区民の皆様の声を元にした活動

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◎自転車の安全利用について

カテゴリー:

頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

2007年の初当選以来、継続して質問してきた内容

【これまで取り組んできたこと】

・自転車ナビマーク、ナビラインの整備

・スケアードストレイト方式の自転車安全教育

・自転車ヘルメット着用

・自転車保険加入の促進

・シェアサイクル

・駐輪場整備

 

①自転車のルール・マナーの周知徹底について

課題

コロナ禍で自転車の利用者が増えた。それに伴い、事故も増えている。

 

課題解決に向けた質問・提案1

・世田谷区では、これまで、中学校全校、千歳烏山・コヤマドライビングスクール、各小学校の校庭などでの事故再現型のスケアードストレイト方式の自転車安全教室を行ってきており、自転車のルール・マナー周知に有効な手法であると考える。

・今後、さらに、可能な限りスケアードストレイト方式の安全教室を拡大していくべき。

 

成果

・交通事故再現型の交通安全教室は、スタントマンが目の前で交通事故の様子を再現するものであり、区は、区立中学校を対象として、3年ごとに1回実施をしている。

・また、小学校PTAや地域の方からの御要望による一般区民を対象とした交通安全教室については、コロナ禍、イベント自粛の影響により、昨年度は開催していないが、今年度は相談を既に受けている。
・交通事故再現型の交通安全教室は、交通事故の防止に大きな効果があると認識をしており、より多くの区民に体験していただけるよう、引き続き地域の自主的な取組についても積極的に支援を行う。

 

課題解決に向けた質問・提案2
・自転車の安全教室をより効果的にするため、理解度チェックなどの簡易的なアンケートが有効。

目で見たものを文字ですることが大切であり、イベントの際に、例えばインターネット上でのアンケートフォームに記入していただき、直ぐに送信してもらうことで、ルール・マナーの定着を行うことができる。見解を伺う。

 

成果

交通安全教室の内容や参加者の年齢なども踏まえて適切な手法を検討し、参加者の理解の状況や意向などの把握にも努めていく。

 

②自転車専用レーン・ナビライン・ナビマークの整備促進

課題

コロナ禍で自転車の利用者が増えた。それに伴い、事故も増えている。

 

課題解決に向けた質問・提案

・平成27年に、自転車ネットワーク計画を策定し、整備路線約167㎞のうち10年間で優先路線約72㎞を定めた。

・現在の優先路線の進捗率は約33%だが、この計画に基づき、コロナ禍においても整備を着実に進めていただきたい。具体的な整備路線も含め、進捗状況と今後について伺う。


成果

・区道は、約36㎞の整備を行ってきた。このうち、令和2年度は、優先路線の茶沢通りや等々力通りなど約6.9㎞で整備を行ってきた。

・今年度は、旧甲州街道や赤堤通りなど約10㎞を対象に整備を実施予定。

 

③自転車保険の加入

課題

自転車保険に加入していないため、事故が起きた際に、金銭的に負担が大きくなる恐れがある。

 

課題解決に向けた質問・提案

自転車保険は自転車の安全対策には欠かせないテーマ。

更なる加入促進の啓発が必要。東京都条例により義務化となった自転車保険の加入状況と今後の対応について伺う。

 

成果

・区民交通傷害保険の加入件数は、令和2年度1万4242件。平成30年度の6851件の約2倍。今年度は、昨年度と同程度の申込み状況。

・募集には、「区のおしらせ」や町会回覧等による周知のほか、昨年度の契約者に対して御案内の個別送付を行っている。また、火災保険や自動車保険など特約に附帯している場合もあるため、お問合せの際は併せて案内している。
・引き続き、事故への備えとして、自転車損害賠償責任保険への加入を促進していく。
 
④自転車ヘルメット

課題

交通事故全体の約4割が、自転車が占める事故。

 

課題解決に向けた質問・提案
・区の条例により義務化になった13歳未満の子どもの自転車ヘルメット着用について、保育園や幼稚園等を通じて、保護者の方に周知徹底を図るなど、更なる啓発が必要。

・その際には、子どもを守るために、事故が起きてからでは遅い、本人のため、ということを周知していただきたい。区の取り組みの現状と今後について伺う。

成果

・世田谷区では、13歳未満の子どもの自転車ヘルメットの着用を義務化した。「区のおしらせ」やホームページをはじめ、区内保育園、幼稚園、小学校等への啓発チラシの配布、町会回覧などにより、子どもとその保護者を中心に、改めて周知啓発を行った。
・今年度も、ヘルメット着用について記載した小冊子「子育て自転車の選び方&乗り方」を、子育て支援施設であるおでかけひろばなどを通じて配布を始めた。・今後は、せたがや子育て応援アプリのプッシュ通信を活用するなど、創意工夫を図りながら啓発を進めていきたい。

 

⑤民間シェアサイクルとの連携・普及促進について

課題

世田谷区は南北に電車が通っておらず不便。また、駐輪場が不足している。

 

課題解決に向けた質問・提案

・現在、世田谷区は民間シェアサイクル、ハローサイクリングと連携しており、主に二子玉川地域で公共施設をシェアサイクルポートとして提供している。利用率も上がってきており、好評。

・今後、区民の移動利便性を向上させる新たな交通手段のひとつとして定着できるよう、区もステーションの拡大を支援するなど、普及促進を図るべき。

 

成果

・令和2年4月から、官民連携による実証実験を行っている。

・自転車が置かれているステーションの設置は、この間、事業者が中心となって進めているが、区は、区有地13か所を無償で貸し付け、また、都市再生機構をはじめとする区内関係団体等への情報提供や協力の依頼を行うなど、事業者と連携して取り組んできた。
・民間シェアサイクルが、区民の移動利便性を向上させる新たな交通手段の一つとして定着できるよう、ステーションの拡大を含め、さらなる広域展開や区民周知への協力を行うなど、普及促進に向けて支援をしていく



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