区民の皆様の声を元にした活動

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◎電子図書館の相互貸借制度について

カテゴリー:

頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

電子図書館の電子書籍が、いまいち充実していない。もっとコンテンツを増やしてほしいとの声がある。

 

課題解決に向けた質問・提案

・私は平成25年から電子図書館の推進を幾度となく取り上げ、ようやく令和2年11月に導入に至った。

・利用者の方からは、コロナ禍、図書館に行くことなく本が借りられる、時代の流れ、また高齢なので視力に問題がある中、電子図書館はありがたいという好評の御意見をいただいている。
・しかし、予算や運営会社との契約などの制約により、借りることのできる電子書籍の数は紙の図書と比べてまだまだ少ないのが現状。
・紙の図書は、区内の図書館の蔵書だけでなく、相互貸借制度により、国立国会図書館や都立図書館、東京都内の図書館の書籍も借りることができる。さらに、区内大学との利用協定により、協定を結んだ大学の図書館も利用することができる。
・一方で、電子図書館は、世田谷区が契約した書籍しか借りることができない。このままでは、自治体ごとに約1700の小さな電子図書館が全国にできるという住民の利便性の面でも自治体の経費負担の面でも非常に非効率になってしまう。
・電子図書館は、図書館DXの代表作。デジタルの世界は、リアルの世界にあるような地理的な境界はないというのが大きな特徴のはず。

・そこで、電子図書館についても紙の図書と同様に他自治体との相互貸借制度を創設することを提案する。


長野県の例

長野県は令和4年8月より、県内77市町村が協働で電子図書館を運営しており、長野県内の市町村に在住・在勤・在学し、利用申し込みをした人は誰でも利用可能。
この長野県の取り組みは、内閣官房主催の「夏のデジデン甲子園」において、長野県代表に選ばれ、全国で5位となった。

 

世田谷区でも、まずは23区を先導して電子図書館の相互貸借制度を構築すべきと考える。見解を伺う。

 

成果

他の自治体の動向を見て、あらゆる可能性を考える。



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