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行政視察1
2007年08月01日

 皆様、大変ご無沙汰しております。

 参議院選挙も終わり、、私の政治活動も再開できるようになりました。

 また、再びブログを書いていこうと思います。

 皆様、読んでくださいね。
 参議院選挙期間中、7月17日から19日まで、

区民生活委員会の視察に行ってまいりました。

 行政視察の行き先と内容をご報告させていただきます。

1日目は尾道市を訪れ、携帯観光ナビシステムを見てまいりました。

携帯電話を利用し、観光案内やまちの文化・歴史などの情報を提供するシステムで、
「どこでも博物館」と名づけられており、
具体的には、
・尾道の町中に点在する150箇所のアクセスポイントには
QRコードが印刷されており、
そのコードを携帯電話で読み取ると、
その場の情報が手軽に、
しかも簡単に得られる。
・「どこでも博物館」のホームページから、
アイコンやリーフレットに記載されている
3桁の番号を携帯電話に入力すれば、
欲しい情報を取得できる。
というものです。

この携帯観光ナビシステムを導入するメリットとしては、
・携帯電話を使って、欲しい観光情報が手軽にしかも簡単に得られる。
・観光スポットのWEB上に設置された
「置き手紙」という掲示板機能により、
観光スポットの情報をユーザー間で交換できる。
・地域間交流や、地域コミュニティの活性化につながる。
 
・地域情報の発信がテレビ番組やCM製作、雑誌の特集のロケハン資料となり、

尾道への集客増の寄与した。

・コミュニティFM放送の防災情報をWEB共有化することや、
GPS位置情報システムを用いた防災マップの作成を
学校、NPO、住民と行うことにより、
防災意識の向上につながる。

デメリットとしては、
・観光スポットにある、QRコードの認識精度が悪く、
しばしばサインのメンテナンスを行わざるを得なかった。

・掲示板の情報の書き込みのパトロールに追われている。
ということが挙げられます。

今回の尾道市の視察を通し、

観光都市である尾道市と、世田谷区とでは
歴史的な背景も違うので
このシステム導入の背景も
参考になりにくい部分があると感じました。
しかし、「情報発信体制を強化する」といった点では
参考になりました。
1日の平均アクセス数が1000?2500と多いことからも、
QRコードといった、携帯電話を利用することで、
情報が簡単に、しかも手軽に得られる。

ということは、
これからの行政に生かせる、と思います。

例えば、
公共サービスの内容を、
区民の皆様に
今まで以上に知っていただく1つの手段として、
参考になるのではないか、

また地震などの災害時に情報発信の道具として
使えるのではないか、
と思いました。

また、視察の自由時間に
実際に尾道市内を歩いていて感じたことは、
尾道の地元の方は、何よりも自分の住んでいる町を愛している、
ということです。
私が1歩歩けば、皆さんは地元の情報を親切に、そして熱心に教えてくれました。
その地元を愛する心が通じ合って1つになって、
地域コミュニテイの活性化にもつながっているのだ、と強く思いました。
このことは、地域コミュニテイーが希薄になっている現在、
重要性を改めて思い知らされました。
参考にするべきことだと思います。

明日は、視察の写真と、
2日目の視察について、書かせていただきますね。

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行政視察2
2007年08月03日

 2日目は四国中央市に行き、
テレビ窓口システムについて、見てまいりました。
 さて皆様、四国中央市とは
今までに、あまり聞き覚えのない市ではないでしょうか?
そうです。
実は四国中央市は
愛媛県東部に位置する、
川之江市、伊予三島市、宇摩軍土居町、宇摩軍新宮村の
2市1町1村が合併して、
平成16年に誕生した、
人口約9万5000人の市なのです。

合併に伴い、
市役所機能が本庁と3総合支所に分散したことから、
専門的な相談や申請など、市民が本庁まで出向く負担を軽減するため、
ウエブカメラ付きパソコンを配置し、
3総合支所の市民窓口センターにテレビ電話を設置しました。
それにより、
本庁の各担当者と直接、相談や問い合わせができるような
システムの導入が可能となったのです。

テレビ電話を設置するメリットとしては、
・市役所機能が本庁と3総合支所に分散したことにより、
 専門的な相談や申請の場合、
 市民が本庁の担当課まで出向く必要が出てきた。 
 テレビ電話導入により、市民の負担を軽減できる、
 そして地域間の行政サービスの格差を是正できる。

