区民の皆様の声を元にした活動

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◎電動キックボードの新ルール適用

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・令和2年9月の決算委員会で初めて取り上げ、その後も何度か質問した。

・電動キックボードは、手軽に乗れることから交通ルール違反が後を絶たず、2020年から2022年11月の3年間に全国で起きた電動キックボードによる人身事故のうち、東京が6割の46件で最多となり、死亡事故も起きている。

 

課題解決に向けた質問・提案

・令和4年4月に道路交通法が改正され、電動キックボードの交通ルールも大幅に改正された。

・新ルールが適用されると、最高速度6km以下で走行する場合は運転免許が不要で、ヘルメットは努力義務となる。

・ただし、16歳未満は運転できない、信号無視などの一定の違反を3年以内に2回以上繰り返すと講習が義務づけられるなど、自転車とは違ったルールも適用される。

・現行のルールでさえよく理解しないで右側通行や歩道を走行しての事故が発生している中で、新ルールが適用されると、全て電動キックボードが歩道で通行できると勘違いするなど、さらなる事故が増えることが心配。

・そこで、世田谷区交通安全計画において電動キックボードを位置づけるとともに、新ルールを警視庁と協働で区民に啓発する必要があると考える。見解を伺う。

 

成果

世田谷区及び警察署、消防署、交通事業者など関係機関と連携して、世田谷区交通安全計画を作成し、総合的な交通安全対策に取り組んでいる。

・この計画では、電動キックボードについて、区と警察署においては実証実験や法改正の動向に注視するとともに、運転者に対して法令遵守の徹底などの啓発を行うと位置づけている。

・今年7月に施行されます電動キックボードの新ルールは、これまで複雑だったLUUPなどシェアリングサービスの車両と、条件を満たす個人所有の車両の異なるルールが統一され、分かりやすくなる一方、16歳以上は無免許でも運転でき、時速6キロ以下であれば歩行者を優先した上で歩道を走行できるようになるなど、混乱が予想されている。

・区は、警察署と連携、協働し、広報誌への掲載や掲示板へのポスター掲示など、電動キックボードの交通ルールの普及啓発に努めていく。

 



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