区民の皆様の声を元にした活動

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◎ 電線類の地中化

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題
・平成21年から継続して質問している。進捗状況を聞く。
・各先進国の状況は、ロンドン、パリ、ボンでは100%、ベルリンは99%なのに対し、東京23区では、2013年のデータで、約7%と大変おくれており、計画的な整備が必要。
・区民の方から、大山街道など早く電線類を地中化してほしい、と言う声がある。

課題解決に向けた質問・提案
電線類の地中化は、災害時の感電や電柱の倒壊の危険性、それにより緊急車両が入れず、物資輸送が困難になる危険性を回避できる。また、災害時だけでなく、安全な歩行空間を確保できる、景観がよくなるなどのメリットがある。

また、世田谷区内は狭隘道路が多く、特に幅4メートル程度の道路への電線類地中化も必要。

世田谷区は平成8年度に世田谷区電線類地中化整備4カ年計画を策定し、その後、おおむね5年ごとに計画を策定している。
前回の私の質問への答弁では、電線類地中化の進捗状況について、平成27年度末の道路延長で約9.6キロメートル、整備延長で約13.6キロメートルとのことだった。
電線類地中化を推進している都知事に変わったこと、そして東京オリンピック・パラリンピックに向けて電線類地中化は必要。整備のスピードを上げていただきたい。
そこで、今後の計画と、オリンピック・パラリンピックに向けた計画・整備状況について、伺う。

成果
・現在、区では平成26年度から平成30年度までの世田谷区電線類地中化整備5ヵ年計画に基づき、整備を進めている。
・平成27年度末の区道における電線類地中化の整備実績は、電線共同溝整備延長で約13.6km、電線管理者の単独地中化で約1.9kmの合計約15.5km。
・今年度は、経堂駅周辺の都市計画道路の電線類の地中化整備を予定している。
・東京オリンピック・パラリンピック競技大会会場となる馬事公苑周辺道路の電線類地中化について、東側道路及び西側道路の合計約640mの設計を今年度、予定しており、平成29年度から整備を着手し、平成31年度までの整備完了を目指してまいる。
・今後は、主要な生活道路整備や鉄道の連続立体交差事業の駅前広場整備に併せて電線類の地中化を進めるとともに、平成31年度を初年度とする次期、世田谷区電線類地中化計画において、緊急輸送道路など防災に寄与する路線についても整備対象とすることを検討してまいる。



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