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平成27年第1回定例会 予算委員会

◎浸水対策

○土のうステーションの区内全域への設置

取り上げた理由(課題)
近年、短時間に局所的な豪雨が発生している。昨年の6月24日に烏山でヒョウを含む集中豪雨があり、6月29日には北沢で集中豪雨があり、共に床上を含む浸水被害が発生。10分間に30ミリ以上の雨が降るなどにより、これまで浸水被害が無かった場所などでも、浸水被害が発生している状況。

ひうち質問・提案
1土のうステーションの区内全域に設置が必要。(現在、36か所)
2土のうステーション36か所は、6か月で約4800個の利用あり。しかし返却が数十個であることから、土のうを自宅に置いてもよいように、土のう袋の強度が重要。また、土のう袋の交換・配布なども必要。

答弁:
1予定を2年前倒しして、平成27年度中に土のうステーションを、区内全域に設置。
2土のう袋の有効活用が必要。土のう袋は、直射日光をさければ10年以上使用できるが、屋外に置いたままの場合は、数年で袋が劣化することもある。土のう袋の配布を検討する。

○桜丘4丁目における環八沿いの浸水対策について
取り上げた理由(課題)
この地域は、特に浸水被害が頻繁に起きる。

ひうち質問・提案
雨水貯留浸透施設を、道路の下に設置すべき。
具体的に、雨水を浸透させるだけでなく、貯留する機能も兼ね備え、雨水30㎥程度を一時的に貯留できるタイプの雨水貯留・浸透施設を設置し、雨水が一気に下水道に流れないようにすべき。また、他の地域にもこの雨水貯留浸透施設を設置すべき。

答弁:
・桜丘4丁目19番地先には、今年度4月から8月に、道路の改修工事に合わせ、雨水の浸透機能に加え、貯留機能も兼ね備えた、雨水貯留浸透施設を道路の下に、新たに設置していく。来年度は、桜丘4丁目15~14番先に設置予定。
・今後も、雨水を地下に浸透させる、透水性アスファルト舗装、道路側溝に雨水浸透ますを設置し、下水道や河川への雨水を抑制する対策を講じる。

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◎基幹システム障害の再発防止策

取り上げた理由(課題)
昨年8月4日に世田谷区の基幹システムがダウンし、住民票の転出入の入力や国民健康保険の加入などができなくなり、区民の方々に迷惑がかかった。
基幹系システムの前段に配置する負荷分散装置に原因があり、高負荷になっていることが判明。

ひうち質問・提案
① 「システム監査技術者」や「公認システム監査人」などの資格を有する有資格者による外部監査を実施すべき。
② 年1回の外部監査を、半期に1回にすべき。
2008年以降、上場企業では四半期ごとの監査を行い、決算の開示をしている。また、J-SOX法に基づき、システムの確認も実施していることから。
③ 昨年のシステム停止は負荷分散装置のダウンだったが、データベースが破損してしまうと、より深刻。復旧に多大なる時間を要するとともに、場合によっては、一部の情報が失われるリスクもある。そこで、経済産業省の「データベース・スペシャリスト」や「オラクル・マスター」のようなデータベースの有資格者を区の職員として配置すべき。
④ 災害対策の観点から、バックアップを別の施設に保管するなど、データベースバックアップ媒体を多重化すべき。
⑤ 報道等によれば、2017年4月より、消費税に軽減税率が導入され、複数税率化される見込み。システムと消費税の専門家からは、一部の会計システムでは、消費税額を明細単位ではなく、伝票単位で計算するシステムや、税率をハード・コーディングしており、複数税率対応が困難なシステムもあると聞いている。対応が遅れると期限までに間に合わなかったり、コスト増大に繋がるリスクもあるので、早めに計画を立てる必要がある。収入側の行政サービスについては原則非課税だが、支出側は課税のものも多く、注意が必要。複数税率化した場合、システムの改修などが必要になる場合も考えられる。そこで、区の施設内のシステムにおいて複数税率対応の影響調査を実施すべき。

