区民の皆様の声を元にした活動

LINEで送る

◎滞在型の図書館について

カテゴリー:

頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

実現!進行中

 

課題

一般質問で図書館カウンターの質問をした。その際に、事業別財務諸表に基づき費用対効果の詳細な分析を行い、本を借りるという観点では、図書館カウンターの一冊当たりの貸出しコストは、他の一般的な図書館の平均と比べて安価であるとの結果が出ていた。

・従来型の地域図書館は、図書館カウンターとは差別化をはかり、本を借りる・返す、といった機能以外の部分を充実させることが必要。

 

課題解決に向けた質問・提案

・本の貸出し、返却といった図書館機能だけではなく、文化施設としての機能を兼ね備えた図書館カウンターとは対極的な滞在型図書館が必要である。

・具体的には、貸出・返却は自動貸出、自動返却にする、一方で、パソコンと電源、Wi―Fiといったネット環境を整備をし、閲覧席を時間制、ネット予約可、有料自習室といった形で大幅に増やす、そして、人々が集えるようなセミナールーム、小中学生用の学習室、読み聞かせ室など、幅広い世代の方々が様々な用途で使用できるようにする、また、カフェも併設をして、区民の皆様が休日に時間を気にすることなく、一日中のんびりと余暇を過ごせるような癒やしの空間を提供するといった滞在型の図書館も整備をする必要がある。

・予定されている梅丘図書館の現在の進捗と今後について、改めて伺う。

 

成果

・区立図書館は、地域、地区の歴史を伝承し、地区の文化の醸成を担う知の拠点であり、図書の貸出し、返却等のサービスを提供する立ち寄り型図書館としての機能とともに、にぎわいや居場所など、人が集い、新しい学びを創造する場である滞在型図書館としての機能がある。

・これからの図書館には、コロナ禍での臨時休館などの経験を踏まえた誰もが安心して利用できる図書館サービス機能やICTの活用など新しいサービスが求められている。

・委員お話しの梅丘図書館については、羽根木公園と一体となった空間を生かして、くつろぎやにぎわいの場を創出するとともに、Wi―Fi環境の充実やICタグを活用した予約システムの導入など、滞在型と立ち寄り型の機能を併せ持った図書館として、令和5年度の着工に向けて準備を進めてまいる。

 

 

 



議会中継動画

  • インターネット議会中継

定例会名