区民の皆様の声を元にした活動

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◎自転車の安全対策について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

実現!

 

課題

・自転車事故の死因は、頭部の打撲が一番多い。

・高齢者の方が車の免許証を返納して車の運転をやめ、自転車を利用するケースが増えており、それが影響しているのか、高齢者の方の自転車事故が増えている。特徴は、走行中にバランスを崩して転倒して頭を打つことが致命傷になっており、命を落とすこともある。

 

課題解決に向けた質問・提案

・10月1日から、世田谷区自転車条例の改正により、13歳未満の子どもの自転車ヘルメット着用が義務になった。具体的には、保護者に対する責務となった。

・ヘルメットの着用は子どもだけでなく、特に高齢者の方にとっても重要であると考える。

・世田谷区では早くから小中学生向けに、自転車の交通安全教室、講習会などを行っている。自転車に乗り始める時期からの安全教育が重要であり、今後も小中学生に向けた安全教育は引き続き行っていただきたい。

・一方で、社会人、また高齢者の方向けといった世代別の安全教育が必要であり、高齢者の方への安全啓発について、特にヘルメット着用の周知徹底を行うこと、また、この時代ですので動画配信も有効。区の見解を伺う。

 

成果

・区内における自転車交通事故の件数を年齢層別に見ると、60歳以上の割合が16,4%であり、事故防止のためには、高齢者への交通安全啓発について、これまで以上に必要がある。

・また、高齢者の場合は自転車での転倒事故が多いと推測されることから、これまで町会や都営住宅、シルバー人材センター等からの依頼に基づき、高齢者向けの交通安全教室などを実施した。自転車条例における子どものヘルメット着用義務化と併せ、高齢者についてもヘルメットの着用を改めて努力義務とした。

・区としては、高齢者層への電動アシスト自転車への普及も想定し、ご指摘の点も踏まえ、啓発の手法を工夫するとともに、様々な機会を活用してヘルメット着用の普及啓発ほか、自転車安全利用啓発、自転車保険への加入促進など、高齢者への安全啓発を推進していく。



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