答弁:
① 情報セキュリティ外部監査は「公認情報セキュリティ主任監査人」「公認情報システム監査人」「システム監査技術者」の資格を有する外部の専門事業者が行っている。監査対象は、毎年原則、1所属を対象。これまで、9課、14システムに対して実施。
② 共通番号制度の開始に伴い、特定個人情報保護の視点から、新たな監査を検討している。今後、監査の実施頻度も含め、システム監査技術者の資格を持つCIOアドバイサーなど、外部の意見を聞きながら、確実に監査を実施していく。
③ 区の職員は、技術職ではないが、技術的知識について、計画的にスキルアップを図っている。
④ バックアップを別の施設に保管することは、現在の基幹システムが外部データセンターでの4区の共同利用であり行っていないが、4区間で引き続き研究していく。
⑤ 国の動向を見て、必要な影響調査を行っていく。

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◎市民大学について

市民大学とは?
・昭和56年に、市民自治の担い手を育成することを目的に設立。現在、政治、社会、人間、経済といった幅広い分野のコースがあり、これらの講座の他に、各専門分野のトップクラスの教授を招いての講義、討論などが展開される2年間のゼミナールもある。生涯大学とは違い、区民の方々のアカデミックを追求しており、専門的なのが特徴。
・平成25年に、旧都税事務所から池尻にある、せたがやがやがや館に移転し、現在は生涯大学と一緒のキャンパスとなっている。

取り上げた理由(課題)
受講生の方から、「20年、市民大学に通い続けているが、都税事務所からがやがや館に移転して、駅から遠く、年を重ねるごとに、通うのが辛くなってしまう。また、教室も以前より狭くなり、通い続ける人も減ってきた。」とのご意見をいただいている。
また、市民大学が縮小されるのではと、心配の声もある。

ひうち質問・提案
行政が行っている大学の中で、ゼミがあるのは市民大学だけであり、また市民大学は、区民の方のアカデミックを追求し専門的な大学で、市民大学は貴重であると考える。
受講生の方からは、縮小されるのではないか、といった懸念の声もあるが、今後、場所等も含め、縮小ではなく、事業をより充実させてほしい。区の方向性について、見解を伺う。

答弁:
・市民大学のキャンパスは、都税事務所の建替えに伴い、平成25年からせたがや がやがや館に移転した。今年度には、生涯大学もがやがや館に移転し、大学事務局を一本化して、事務の効率化を図っている。
・市民大学では、カリキュラムの構成や内容に受講生の意見を取り入れる目的で受講生企画会議を設け、サマーフォーラムや年2~3回の公開講座などの企画・運営に携わってもらっており、これらの講座には定員を上回るご応募をいただくなど、大学事業を受講生と一緒に盛り上げている。
・今後も、市民大学は、区民の高度な学習意欲に答えるとともに、市民自治の担い手としての人材の育成に向け、事業の充実に努めていく。

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◎世田谷区の観光資源の活用

取り上げた理由(課題)
世田谷区には、日米の絆を作り上げた名宰相、井伊直弼が眠る豪徳寺や、日本を近代国家へ導いた吉田松陰が祀られる松陰神社などがあり、観光資源が埋蔵している。しかし、まだまだ外国人観光客へのPRが足りない。

ひうち質問・提案
・2020年に東京オリンピックが開催される。政府は2030年までに外国人観光客3000万人をめざす、としており、外国人観光客による経済効果は大きい。
2・014年に日本を訪れた外国人旅行者数は、推計、前年比29.4%増の1341万3600人(推計)で、過去最高。また、訪日客が旅行中の買い物などで使った金額は推計で43.3%増の2兆305億円となり、初めて2兆円を超えた、とのこと。
ここで、今後、東京オリンピックに向け、外国人観光客に、世田谷の観光資源を積極的にPRし、世田谷に来ていただくよう、いろいろな工夫が必要であり、このことは景気活性にもつながる。
・そこで、例えば、①現在あるせたがやぷらっとのアプリの周知、②多言語機能の強化、③ケリー米国務長官やケネディ駐日米国大使に、豪徳寺に参拝していただくよう、働きかける、④区内に6つある大使館などとの連携、が必要。

答弁:
・「せたがや見どころマップ」の中で、歴史をたどるコースとして紹介している。
・来年度、観光アプリの翻訳機能で、英語、中国語、韓国語以外の多言語機能を強化する予定。
・また、今後、外国人旅行者を増やすため、インターネットの活用や、区内の大使館との連携も視野に入れて取り組む。

