2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
第一回世田谷区議会定例会 一般質問2
2008年03月01日
図書館機能の充実について
1.CD,DVD,ビデオといった、視聴覚メデイアを充実させるべき。
現代社会において、スポーツであれ旅行であれ、娯楽はある程度お金がかかる。
それに対し、音楽や映画といったソフトは、文学作品とともに最も安価な娯楽の1つである、
にもかかわらず、その奥深さは言うまでもない。
本も大切だが、活字よりも映像のほうが、情報量ははるかに多いのは事実である。
しかも、著作権が50年を過ぎたソフトは、安価な価格で手に入れることが可能。
昔のよいものを安く手に入れ、ソフトを充実させる。
図書館は文化を区民に提供する役割であるべき。
しかし、世田谷区内の図書館は、全館合わせて、CDが68,025枚。カセットが1,264本。
ビデオ・DVDはほとんど置いていない。
それに対し、人口約17万6千人の港区では、CD約3万7000枚、ビデオ約4700本、
カセット約1万本、スライド85本、16ミリ約630本、DVD約830枚、LD約2200枚、
合計約5万6000点である。
また視聴覚メデイアを館内で視聴可能。
そこで伺う。
すべてのソフトをカバーすることは無理にしても、
例えば世田谷区にゆかりのある作品・教育の観点から歴史・環境をテーマにしたビデオなど、
利用者の現状・要望を把握した上で、
視聴覚メデイアの充実を図る必要があると思うが、いかがか?
2、図書館機能のよさを、広く区民に知らせるための周知方法を改善すべき。
図書館は、
・主要な新聞各紙、また週刊誌。女性誌などの様々な雑誌がある。
しかも過去何年かのストックもある。
・置いていない本は、他の区内外の図書館から取り寄せられる。
・資料探しの際、レファレンスサービスがある。
・映画上映会・子ども向けのお話し会(週1回)
・障害者の方むけに、対面朗読・録音図書の貸し出し・自宅配本がある。
・インターネット閲覧サービスがある
など、様々な良いサービスがあるにもかかわらず、知らない人も多い。
平成20年 第1回定例会 予算特別委員会
2008年03月19日
3月19日 水曜日
皆様。ご無沙汰してしまい、大変申し訳ございません。
実は風邪と花粉が重なってしまい、
声が全く出なくなり、大変な状態でした。
やっと出るようなり、ひと安心です。
実は昨年の今頃もちょうど声が出なくなり、
選挙が近づいていた時期ということもあり、
大変心配しておりました。
今回は、皆様のアドバイスをいただき、
喉を保護し、極力使わずに過ごしました。
健康は失った時に初めて有難さがわかりますね。
予算特別委員会の質問があり、
大変心配しておりましたが、
何とか間に合いました。
昨日、都市整備領域で質問をさせていただきました。
今回の質問は主に3つ。
1.スクールゾーンにおける安全対策について
2.幼児の自転車用ヘルメットについて
3.自転車道予算の今後の使い方(主に新事業について)
詳細は明日、簡単に書かせていただきますね!