・テレビ電話の導入により、
 本庁以外の支所でのワンストップサービスが可能となる。
 そしてワンストップサービスの更なる推進を図ることができる。

ということが挙げられます。

デメリットとしては、
・テレビ電話に対して抵抗を持つ人もいっらっしゃるのか
 利用状況が、月平均して約60件と、
 利用者が少ない。
・職員の間でもテレビ電話が浸透しきっていない、
 意識が薄い。
 ということが挙げられます。
 世田谷区でも支所形態をとっているので、

 四国中央市の視察は、いろいろな意味で

 参考になりました。
 

 利用者が月平均約60件と、少ないことに対して、
テレビ電話システムがいかに周知されていないか、
ということを考えさせられました。
また需要が本当にあるのだろうか、
需要に見合ったものを導入すべきなのでは、
と思いました。
しかし、テレビ電話は、
ワンストップサービスの推進を図るためにはいい手段ではないか、
また高齢者や障害を持つ方にとって、有効な手段となるのではないか
と思い、
四国中央市の視察もいろいろな意味で勉強になりました。
これからの行政に生かしていきたいと思います。

明日は3日目の松山市の視察について書きますね!

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行政視察3
2007年08月06日

ブログの更新が遅くなって、本当にごめんなさい。

3日目は愛媛県松山市に行き、 
 
平成17年度の県庁設備の更新を機に、
 
省エネ対策として行われた、
 
ESCO事業を見てまいりました。
ESCO事業とは、
 
「Energy Service Company」

の略称で、
 
 
ESCO事業者が顧客に対し、
 
それまでの環境を損なうことなく、省エネ改修工事を実現し、
 
その結果得られる省エネ効果を保証することです。
 
 
 
 
 
具体的には、
 
工場やビルの省エネルギーに関する診断をはじめ、
 
方策導入のための設計・施工、
 
導入設備の保守・運転管理、
 
事業資金の調達
 
などの包括的なサービスを提供する事業のことなのです。
 
 
 
愛媛県がESCO事業を導入するメリットとしては、
 
・新たな財政支出を必要とせず、省エネルギーを実施できる。
具体的には、省エネルギー改修にかかるすべての経費(建設費、金利、ESCO事業者の経費)
を、光熱水費の削除分でまかなえる。
 
 
・契約期間終了後の光熱水費の削除分は、全て県のコスト削除分となる。
 
・愛媛県の取り組みを通じてより一層、省エネルギーへの関心が高まるとともに、
 
ESCO事業への普及促進への一助となる。
 
 
 
が挙げられます。
 
 
 
 具体的に愛媛県のESCO事業の内容は
 
 
 例えば、高効率変圧器への更新、
 
蛍光灯照明における超高効率反射板の導入
 
などです。
 
 
 そして大切なことは、ESCO事業導入にあたり、
 
NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)
 
の補助金を受けている、ということです。 
 
 
 
 
 
 
今回の視察を通し、ESCO事業をすることで、
 
省エネに対する、市民の皆様の意識が高まるのではないかと思い、 
 
 
その点では、参考になりました。
 
 
 
1人1人が省エネを意識し、
 
エネルギーを無駄に使わないように気をつけることこそが、大切なのではないか、 
 
と改めて思いました。

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平成19年 世田谷区たまがわ花火大会
2007年08月19日

今年の夏、
 
馬事公苑で行われたふるさと区民祭りや、下北沢の阿波踊り、
 
 
一昨日行われた、たまがわ花火大会など、
 
 
数々のお祭りに参加をさせていただきました。
 
 
 
遅くなりましたが、ご報告をさせていただきます。
 
 
 
8月18日、世田谷区たまがわ花火大会に行ってまいりました。 
 
 世田谷区たまがわ花火大会は、区政75周年記念として5年ぶりに 開催されました。
 
 
実は、私がミス世田谷だったときにも見に行きました。

 
実はその時以来、見に行っていなかったのですが、
 
 
今回久しぶりに行ってまいりました。
 
 
 
 
花火に感動したことは以前と変わっていませんが、
 
 
ミス世田谷の時と明らかに違うことは、
 
 
区民の皆様がいかに安全で快適に花火を楽しめるか、
 
 
を常に考えるようになったことです。




花火といえば、以前に明石市民夏祭り花火大会で、
 
花火大会の帰りに将棋倒しになり、
 
多くの方が死傷されたことが記憶に残っています。
 
そのようなことが2度と起きないよう、
 
細心の注意を払って細心の注意を払って警備に当たらなければなりません。
 
 
 