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◎保育園待機児童対策

○保育園入園申し込みの窓口対応について

取り上げた理由(課題)
先日、保育園を希望されているお父様から、職員の窓口対応がひどすぎる、人によって必要書類の内容が違うなど、あたりはずれがある、とのご意見をいただいた。
お父様いわく「保育園の入園希望の際、中野区では沢山の書類が必要、と聞いていたので、2014年8月11日の提出締め切り直前に、電話で必要書類を確認した。そうすると、『他の区では必要かもしれないが、世田谷区では両親の勤務証明書以外は必要ありません。』と電話で言われた。しかしあまりに少なく心配だったので、その後もう1度電話で問い合わせをした所、勤務スケジュール表、一時保育に預けている受託証明書以外に知人宅に預けている受託証明書も必要だったことがわかった。そしてその時点では締め切りを過ぎていたため、『今回の選考では、不足書類があるため、その分の点数は加算されません。9月分の選考になります。』と言われた、とのこと。
また、窓口に行った際、保育園申し込みが初めてでわからないので、「世田谷区ではどのくらいの人数が待機児童なのか?何人くらいが志願していて、何人くらいが入れるのか、大体の数字で良いので、無理なら大体の割合だけでも良いので教えて下さい。」と言っても、「その数字聞いて、何か解決になりますか?」という返答が返ってきた、とのこと。

ひうち質問・提案
ただでさえ、保育園に入れないのに、窓口の対応も悪かったら、区民の方の怒りは頂点に達してしまう。せめて窓口だけでも、丁寧に対応していただきたいと思う。
またそれぞれの職員の方の返答が違うことは、あってはならないことだと思います。誰に当たっても同じ答えになるよう、統一見解にしていただきたい。

答弁:
個々のご家庭の事情が異なることなどにより、相談内容について十分説明することができず、委員ご指摘のように苦情をいただくこともある。申し訳なく思っている。今後は保育課及び5支所の子ども家庭支援センターで担当者によって対応が異ならないよう統一した対応をしてまいる。

○待機児童の保護者のための相談窓口体制

取り上げた理由(課題)
児童福祉法24条では、「幼児又は児童の保育にかけるところがある場合において、保護者から申し込みがあったときには、それらの児童を保育所において保育しなければならない。ただし、付近に保育所がないなど、やむを得ない事由があるときには、その他の適切な保護をしなければならない。」とある。この但し書きに対する区の見解は、次の通り。
「区では、認可保育所に入園できない場合は保育所にかわり保護ができる認証保育所、保育室、保育ママ、家庭的保育事業など、認可外保育施設での保育を実施している。さらに、認可外保育施設、保育室、一時保育専用施設を利用した一時保育に取り組むとともに、認可保育所、認可外保育施設の空き情報をホームページ等で公開するほか、窓口や電話で相談に応じるなど、できる限りの対応を行い、法の目的達成に努めている。」としており、法24条但し書きの対応をそれなりにしている、ということだった。

ひうち質問・提案
一方で区のHPを見ると、認可保育園以外の待機児童の受け入れについて案内があり、それぞれの空き数は、2月末で認証保育所18名、保育室0名、家庭的保育事業0名、保育ママ0名の18名。
1000名を超える待機児童の親にこの情報を見せることによって、適切な保護をしていることになるのか?窓口や電話での相談とは具体的にどのようなことを行っているのか、区の見解を伺う。

答弁:
入園を望む保護者の皆様のご希望にそうことが厳しい状況にあり,たいへん申し訳なく思っている。窓口や電話などを通じて、できるだけきめ細かく入園を希望される方に必要な情報をしてまいる。

○保育園選考の際の情報提供について

取り上げた理由(課題)
一次選考に漏れた方から、次のようなご意見をいただいた。
「一時選考の結果通知が来たが、区のHPにはなにも発表されていない。また、どのような選考方法で選考が行われ、結果として何人が入園することができたのか、なにも記載されていない。自分は、どのくらいの位置にいるのか、点数など、もう少し情報がほしい。」

ひうち質問・提案
区のHPの添付ファイルの細かい数字を追っていくと何人の申込みがあったのか、についてはわかるが、選考の結果、一体何人が待機になったのか、わからない。
これだけ保育サービスへの要求が高まっているのであるから、次につなげるためにも、区はもう少し詳細な情報提供をするべきと考える。

答弁:
今後、入園選考及びその結果についての通知文の内容について、詳細な情報提供を検討する。

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◎事故再現型の自転車安全教室「スケアードストレイト方式」の拡充