平成20年 第1回定例会 予算特別委員会 都市整備領域1
2008年03月19日
都市整備領域の質問は主に次の3つ。
1.スクールゾーンにおける安全対策について
2.幼児の自転車用ヘルメットについて
3.自転車道予算の今後の使い方(主に新事業について)
順次詳細を書かせていただきます。
1.スクールゾーンにおける安全対策について
区民の生命と財産を守ることは区の使命。
平成20年の予算案にも、重点項目の1つに
「安全・安心まちづくり」が掲げられている。
その中でも弱者である子どもの安全を守ることは特に重要。
子どもを犯罪者から守ることは当然のこと、
それだけでなく子どもを自動車や自転車から守ること、
その対策を考えることも重要。
今回、環八沿いの住民の方から、
「この付近は環状8号線の抜け道となっているため、
狭い道にもかかわらず暴走する車が多い。恐ろしい。
自動車と自転車・歩行者が接触して事故が後を絶たない。
カーナビも高性能で、抜け道を表示。
特に環八が渋滞している、朝と夕は特に危険である。」
というご意見をいただいた。
私も何度も現場に足を運んだが、確かに危険。
危険な場所には何箇所か、看板・ガードレール・スクールゾーン表示の再塗装をしていただいた。
また地元の方の協力により,
特に危険な場所には毎朝、立ち番をしていただいている。
その結果、自動車の注意は少し浸透した。
しかし今でも毎月2?3件の交通事故、毎日1?2回は事故寸前の状況が目撃されている。
今回、私が特に注目したご意見は、
「スクールゾーンの表示の仕方に問題がある。
スクールゾーンは、入り口にのみ表示されているため、
一方通行でない相互通行の道路は、
朝、車両通行止めとは知らずに、反対側から入ってくる車が多い。
特に環状8号線の抜け道となっているため、逆から頻繁に入ってくる。
通学する子どもとぶつかりそうになり、大変危険。」
4月は新入生も入り、人が入れ替わる時期。
このような引継ぎの時期には特に安全対策をしっかりする必要がある。
そこで伺う。
このような道路はここだけでなく、
例えば環状8号線と246号線に挟まれた瀬田地域・桜丘など、
区内に何箇所かある。
この先、スクールゾーンかわからずに迷い込んでくる車への周知を含め、
地域地域に応じた柔軟な安全対策が必要と思われるが、いかがか?
答弁
環状8号線等の幹線道路沿いにおいて、
交通規制を無視しての車の進入は認識している。
対策として、
・地域住民からの通過ルートの聞き取り調査を実施し、対策を警察署等と協議していく。
・通学路への安全対策として、「子どもセーフテイ計画」として、
外側部分や交差点へのカラー舗装化を実施してきた。
さらに必要な外側部分のカラー化、注意看板による啓発、通学時のバリケード設置など、
ハード・ソフト両面から安全性の向上に努める。
ひうち提案
●例えば吉祥寺と青梅街道を結ぶ東十一小路では、抜け道対策として、
・狭さく:車道の道幅を狭くしてスピードを抑制させる。
・ハンプ:高さ10cm程度の緩やかなこぶを道路に設置。スピード抑制効果あり。
・左折のみなどの交通規制を設ける
●またフランス・イギリス・ドイツなどでは、
・時速10kmのゾーン規制
・ハンプ
・狭さく
・ボラード:車止め
このような国内外の例も参考にしてはどうか?
平成20年 第1回定例会 予算特別委員会 都市整備領域2
2008年03月20日
2.幼児の自転車用ヘルメットについて
警視庁は先日、6歳未満の幼児について、
安定した構造の自転車であれば、母親の前後に2人を乗せることを容認することを検討。
関係者に「3人乗り」でも安全に走行できる自転車の開発を要請。
自転車の定員は道路交通法に基づき、6歳未満の幼児1人の同乗が認められている。
違反した場合は2万円以下の罰金。
警視庁は昨年、自転車の教則を改定し、3人乗りを禁じ、同乗者は1人とする予定だった。
しかし実際は母親らが幼稚園の送迎・買い物で3人乗りをするケースが多い。
また母親約6500人へのアンケートで、約4割が反対。
3人乗りを認めるべき、と回答。
このため、警視庁は少子社会の育児支援や女性の社会進出を考慮。
3人乗りをしても安定した構造であれば3人乗りを容認を検討。
実際に次のようなご意見も聞いた。
・保育園に預けるお母さん方は平均3人の子どもがいる。
都内は車で送り迎えが原則禁止。よって3人乗りになってしまうのが普通。
これではまるで2人目の子どもを作るなといているようなもの。
少子化対策・子育て支援に逆行している。
・母親は1人で留守番させている間に家が火事になったらどうしよう?と不安になるもの。
何かあって攻められるのは母親。
赤ちゃんを寝かせて外出するのと、母親が責任を持って自転車で一緒に行動するのと
どちらが危険なのか?