 
当日かなり早くの時間帯から、駅の周りの道を1方向にするなど、
 
 
人の流れをスムーズにするなどの対策をとっていました。
 
 
また、何かの時のために、消防庁の現場救護所を広く設けていました。
 
 
 
何事もなく終わり、ほっとしています。  
 
 
 
 
ただ気になったことは、
 
 
これは今回の花火大会に限ったことではないのですが、 
 
 
携帯電話がつながらなくなる、ということです。
 
 
携帯電話が使えない、という気持ちで花火を見に行かないと、
 
 
待ち合わせはもちろん、何か事故があった時には大変なことになります。 
 
 
このことは地震があった時にも同じことが言えると思います。
 
 
いろいろと考えさせられることが多く、勉強になりました。 

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防災まちづくりセミナー
2007年08月29日

先週の土曜日、野沢の旭小学校で行われた、
 
 
「阪神・淡路大震災に学ぶ防災まちづくり」
 
 
のセミナーに参加をさせていただきました。 
 
 
 
 
防災都市計画研究所の吉川先生からお話がありました。 
 
 
まず、地震が起きた時、被害の大きさは季節や時間帯によって変わりますが、
 
 
阪神・淡路大震災の時に被害拡大の原因のなったことは主に、
 
 
火災による焼失と木造老朽家屋の倒壊です。
 
 
この地震ではなんと、約6400人もの方が亡くなりました。 
 
 
 
 
このような地震を踏まえ、私たちに残された課題は、 
 
 
・いつ起きるかわからない地震に備え、防災へのイマジネーションを鍛える。
 
・避難所周辺を中心とする主要生活道路を整備し、避難所へアクセスする道路を増やす。
 
・地震が起きた時の安否確認のため、名簿をつくる。
 
 
 
 
です。やはり区民の皆様と行政が協力し合って初めて防災対策になる、と思います。 
 
 
 
 
 
そのためには、常に地震が起きたらどうするか、 
 
 
 
というイマジネーションを鍛えること、
 
 
 
そして地域と若い世代が協力し合い、 
 
 
安否確認をする。 
 
 
 
そのためには要援護者の名簿作りが大切なのです。 
 
 
 
 
私の役目は、若い世代の方々が地域に入り、 
いかに地域と協力するか。
 
 
 
だと思っております。これはこれから直面する、難しい課題でもありますが
 
 
少しずつ解決していきたいと思います。

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平成20年度予算検討会
2007年08月30日

27日・28日に、世田谷区の新年度の予算編成に向け、
 
世田谷区民健康村 ふじやまビレジにて、
 
 
会派の予算検討会に参加をさせていただきました。
 
予算検討会の内容は、まだ書くことはできませんが、
 
 
どの分野にどれくらいの予算をつけるかを話し合い、
 
 
多くのことを勉強させていただきました。
 
 
 
 
 
予算検討会の内容がまだ書けないので、
 
 
今日は川場村を紹介したいと思います。
 


皆さんは川場村をご存知ですか?
 
 
 
川場村は群馬県利根郡にあり、世田谷区と縁組協定を結んでいる村です。 
 
 
具体的には、
 
世田谷区と川場村では、都市と農村との交流を通して、
 
 
自然とのふれあいや人との出会いを大切にしながら、 
 
 
相互の住民と行政が一体となって
 
 
"村"づくりを進めていこうという趣旨で、 
 
 
昭和56年に「区民健康村相互協力に関する協定(縁組協定)」 
 
 
を締結しました。 
 
川場村は、いわば世田谷区の「第二のふるさと」なのです。 
 
四季折々の自然の中で、 
 
 
バーベキュー、テニス、野球、サッカー、釣り、スキーなどが 
 
 
楽しめます。 
 
 
 
また、宿泊施設は「ふじやまビレジ」・「なかのビレジ」があり、
 
 
 
区民の皆様なら1泊2食付で、大人4300円?、小人3300円?
 
 
泊まることができます。
 
もちろん温泉もあります。
 
 
 
また、健康村里山自然学校として、 
 
 
やま(森林)づくり塾、農業塾、茅葺塾
 
 
があり、
 
 
利根川上流域の川場村と、その水を享受している世田谷区の両民が、 
 
 
共に汗を流して森を守り、育て、そして学び、遊ぶことができます。
 
 
 
 
実はミス世田谷のときも川場村に行かせていただきました。
 
こんな素敵な健康村を利用しないなんてもったいない、 
 
 
と、以前から思っておりました。
 
 
 
 
 
皆さん、是非利用してくださいね!
 
 
 
アドレスはhttp://www.furusatokousha.co.jp


です。

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