このテーマは、6年前から何度か取り上げている。

スケアードストレイトの安全教室とは?
・スケアードストレイトを直訳すると「恐怖を直視する」という意味。元々、アメリカで犯罪を抑止するために行われていた方式で、刑務所の過酷な現状を実際に見学させ、犯罪防止につなげる、というもの。
・現在、日本では自転車の安全教室などに使われており、ただの安全教室ではなく、スタントマンと呼ばれる方々が、実際に目の前で自転車と歩行者、また、自転車と車がぶつかる場面を再現し、その恐怖から事故の恐ろしさを体験してもらい、それにより交通事故を抑制する取り組み。
・平成20年から世田谷区でも、中学校3年間で1回、また地域のイベントの中で、例えば千歳烏山の区民センター広場や、コヤマドライビングスクールでの親子イベントの際に、自転車の安全教室の一環として行っており、今までに計111回の実績がある。

取り上げた理由(課題)
自転車が関連する事故が、交通事故全体の約4割。都内ならではの数字。

ひうち質問・提案
中学生の父兄の方から「中学生3年間で1回しか経験しないので、事故再現型のスケアードストレイトの自転車安全教室を増やしてほしい。」とのご意見をいただいた。
そこで、地域のイベントとして、学校を核として休日に学校の校庭で行うなど、地域の方も参加できるスケアードストレイトの安全教室を行うことが有効。
それにより、生徒だけでなく親子、地域の高齢者の方など、幅広い世代の方に参加していただけると考える。見解を伺う。

答弁:
今後、より幅広く多くの方々にご参加いただけるよう、地域や警察とも連携しながら、効果的な実施に努める。

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◎レンタサイクルの拡充(コミュニテイーサイクル)

平成25年第4回定例会で質問した。進捗状況を問う。

現状
桜上水~経堂~桜新町~等々力間では、24時間365日、どこで借りてどこに返してもいい、コミュニティーサイクルを実施。その他にも、単独で三軒茶屋2か所、成城学園前1か所で、レンタサイクルを実施。

取り上げた理由(課題)
三軒茶屋でレンタサイクルを利用している区民の方から、次のご意見をいただいた。
「4カ所のコミュニティ-サイクルを使っており、そのカードを持っているが、三軒茶屋で自転車を借りるときにはこのカードは使えず、三軒茶屋用の利用者カードを別につくらなければならない。不便だ。」

ひうち質問・提案
現在、桜上水~経堂~桜新町~等々力間は、どこで借りてどこで返してもよいコミュニティーサイクルになっているが、三軒茶屋、成城学園前は単独のレンタサイクルとなっている。
縦のラインだけでなく、三軒茶屋をつなげて横のラインも充実させ、最終的にはコミュニティーサイクルという名のとおり、面的な広がりをすべきと考える。

成果
平成27年度中に無線ランによるシステムの構築、作動テスト等を行い、平成28年4月からコミュニティサイクルポートとして運用を開始する予定。

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◎自転車保険について

取り上げた理由(課題)
昨年、兵庫県で発生した自転車事故に関する民事訴訟において、9500万円という高額の損害賠償判決が出た。自転車事故は、予期できず、故意でなくとも加害者になりえる可能性もある。

ひうち質問・提案
相手を守ると同時に、自分を守るためにも、自転車保険の加入が必要と考える。
こ兵庫県では自転車保険への加入を義務付ける条例が提出され、3月に可決された。
この動きについて、世田谷区でも同様の条例を設けるべきと考える。

答弁:
・東京都では、既に平成25年7月1日付けで、「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」で、利用者の保険加入について努力義務を定めております。そのため、区でも、これに基づき保険の加入について促している。
・今後、他自治体の動きを注視するとともに、兵庫県条例の内容について、研究する。

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◎「図書館カウンター二子玉川」について

このテーマは、平成21年第3回定例会から何度か取り上げている。

取り上げた理由(課題)
図書館配置についてはエアポケットという考え方があり、そのはざまに当たる地域の方々は図書館不便地域となっていることも事実であり、二子玉川を初めとして、下北沢や三軒茶屋といった駅周辺は図書館不便地域である。