世田谷区では東京一子育てしやすい区を目指している。
このため、3人乗りが容認されたあとの安全対策こそが重要。
子どもが自転車から落ちて死亡したり、後遺症が残ったりするような原因は頭部打撲。
特に転倒・転落事故では、100%頭部に衝撃を受ける、というデータもある。
子どもにとって頭を守ることは特に大切なこと。
道路交通法の改正に伴い、
ヘルメット着用の周知徹底はもちろんのこと、
ヘルメットへの何らかの補助も必要。
京都市では、府内で自転車同乗中に負傷した幼児46人のうち、
4割近くが頭を負傷していることから、
平成20年4月1日から、6歳未満のヘルメット着用を義務づける。
そこで伺う。
世田谷区でも自転車3人乗りへの安全対策として、
6月から施行予定の道路交通法の周知徹底、
またヘルメットへの何らかの補助が必要と思われる。
区の見解を問う。
答弁
・小さな子どもを自転車に乗せたときの転倒事故から子どもを守るため、
東京都がヘルメット着用を呼びかける「ハートフルメットTOKYOキャンペーン」
を平成17年に実施。
このキャンペーンでは、
TV・ラジオ報道、5新聞紙上でのポスター掲載、
安全対策のリーフレットを、都内の園児の保護者30万人に配布。
広く着用促進を図ってきた。
・世田谷区では、東京都から200個の幼児用ヘルメットの配布を受け、
区内7保育園、5幼稚園に提供。
また自転車利用のルールやヘルメット着用のリーフレットを、
自転車商組合の加盟店に転倒配布。PR実施。
・区内自転車商によると、店を訪れる保護者の多くが、
幼児ヘルメット着用の認識を持っている。
値段は2千円から3千円である。
また現在はヘルメットを着用した子どもの姿を多く見かける。
ヘルメットの着用が浸透してきていると受け止めている。
これから法改正の動向を見ながら検討していく。
平成20年 第1回定例会 予算特別委員会 都市整備領域3
2008年03月22日
3.自転車道予算の今後の使い方(主に新事業について)
今まで第2回・第3回定例会で、カラー舗装で自転車の走行空間を確保するなど、
自転車走行空間の確保として自転車道の推進を質問してきた。
自転車の安全利用にあたり、
マナー・ルールの周知徹底とともに、自転車走行空間の確保は大切。
重ねて質問させていただく。
@平成20年度の予算案では、
「自転車走行環境の整備」として、
2486万1千円の予算がついている。
その中に、「自転車走行環境の社会実験の継続」 とある。
昨年から行っている盟約通り・区役所西の社会実験の評価・検証を、
区民との関わり合いの観点からお聞かせ願う。
答弁
今回の社会実験では、利用者や歩行者の方々のほか、
近隣町会、商店会、及び小中学校に調査協力していただいた。
アンケートの結果、
道路交通法上での自転車の通行ルールを知らなかった人が約4割、
通行ルールは知っていたが意識して走行していない方が約3割いる、
また今回の社会実験を実施したことにより、初めて自転車の通行ルールを意識した方が
数多くいた、ということが分かった。
また今回の社会実験では、
交通安全やルール、マナーに対する啓発も併せて行っており、
社会実験を通じて具体的な交通ルールを学んでいただくため、
昨年10月に城山小学校の3年生を対象に、
世田谷警察署による交通安全教室を開催し、
社会実験路線を、実際に自転車や徒歩で通行し、
交通ルールを学んでいただいた。
やはり子どものころから交通ルールを学び、
子どもから大人までが交通ルールを守ることの重要性を再認識するきっかけにしてもらいたい。
A今回の予算案の中に、
「歩道のない道路における自転車走行環境の整備」
が新事業として予算組みをされている。
そこで先日の資料提供に、
「歩道のない道路における自転車環境整備で、モデル地区を選定し、
モデル地区内の歩道のない道路において、新たに自転車通行帯(ブルーゾーン)等の設置を行い、
交通管理者や地元住民、自転車利用者、歩行者等からの意見や提案を受け、
効果や検証を行う」
とあるが、その選定の考え方を、具体的なことも含め、問う。
答弁
平成20年度は、平成19年度の社会実験の成果を基に、
都市計画道路や主要生活道路とのネットワークを構築するため、
モデル地区を選定し、
自転車通行区分や路面標示などの、道路の特性に応じた整備手法、
また交通規制等、
様々な観点から検討する予定。
具体的に想定している地区としては、
主要鉄道駅で自転車利用者が多く、公営・民営駐輪場等が設置されている地域で、
駅を中心に約1km?1.5km四方程度の範囲を考えている。
B今回の予算案の中の、「自転車走行環境整備計画の検討」について伺う。
実際に246から桜新町に入っていく、旧246通りを歩いていて、
パーキングメーターのスペースを自転車道にできないか、
ということがふと頭に浮かんだ。
旧246通りから少し奥に入ると、
コインパーキングもたくさんあり、空車の状態が多いので、
駐車スペースは確保できると思う。
このような場所は
三軒茶屋から環状7号線までの世田谷通り沿いなど、
他にもいくつかある。
このように、車道沿いのパーキングメーターに自転車道を設置できると思うが、いかがか?
