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◎電動キックボードの安全対策

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

電動キックボードの運転マナーの悪化が全国的に深刻な問題となっている。

 

課題解決に向けた質問・提案1

世田谷区として、今後ますます普及する電動キックボードに対して、早急に安全対策や区民の方へのルールの啓発などをする必要があり、他自治体のように、世田谷区でもホームページで注意喚起を行うなどして、電動キックボードの安全対策、ルールの啓発を行うべきである。見解を伺う。

 

成果

・電動キックボードは、道路交通法上の車両に該当し、電動式モーターの定格出力に応じた車両区分に分類される。そのため、電動式モーターの出力に応じて、道路交通法上の原動機付き自転車や普通自動二輪車などと同様の交通ルールが適用される。

・一方、LUUPなど、国の認可を受けた事業者により貸し渡される実証実験中の電動キックボードは、ヘルメットの着用が任意等の特例が認められているなど、電動キックボードの交通ルールは様々。

・電動キックボード利用者に向けての安全対策やルール啓発の取り組みは、本年6月に区のホームページにおいて、警察署や事業者に協力いただき区が作成した「電動キックボードの選び方と乗り方について」を掲載し、周知を図っている。

・また、区のお知らせ「せたがや」7月1号におきましでも「電動キックボードは安全に利用しましょう」の記事を掲載した。

・今後も警察署や事業者と連携し、電動キックボードの交通ルールの周知を図るなど、交通安全啓発に努めていく。

 

課題解決に向けた質問・提案2

小中学生は電動キックボードに乗れないはずだが、学校教育での啓発をする必要があるが、いかがか?

 

成果


・電動キックボードの安全対策として、教育委員会から各学校に対して、令和3年8月に運転免許やナンバープレートの必要性について指導するよう周知を行い、令和4年9月には秋の全国交通安全運動の重点取組として「電動キックボード等の交通ルール遵守の徹底」がなされることを通知している。

・車や自転車などと同様に道路を走っている電動キックボードも増えていることから、道路を通行する際は交通ルールをしっかりと守るなどの安全指導の充実を図り、今後も交通安全教育の推進に努めていく。

 

 

 

課題解決に向けた質問・提案3

これまで電動キックボードが加害者となった死亡事故を含む事故が多発し、法律改正が検討されている。
電動キックボードの保険加入について、電動キックボードを運転するためには自賠責保険に加入することが義務付けられている。ところが、小学生が一方通行を逆走して、あわや自動車に衝突しそうになったとの目撃情報が区内でも寄せられていることから、電動キックボードに自賠責保険の加入が義務付けられていることを知らない区民の方も多いと考える。
自賠責保険の義務化の周知について、見解を伺う。
また、自賠責保険は対人補償に限られているため、自損事故や物損事故は補償されない。

そこで、電動キックボードも以前から私が提案している自転車と同様に任意保険への加入を区でも勧奨すべきと考える。見解を伺う。

 

成果

・電動キックボードは、本年4月の道路交通法改正により、法改正後2年以内に特定小型原動機付自転車の新区分に分類され、時速6キロ以下では歩道走行が可能となりますことから、今後、歩道上での事故も懸念されるところ。

・加入が義務の自賠責保険の保障だけでは、重い後遺障害や長引く治療に当たって十分な保障にならないケースも出ることが想定される。

・電動キックボードは原動機付自転車等の車両に該当することから、自転車を対象とした区民交通傷害保険の対象にはならないが、電動キックボードも自転車と同様に、人身事故など万が一の場合に備えた保険に加入しておくことの重要性等について、電動キックボードの交通ルールを周知する機会などに働きかけてまいる。

 



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