ひうち質問・提案1
何も大きな図書館をつくらなくても、駅のちょっとしたスペースを利用して、ICTを活用して図書の検索、取り寄せ機能と返却ボックスを置けば十分に機能し、図書館不便地域への図書館ターミナルの設置、特に二子玉川への設置について質問してきた。
その後、検討が進められ、名称が図書館カウンターに変わって4月下旬に開設予定である。
図書館カウンターの意図する所は、駅の近くにあり、仕事帰りに立ち寄ることができる、夜遅くまで開館していることが重要。詳細を伺う。

答弁:
・平成27年4月22日に、区内で初めての「図書館カウンター二子玉川」がオープンする。
・場所は二子玉川ライズショッピングセンター・テラスマーケット2階。駅から4分。開館時間は、9時から21時。休館日は第3木曜日、年末年始。
・名称については、受付窓口、カウンターが中心の施設機能なので、利用者がイメージしやすい名称に変更した。

ひうち質問・提案2
二子玉川に初めて来た方のために、観光・防災の観点から、図書館機能の他に、行政情報を取得できるようになれば、利便性が高い。観光コンシェルジュとして、観光や地域の情報、防災マップなどの情報も提供できるようにすべき。

答弁:
行政情報は、デジタルサイネージやパンフレット等で行う。図書館情報、防災マップ、二子玉川の観光情報や地域の情報も提供する予定。

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◎図書館の開館時間延長について

このテーマは過去何度か取り上げた。区民の皆様の声が多いことから、再度取り上げる。

取り上げた理由(課題)
現在、16の図書館の開館時間は平日19時まで、休日などは17時まで。
経堂図書館のみ平日21時まで、休日20時まだが、その他の図書館は早く閉館する状況。
特に、働く世代の方々からは、「仕事帰りにちょっと立ち寄りたいが、閉まっており、残念。経堂図書館は、火曜日から土曜日は21時までですが…それ以外は19時なんて」との声をいただいた。

ひうち質問・提案
他区の図書館の開館時間状況は、
文京区:日曜日以外は21時まで
江戸川区:21時30分まで
新宿区:4つの図書館で21時45分まで
千代田区:2つの図書館で22時まで
今後、世田谷区でも働く世代の方々が、仕事帰りに立ち寄れるよう、開館時間の延長を検討すべき。

答弁:
・経堂図書館の19時以降の利用者は、多い日は500人を超える状況。
・今後、開館時間の延長を検討する。

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◎中央図書館の照明の暗さ解消策

取り上げた理由(課題)
中央図書館では、節電のためか、照度が足りないような気がする、とのご意見をいただいた。

ひうち質問・提案
図書館は本を読む場所。節電は必要だが、必要以上に照度を下げるのではなく、その場所・目的を考えた照度にすべき。
特に曇りの日などは、読書に適した明るさにしていただきたい。

答弁:
中央図書館は、1階、地下1階のフロアにあるため、窓のない所や館内の隅の部分など少し暗い所もある。
今後、改修工事などの機会を捉え、改善していく。

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◎学校給食の食材の安全性について(世田谷産野菜の割合を上げるべき)

取り上げた理由(課題)
近年、食品安全への関心が高まっており、特に子どもたちの食材には、極力国産品を使うようにし、極力無農薬/低農薬品のものを使用するべきだと考える。

ひうち質問・提案
世田谷産野菜は、極力無農薬・低農薬品で味も美味しく、安全である。
現在、区立小中学校の給食では、東京産や世田谷産野菜、せたがやそだちを給食に取り入れているが、無農薬・低農薬という観点からも、また地産池消という考え方からも、さらに、学校給食の食材に、世田谷産野菜「せたがや育ち」を使うようにすべき。

答弁:
・世田谷産食材を活用している学校は、平成26年度の調査では、小学校では21校、中学校では19校で、全体の4割強の学校が活用している。
・児童・生徒が実際に給食で食べることで、世田谷の野菜を知る良い機会となっており、学校からも積極的に活用したいとの話も聞く。
・一方で、JAや食材納入業者、農家等から購入する際の量の確保や、学校への搬送が困難である等の課題はあるが、今後も、JA等食材納入業者と協力し、「世田谷産野菜」を積極的に取り入れていきたい。

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◎東急田園都市線のラッシュ時の混雑緩和策

取り上げた理由(課題)
・用賀にお住いの方から、「田園都市線のラッシュ時の混雑は酷すぎる。本当に押しつぶされてしまう。混雑緩和策を提案してほしい。」とのご意見をいただいた。
私も時々利用するが、田園都市線のラッシュは本当にひどい。
・東急田園都市線の混雑は、一時期に比べるとだいぶ改善が図られたが、国土交通省が公表した平成25年度の資料によると、東京圏における主要31区間の平均混雑率165%を上回り、田園都市線の池尻大橋と渋谷駅間は183%となっており、他の路線と比べると未だにひどい状況。