答弁
区内でパーキングメーターが設置されている道路は、
都道5箇所、区道3箇所の合わせて8箇所。
パーキングメーターが設置されている道路は一般的に車道幅員が広く、
構造的には自転車走行帯を設置することは可能。
しかし様々な理由があってパーキングメーターが設置されている。
よって仮に廃止し、自転車走行帯を新設する場合、
設置者の警視庁・沿線の地元商店会・町会等と事前に十分な協議を進める必要あり。
このためにはまず、可能性を検討するため、
設置の経緯や地元の意向の把握、
並びに警視庁・道路管理者及びバス事業者等の意見を十分聞く必要があると考えている。
明日は文教領域について、書かせていただきます。
平成20年 第1回定例会 予算特別委員会 文教領域2
2008年03月23日
平成20年 3月28日 金曜日
2.図書館のあり方について
図書館は知の宝庫。
人の知識・教養を高め、心を豊かにすると同時に、
図書館は情報提供の場でもあり、区民の文化力を高める重要な役割を果たす。
書籍や視聴覚メデイアは安価な娯楽の1つでもあるし、
世界に誇る日本の代表的文化である漫画・アニメ・ゲーム・食文化などを充実させるための、
文化発展の拠点としても図書館は重要な役割を果たす。
そういった意味でも図書館の存在は重要。
そこで図書館の今後のあり方について、聞いていく。
図書館に限らず、何か物事に取り組むときには、
長期的な目標・ビジョンを明確にすることが必要。
目標設定をしっかりとたて、」その目標に向かい、できるだけ細かい目標を設定する、
その達成の積み重ねが大きな目標の達成につながる。
平成20年度からの実施計画・教育ビジョンには、
「今後の図書館のあり方を検討する」
とあるので、何点か質問・提案をさせていただく。
@図書館のあり方について、
世田谷区内の16の図書館1つ1つが、
それぞれの地域に合わせたものを専門テーマとし、
それぞれの専門分野が全国的に有名な、16の図書館を作ってはいかがか?
