区民の皆様の声を元にした活動

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◎省エネナビの活用について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

●省エネナビとは?
・電気料金表示器で、家庭で簡単・手軽に省エネができる。
・電気使用量(kwh)・電気料金(円)・二酸化炭素排出量(㎏)・熱量(MJ)をリアルタイムで表示。
・目標値の設定が可能で、使用値が目標を超えれば、電気の使い過ぎを画面でお知らせできる。また、目標値を超えなければ、省エネ値(使用値-目標値)が表示できる。
・計測したデータを、過去1年分保存でき、パソコンで分析ができる。
・カレンダー式になっていて、今日・前日・前々日・先週等、切り替えが可能。
・ただ、家の中のどの機器によって電気量が上がったかを、直接表示はできない。(これは常時エネルギー使用量が表示されるので、急に電気使用量が上がれば当然、その電気機器に原因があることがわかるようになっている。)

●省エネナビモニターについて(目的・成果)
・希望する区民の方100世帯に、モニターになっていただき、「省エネナビ」を貸出し、世帯の形態ごとにエネルギー使用量を把握・分析する。
・モニター実施により、子育て中や日中ほとんど家にいない家庭、等、それぞれ生活スタイルが異なる家庭ごとの電気使用量のピーク時を把握でき、その時に使用している電気機器を特定できる。また、電気使用量の見える化により、冷蔵庫など、常時使用している電気機器が、家庭全体のどのくらいを占めているか、も把握できる。
・このような結果を踏まえ、電気料金の契約の見直しや日中の冷房を控える(ピークカット)など、それぞれの家庭の生活スタイルに合った、省エネ対策が可能になる。(各家庭のカスタマイズが可能)

◆ひうち質問
区は現在のライフスタイルを見直し、省エネに取り組むため、電力の使用量を把握できる「省エネナビ」を100世帯にモニター募集し、生活スタイルがそれぞれ異なる家庭の電気使用形態を把握し、生活する中での電力の無駄の部分を知ってもらい、それぞれの家庭の生活スタイルに合った省エネ対策につなげる、とのことである。

この省エネナビは、家庭内で使う毎日の電気使用量・電気代・二酸化炭素排出量・熱量を表示し、データをリアルタイムで確認できること、また目標とする電気使用量を任意に設定でき、使用実績値が目標を超えれば、電気の使い過ぎを画面で知らせる仕組みになっており、計測したデータを過去1年分保存でき、パソコンで分析可能であるのが特徴である。
しかしこの機器を生かすには、使い方次第であり、区民の方は、①どの電気機器が原因で電気料金が上がるのか、どの電気機器の利用を控えればよいか、②またどのようにすれば電気量が削減できるのか、この2点が節電するに際し、知りたいのだと思う。
そこで、今回の100世帯のモニターの結果を生かし、例えばドライヤーや電子レンジは電力が高い、パソコンは電気ストーブなど、使わない機器の電源は切っておくだけでも効果がある、つまり待機電力は省エネ効果がある、など、モニターの生の声や実践行動などを区のお知らせやホームページに広く公表し、他の区民の皆様と共有し、区民の省エネに活かすべきと考えるが、区の見解を伺う。

答弁:
・モニターの方々の生の声や実践行動などについては、貴重な情報であるので、他の区民の皆様にも役立つよう、区のお知らせやホームページなどで随時提供していく。
・また、分析したデータをもとに、家族世帯ごとの平均像を作成し、その結果を情報紙で公表していく。その際には、区民が取り組みやすくちょっとした工夫で、効果的な省エネにつながるアイデアを掲載するなど、区民が暮らしの中で役立てていただけるよう、工夫していく。
・さらに、協力していただいたモニターの方々については、省エネアドバイザーとして、地域で省エネ行動を普及していただけるような仕組みを作り、区民の方が、効果的に省エネに取り組めるよう、支援していく。



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