ひうち質問・提案
東急田園都市線の上り線、渋谷方面のラッシュは本当にひどく、特に用賀や桜新町駅での乗り降りは大変不便な状況。また、二子玉川駅周辺の再開発の完成や楽天本社の移転などにより、今後、更に田園都市線を利用する人は増え、混雑が予想される。
田園都市線の混雑緩和のため、何らかの対策を行う必要。
もちろん、運営は東急電鉄だが、地元自治体として、世田谷区も、田園都市線の異常とも言えるラッシュ時の混雑緩和のために抜本的対策をとるよう、東急電鉄に要望すべきと考える。見解を伺う。

答弁:
・東急電鉄は、混雑ピーク時間帯前後に列車の増発。また、平成19年度から平日朝8時台に、渋谷駅に到着する急行を各駅停車に変更した。
これらにより、田園都市線の混雑率は、平成19年度の198%⇒平成25年度には183%。
・しかし更なる改善が必要。区としても、引き続き混雑緩和に向け取り組むよう東急電鉄に働きかけていく。

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◎九品仏駅前のスピード抑制の対策について

取り上げた理由(課題)
九品仏商店街周辺にお住いの方から、「商店街に面している道路は、時間規制が敷かれているが、規制時間外の時間外に、車がスピードを出して入っているので、危険である。何とか対策を講じてほしい。」とのご意見をいただいた。

ひうち質問・提案
以前にヨーロッパを訪れた際に、至る所にハンプを付けているのを目にした。ヨーロッパに比べ、日本は遅れていると思うが、ヨーロッパの例を参考にして、ハンプを付けられないか、と考える。
スピード抑制の対策を講じいただきたい。見解を伺う。

答弁:
・自動車の速度抑制対策については、道路管理者のみならず、交通管理者である警察や沿道の方々の理解と協力も必要不可欠。
・対策のひとつであるハンプは、車の速度抑制に効果はあるが、ハンプを通過する車の衝撃により、騒音や振動が発生するため、どこにでも設置可能というわけではない。
・九品仏駅前は、商店街であり、通学路に指定されていることから、現地を十分調査のうえ、交通管理者や地元区民の方々等とも連携を図りつつ、現地に即した適切な対策を検討する。

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◎西用賀通りの車のスピード抑制の対策

取り上げた理由(課題)
以前から、「西用賀通りも車の抜け道になっており、スピードを出す車が怖い。何とかならないか?」とのご意見をいただいている。

ひうち質問・提案
西用賀通りも車の抜け道になっており、スピードを出す車が怖い、とのご意見をいただいている。現地を十分調査のうえ、現地に即した適切な対策をしていただきたい。

答弁:
西用賀通りは、地区の交通集散を担う主要生活道路に位置づけられている。現地を十分調査のうえ、交通管理者や地元区民の方々等とも連携を図りつつ、現地に即した適切な対策を検討する。

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◎地区ごとの防災マップ

取り上げた理由(課題)
三軒茶屋の太子堂地域にお住いの方から、「区全体の防災マップではなく、地区ごとの防災マップを作ってほしい、この地域は道路が狭く、震災時に危険を感じている。」とのご意見をいただいた。

ひうち質問・提案
特に、太子堂地域は木造密集地域になっており、道路が狭く、地震が起きた際の火災や緊急車両の心配もある。
現在、区では地区ごとの防災マップを作成していない、とのことですが、地域ごとの防災マップを作成すべき、または区で作成できない場合には、町会等の地区防災マップを、地域の住民に配布すべきと考える。

答弁:
・現在、災害時区民行動マニュアルマップ版、防災アプリはあるが、地域ごとの防災マップは作成していない。
・平成26年度に、27地区で開催した防災塾において、地区単位の地図等を用いて防災資源の確認をするとともに、狭隘道路、木造密集など地区の地理的な条件による被害の状況についても議論したところである。
・また、町会・自治会等においても、地区または町会単位の防災マップを約70の団体が作成または改訂を行い、地区住民や町会・自治会内で配布をしている。
・これらの普及・周知に努めていく。

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