例
文学者図書館
(徳富蘆花、中村てい女、井上靖、柳田国男、志賀直哉、武者小路実篤、大江健三郎、横溝正史、江戸川乱歩、北原白秋、斉藤茂吉など・・・・世田谷にゆかりのある、有名な文学者が多くいることから)
FOOD図書館
(三宿地域には有名なレストラン、また環状7号線沿い・世田谷通り沿いには、有名なラーメン屋さんがある)
スイーツ図書館
(駒沢・深沢地域、また梅が丘辺りには有名なスイーッの店あり。)
アニメ図書館
(サザエさん、ウルトラマンなどが有名なことから)
PARK図書館
(駒沢公園、砧公園、羽根木公園など、区内は公園がたくさんあるので)
フラワー図書館
(公園と並んで多いのは花。世田谷花展覧会、芦花公園花の丘フェアにもあるように、世田谷区には桜・梅はもちろんのこと、その他にも花みずき・アジサイ・つつじ・さぎそう・きんもくせいなど、花の名所がたくさんある)
文化財図書館
(ボロ市など、たくさんの有形・無形文化財があるので。)
遺跡図書館
など・・・・
例えば他区の図書館を見てみると、
調布市といえば映画図書館、千代田区といえばコンシェルジュ、文京区といえば出張所図書館、
というように、
専門性が高くその分野で全国的にも有名な図書館が増えており、
新聞でも取り上げられている。
先日、調布市立図書館を見てまいったが、
映画に関する資料・また映画・アニメなどの視聴覚メデイアがかなり充実していた。
特に視聴覚メデイアは、
ビデオをはじめCD,カセットはもちろんLD、DVDもかなり数がそろっており、
一般の映画だけでなく、もう今は世の中に出回っていない貴重な映画、
またNHKの歴史ものなど教育に関するソフトから調布市の地域に密着したもの、
介護に関するソフトなど、
かなり充実していた。
私はこれからの図書館は、
専門性の高い図書館が望まれると思う。
専門分野に関する書籍がそろっているため、
区内はもちろんのこと区外・全国からも人が足を運ぶような、
専門性の高い個性的なと図書館を作れば、
産業・経済も発展し、産業振興にも大きく貢献し、
また区民の文化力への意識も高まると思う。
答弁
平成20年度からの実施計画、教育ビジョンにおいては、
今後の図書館のあり方を示す図書館ビジョンを策定していくこととしており、
図書館に地域の特色をどのように取り入れるかにつきましても、
検討の課題であると認識している。
今回の質問にあたり、多くの方の意見を聞いた。
その結果、まず図書館に行く目的がない、図書館に行くきっかけ・機会がないのでめったに行かない、
どんなサービスがあるかわからない、働いているので早くしまるイメージがある、
また土日に行ったら席がいっぱいだし、あまりきれいではなかった、
などのご意見があった。
そこで、図書館は主要な新聞がそろっており、何年か分のストックもある、
探している本が区内外の図書館から取り寄せられる、インターネットでの予約も可、
インターネット利用可のところもある、
と紹介したところ、結構便利だな、行ってみようかな、と言ってくださった。
そこで、順次質問をさせていただく。
A図書館機能のPRの仕方について
どんなによい図書館を作っても、いい資料をそろえても、
しっかりと区民の皆様にそのよさを周知・PRしなければ、
宝の持ち腐れになってしまう、
そうならないように、PRの仕方が重要。
私の実体験、皆様の意見から申し上げると、
図書館の利用者を増やすには、まず図書館に行くきっかけを作ること。
図書館に一歩、足を踏み入れるだけでもいい。
建物がきれいだなあ、違う用事で近くにきた、など理由は何でもいいと思う。
ふらっと寄ったら、こんなにいいものがあった、一日中過ごしてしまった!
また利用してみよう!となると思う。
何事もきっかけが重要。
そこで伺う。
例えば、区のHPのトップページにある、予約のアイコンが小さくてわかりにくい。
よってもう少し強調する、
またHPでは、図書館の情報・サービスが一目でわかるように工夫する、
例:館内や書籍・視聴覚メデイアの写真をいれて、カラー部分を増す、
区民の皆様が興味をそそるように工夫をする。
1つ1つの図書館の個性を出すようなHPを作る。
など、HPを工夫して、
区民の皆様が行きたいと思うようにすることも必要と考えるが、いかがか?
答弁
図書館の機能を多くの区民に知っていただくためには、
従来以上に情報の発信に意からを注ぐ必要があると認識している。
現在はHPや広報誌、ポスター等で図書館が実施する事業を紹介している。
今後、ご提案のHPの改善や他の媒体によるPRをさらに工夫していき、
多くの区民の方に足を運んでもらうよう、努める。
続きはまた明日に書きますね!
平成20年 第1回定例会 予算特別委員会 文教領域1
2008年03月23日
先日、予算特別委員会の文教領域で質問をさせていただきました。
今回は主に次の3つのテーマについて、質問をさせていただきました。
1.スクールゾーンにおける安全対策について(学校の対応・協力という観点から)
2.図書館のあり方について
3.中学校給食選択性について(楽しいIT学習という観点から)
順番に書かせていただきますね!
