区民の皆様の声を元にした活動

LINEで送る

◎通学路の安全対策について

カテゴリー:

頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

第2回定例会で取り上げたが、その後の進捗状況も含め、質問してまいる。

◆ひうち質問1
第2回定例会では、京西小に通うお子さんのお父様からいただいたご意見を取り上げ、京西小学校周辺の周囲の道路で車が一方通行を逆走してきたり、また校門を出るとすぐに車道であったりと危険であり、標識の位置や通学時間の進入禁止など、何かしらの児童の安全の確保策が必要である、と指摘したが、その後、区はどのように対応したのか、伺う。

答弁:
区では今年8月、京西小学校南側の校門前にガードパイプを設置し、学校敷地内からの児童の車道への飛び出し防止とともに、歩行者の安全性の確保を図ってきた。
また、自動車の運転手には、通学路であることの注意を促すため、電柱幕を設置した。
一方、北側の道路に関しましては、所轄である玉川警察署と立会い調査を行い、運転者から見えやすいように、一方通行などの規制標識の設置高さを調整し、車が一方通行を逆走しないよう改善を図った。
通学する児童の安全を確保するため、今後とも、小学校・警察等の関係機関とともに、必要な安全対策を図ってまいりたい。

通学路の緊急合同点検について
・通学路における緊急合同点検は、文部科学省、国土交通省、警察庁が連携を図り、全ての公立小学校及び公立特別支援学校の小学部の通学路を対象に、合同点検を実施した上で、対策必要箇所を抽出し、効果的な対策を行うというもの。
・世田谷区におきましては、対象となる、区立の全ての小学校64校と、都立の特別支援学校3校の、合計67校のうち、63校から通学路における危険箇所の報告があった。
これを受け、区は、区道を管理する道路管理者として、小学校の夏休みの期間を中心に、小学校とPTA、区内4つの各警察署と、合同で通学路を歩き、安全点検を実施した。
その結果として、交差点の見通しが悪い、道路が狭くて危ない、車がスピードを出して危険であるといった、対策を講じることが必要な箇所の抽出を行った。
・学校側から指摘された、危険があると認められる箇所は、国道や都道を含み、区立小学校で309箇所、特別支援学校では20箇所の、合計329箇所で、そのうち、区道は、215箇所であった。
・合同点検した結果、対象を講じることが必要な箇所につきましては、現在まだ集計中でございますが、8月末の時点で、区道においては、94箇所が抽出されている。

◆ひうち質問2
次に、通学路の緊急合同点検について、伺う。先の定例会では、京都府亀岡市など登下校中のいたましい事故を受け、今後は通学路の安全対策のため、道路のあり方を変えるハード面や交通安全教育などのソフト面で事故防止策などが急務であり、世田谷区内の小中学校でも、地元警察と連携を図り、速度規制や通学時間の通行止めやスピード抑制、標識を見やすくするなど、ハード面での通学の安全対策についての工夫が必要、との質問をした。
この間、文部科学省・国土交通省・警察庁では、京都府亀岡市など、通学路での痛ましい事故を受け、全国の公立小学校約2万校について、通学路の危険箇所、約7万箇所を洗い出し、通学路の緊急合同点検を実施し、その結果、8月末の集計では、約6万箇所の地点で、何らかの対策をとる必要がある、とのことであった。
世田谷区では、学校側から指摘された、危険があると認められる箇所は、国道や都道を含み、区立小学校で309箇所、特別支援学校では20箇所の、合計329箇所で、そのうち、区道は、215箇所であった、とのことである。
安全対策には、交通安全教育などのソフト面での対策と、ガードレールの設置や道路の路面標示などのハード面での対策が必要。今後、小中学校・地元警察と連携を図り、速度規制や通学時間の通行止めやスピード抑制、カラー舗装、標識を見やすくする、など、ハード面での通学の安全対策について工夫が必要だと思うが、見解を伺う。

答弁:
学校側から指摘された、危険があると認められる箇所は、国道や都道を含み、区立小学校で309箇所、特別支援学校では20箇所の、合計329箇所で、そのうち、区道は、215箇所であった。
これらを合同点検した結果、対象を講じることが必要な箇所につきましては、現在まだ集計中でございますが、8月末の時点で、区道においては、94箇所が抽出されている。
区としては、対策が必要な箇所について、小学校や警察とも連携を図りながら、交差点や路側帯の中のカラー舗装の施工、「飛び出し注意」などの注意看板の設置のほか、お話の対策も含め、改善策を、できるところから、速やかに実施してまいる。



議会中継動画

  • インターネット議会中継

定例会名