参加団体の内訳は、町会・自治会が15、
 小学校が51、中学校が22となっています)

削減できるCO2量:約661.7トン
(これはスギの木94527本が吸収する量に等しい。
 森林面積では東京ドーム20個分に相当)
 
平成20年度は、宣言期間を拡大しつつ、
夏(6月1日〜8月15日)、冬(11月〜12月31日)
の年に2回を予定。
宣言団体には苗が送られます。
 
宣言の具体的な内容を書かせていただきます。
皆さんもCO2ダイエット宣言を心がけてくださいね!

世田谷区CO2ダイエット宣言夏! 
●照明は、省エネ型の電球型蛍光ランプを選んでいます。
(節約できる金額:900円 CO2削減量:14kg)
●冷房は28℃を目安にします。
(節約できる金額:670円 CO2削減量:10kg)
●打ち水を行って、冷房を使う時間を短くします。
(節約できる金額:1240円 CO2削減量:19kg)
●使わない電源プラグは抜きます。
(節約できる金額:1650円 CO2削減量:26kg)
●買い物袋を持ち歩いたり、少ない包装の野菜を選びます。
(CO2削減量:29kg)
●ペットボトルより紙パック容器に入った飲み物を選びます。
(CO2削減量:15kg)
●冷蔵庫内の温度調整をします。(強⇒中に)
(節約できる金額:680円 CO2削減量:11s)
●フローリングや畳の掃除は、掃除機を弱モードにします。
(節約できる金額:440円 CO2削減量:7kg)
●近くに行くときには、自動車を使う代わりに歩いたり、自転車を利用します。
(節約できる金額:5360円 CO2削減量:92s)
●電気炊飯器の保温をやめて、ごはんを冷凍保存する。
(節約できる金額:960円 CO2削減量:15kg) 

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今日の世田谷
2008年06月17日

今日の世田谷の説明です。
これは、実は世田谷区ではありません。
以前に杉並区で行われた、
自転車道社会実験の様子です。
その時期に実際に杉並区阿佐ヶ谷駅前の中杉通りに行き、
撮影をしてきました。
今回、フランス・パリの自転車システムのことを質問させていただいたので、
他区で実施された自転車道社会実験の様子を
紹介させていただきました。
 
自転車道の幅が世田谷区で行われている自転車道よりも広く、
きちんと確保されていたことが印象的でした。
皆さんは、自転車道の幅、路面の色など、どのように思われますか??

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世田谷区の農業
2008年06月24日

今日は、先日の区民生活常任委員会で、
鎌田の区民農園の報告がありましたので、
それに関連して、世田谷区の農業について、
書かせていただきます。
 
世田谷区では、平成19年現在、
農地は126.10ha、農家は420戸あり、
生産されている農作物は、
・野菜(小松菜・大根・ジャガイモ・キャベツ・トマトなど)
・果実(栗・梅・ブドウなど)
・季節の花(パンジー・ビオラ・ユリ・トルコ桔梗など)
・盆栽や植木など
 
 と、多岐にわたっています。
 
また、農業従事者数は、1006人となっております。

農産物の販売方法は、
直販が306戸で最も多く、
市場出荷が89戸、JAの共同販売が80戸、と続いています。
 
世田谷区という都市環境において、
農地面積や農地戸数は
23区では練馬区についで2番目の規模なのです。
 
都市部において農地は、
・新鮮な農産物の供給
・地域に潤いのある景観を与える
・雨水の浸透など、環境保全に役立つ
・子どもたちが土と触れ合うことができる
・災害時の防災拠点
など、多面的な機能を果たしています。
 
大変貴重なのです。
しかし、固定資税・相続税などの税金の負担が大きく、
また周辺の宅地化で農業がやりにくくなっていること、
農家の収益性が低い・後継者がいないなどの理由から、
区内の農地や農家は年々減少しているのです。
 
 
世田谷区の農業の特徴は、
・区内農家の80%以上は、50ha未満の小規模経営である、
・地産地消(地元で生産した農作物を地元で消費する)が、
農業経営の主流。
(他県の産地のような大量生産ではなく、
 多品目の農産物を少量生産し、
農家の個人直売所・JAの共同直売所などで販売している)
・新鮮な農産物を地元に供給できること
・作っている人の顔が見える農業ができるので、安全・安心である
 
世田谷区の農業に対する区民の意識調査の結果を見ると、
相対的に、
農地が多い玉川北部(用賀周辺)、砧南部(喜多見・宇奈根周辺)
では、認知度が高く、
農地空白地帯の北沢東部(北沢周辺)、世田谷東部(三軒茶屋周辺)
では、認知度・購入経験ともに低くなっております。
 
皆さん、是非世田谷そだちの野菜を食べてくださいね!
 
最後に、世田谷農業を理解していただくための様々な事業を
ご紹介させていただきます。
 
●世田谷の花展覧会(4・11月)
●世田谷夏季農産物品評会(6月)
●世田谷農業祭(11月)
●ふれあい野菜園(たけのこ掘り・ジャガイモ掘りなど)
●ふれあい果樹園(ぶどう狩り・みかん狩りなど)
●花づくり体験・農業体験塾
●体験農園(平成20年現在、3園ある。)
●次大夫堀自然体験農園
●区民農園
(平成20年現在、世帯単位で利用できるファミリー農園23園、
団体で利用するクラインガルテン1園、
区内の保育園・幼稚園・小中学校・福祉施設などが利用する、
学童・ふれあい農園3園がある。)
●特別栽培農産物への取り組み
(一般的に行われている栽培と比べ、化学合成農薬の使用回数が5割以下、
化学肥料の使用量が5割以下で栽培された農産物のこと。
認証を受けた農産物には、認証マークがついている)
●ロゴマークについて
(世田谷区で作られた農産物は、「せたがやそだち」のロゴマークを表示)
●直売所
(せたがやそだちの農産物は、農家の庭先のスタンド・JAの共同売所など、
300箇所以上で、直接購入できる。)
 