1.スクールゾーンにおける安全対策について(学校の対応・協力という観点から)
先日の都市整備領域の質問では、スクールゾーンにおける安全対策を
、ハード面から質問させていただいた。
しかし安全対策は、ハード面だけではなかなか改善されない。
マナー・ルールの周知・徹底など、ソフト面も必要。
そのためには、区はもちろんのこと、
警察・学校・そして地元の方の協力があって初めて改善されると思う。
そこで学校の対応・協力という観点から伺う。
今回ハード面では、看板やカラー舗装などで注意喚起を促す、などして、
スクールゾーンの周知徹底をしていただけるとのことだったが、
学校の協力体制はどうなっているのか、伺う。
答弁
スクールゾーンは、警察が地域の合意に基づく各小学校からの要請により、
通学路の一部に、一定時間について車の進入禁止などの交通規制をしている地域であり、
道路標識や看板などで規制区域であることを表示している。
通学路の安全対策として、
・現在、学校では通常2箇所に学校主事職員を配置し交通安全の誘導を行っている。
また民間委託の警備員による通学路の巡回も行っている。
・さらに各小学校単位に、PTAやおやじの会、町会・自治会や商店街、高齢者クラブなど、
地域の方々により組織された「子どもボランテイア」の皆さんが、
小学校・警察等と連携し、児童の登下校の時間に合わせ、
通学路や地域内を徒歩・自転車等によるパトロールや見守りなどを行っている。
子どもの安全を確保することは、学校の取り組みはもちろんのこと、
保護者をはじめ地域の人々が連携・協力し、
「できをことを」 「できるときに」「できる範囲で」継続的に活動することが肝心。
安全対策に努めていく。
平成20年 第1回定例会 予算特別委員会 文教領域3
2008年03月30日
平成20年3月29日 土曜日
2.図書館のあり方について
B開館時間について
先ほどのご意見の中で、図書館にめったに行かないという人の中に、
朝から晩まで働いているので行く時間がない、
また専門書を見たいが、仕事から帰ったらもうしまっている、
という声をいただいた。
平成18年にできた経堂図書館は21時3お分まで開いており、
仕事帰りに寄ることができる、と好評。
しかし区内図書館の開館時間は、経堂図書館以外は、
平日は19時までである。
他区を見てみると、
港区・千代田区の図書館はすべて平日22時まで、
豊島区では中央図書館は22時まで。
目黒区・中央区は、中央図書館は21時まで。(中目黒駅前は21時45分まで。)
となっている。
世田谷区でも開館時間を延長すべき、
その地域・場所によってニーズのある場所は開館時間を柔軟に考えるべきと考える。
区の見解を問う。
答弁
平日の日中に仕事や学業など、様々な理由で、
図書館の利用が困難な区民の方々がいらしゃることは承知している。
こうした状況から経堂図書館の開館時間を延長した。
立地や地域性を踏まえた上で、
図書館の開館時間について、今後図書館ビジョンの策定の中で検討していく。
C閲覧席の充実について
高校生から図書館を利用していていつも思うこと。
それは、専門書を調べてレポートを作成したいと思うのだが、
閲覧席が少なくいつも満席なので、なかなか調べられない、ということ。
区民の方にもお聞きしたが、
法律などの資格をとるための専門書は値が張るので図書館で見たいが、
閲覧席がいつも満席。
ひどい時には席取りだけしている、
というご意見をいただいた。
世田谷区内の図書館閲覧席の数は人口84万人に対し、21図書館で638席。
他区の状況は、
大田区は人口66万人、15図書館で29991席、
渋谷区は人口19,7万人、7図書館で1120席、
港区は人口19万人、6図書館で1222席。
世田谷区は閲覧席が少ないのが現状。
図書館でしか見られない専門等もあり、
いい資料があっても閲覧席が少なければ利用者が減ると思う。
今後増やしていく必要があると思うが、いかがか?
答弁
利用者が読書に集中できる環境を提供することは、
図書館にとって重要なこと。
休日は満席となることも多く、利用者からは増設のご要望もいただいたいる。
限られたスペースの活用を工夫し、可能な限りご要望にお応えできるよう、努める。
学校図書館の活用について、また中学校給食選択制について、
は後日書かせていただきますね!