なお、詳細を知りたい方がいらっしゃいましたら、
メールをいただけたらと思います。 
また、区内の直売所マップもありますので、
欲しい方は言ってくださいね。

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小学校の区域制について・世田谷区9年教育について
2008年06月30日

先日、区民の方から、
「小学校の区域制について」
「小中一貫教育の構想は世田谷区にはあるのか?」
についてのお問い合わせをいただきました。
 
早速調べ、私自身勉強させていただきましたので、
皆様にもご報告をさせていただきます。
 

「小学校の区域制について」

学校選択制をとる自治体が増えている中、
世田谷区では平成16年1月に記者会見を行い、
学校選択制をとらないという方向性を示しました。
というのは、
世田谷区では地域が持つ教育力の重要性を認識し、
学校選択制を採用せず、
地域とともに子どもを育てる教育を目指し
独自の取り組みを行っているからです。
 

詳細を少し述べさせていただきます。
 
少子化や高齢化、国際化、情報化社会などの
急速な社会の変動とともに、
教育も改革をしなければいけない、
そのために学校だけでなく、
子どもの担い手である家庭・地域と学校が協力し、
それぞれの役割に応じて連携を図り
役割分担をすることが
必要不可欠になってきています。
 
そこで世田谷区では地域とともに育てる教育を目指し、
学校選択制をとらず、
住んでいる住所地により、
通学区域の学校を決めています。

しかし、
いろいろな事情で以下の事由に該当するときには、
指定校変更・区域外就学を認めています。

 指定校変更許可基準
1、身体的理由・疾病などにより、
  指定校への通学には過重な負担を伴う場合。
2、長期的・定期的な通院加療を必要し、
  病院の最寄の学校へ通学する必要がある場合。
3、登下校の安全・安心の確保について、
  個人的に懸念される場合。
4、転居後の継続通学
5、転居予定のため、
  あらかじめ転居後予定地を選ぶ場合。
6、兄妹が指定校変更を認められ、
  現在在学しており、同じ学校を希望する場合。
7、放課後の預かり先に伴い、その地域を選ぶ場合。
8、保育園・幼稚園・小学校等の友人関係で、
  特に配慮を要する場合。
9、部活動に配慮を要する場合。
 (指定校に希望する部がないなど)
10、特別な事情があると教育委員会が認めた場合。
 
原則として指定校変更による児童・生徒の通学は徒歩。
小学校における指定校変更は
中学校を変更するときの理由にはなりません。
また、教室数が不足の学校は、
受け入れを行っていません。
 
 
区域外就学承諾基準
 
1、転出後、引き続き転出前の学校への就学を希望する場合。
  承諾期間は学年末とする。
2、おおむね1年以内に転入予定が確実なため、
 あらかじめ転入予定地の通学区域の学校を希望する場合。
3、世田谷区に居住しているが、
 住民基本台帳は
 その居住地以外の住所地に登録されている場合。
4、本人の兄妹が区域外就学を認められて在学しており、
 同じ学校を希望する場合。
5、特別地域
 ・世田谷区と区界の、他区からの受け入れ。
 (杉並区上高井戸、大田区石川町、
  目黒区緑ヶ丘、調布市仙川町)
 ・特別地域を理由に区域外就学をしている児童が 
 卒業する小学校区域内にある中学校への入学を
 希望する場合。
6、その他特別な事情があると教育委員会が認めた場合。
 
 
「小中一貫教育の構想は世田谷区にはあるのか?」
 
平成18年の教育基本法の改正で、家庭教育への支援、
また教育三法の改正で、
これまで小学校・中学校別々に定められていた目標を統一し、
義務教育9年間を見通した教育の推進が求められました。
 そこで国の動向を踏まえ、
世田谷区では子どもの教育の担い手である家庭・地域・学校が
それぞれの役割に応じて連携することが必要、
そのために地域とともに子どもを育てるためには、
区立全小学校、中学校が連携し、
お互いのよい所は学び合い、悪い所は改め、
全体の質を高める必要がある。
 
そのために世田谷区では小・中9年間を見通した、
世田谷9年教育を進めています。
 
 詳細を書かせていただきます。
 
まず、平成23年度以降に実施予定の新学習指導要領に合わせ、
同年以降の全校9年教育試行を目標にしています。
そのため、
教育内容・教材・学校の運営体制、
地域連携のあり方等について、
平成20年1月〜平成22年3月まで
世田谷区9年教育検討委員会設置し、
次のことを検討しています。
 
・国による全国学力・学習状況調査の分析を行い、
 世田谷区の生徒の学力・学習状況を調査・分析。
・小中学校9年間を見通したカリキュラムの策定。
・新規導入予定の小学校における英語活動、
 算数・数学などの教科において、
 小・中学校9年間を見通したカリキュラム対応。
・少人数教育を充実するための
 新しい人事制度の検討。
・地域と連携するため、
 地域運営学校などの取り組みを通して、
 保護者・地域が学校運営に積極的に参画できる
 仕組みをつくる。
・パイロット校を指定し、
 検討されたカリキュラムの試行や、
 学校運営等について試行・検証を行う。

パイロット校
@山崎中学校、山崎小学校、城山小学校
A弦巻中学校、弦巻小学校、松丘小学校
B八幡中学校、八幡小学校、九品仏小学校
C用賀中学校、京西小学校、用賀小学校

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