区民の皆様の声を元にした活動

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◎温暖化対策について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・国連の気候変動に関する政府間パネルIPCCは、「8月に世界の気温上昇が想定より10年早くなると公表し、2050年までにCO2排出をゼロにしないと、21世紀中に気温上昇が2度を超える、このまま化石燃料に依存した社会を続ければ、5.7度も上昇する。」という衝撃的な内容だった。加えて、これを防ぐには、次の10年が決定的に重要であるとの声明も発表した。

・台風を含めた暴風雨による被害額だけでも、昨年は世界で10兆円に達し、洪水の被害は5兆円を超えたということ。

・ほかにも、カリフォルニア、トルコ、ギリシャなど、世界で多発する山火事やバッタの大量発生による食害、農作物の生育不良などの温暖化の影響が目に見える形で表れている。

 

課題解決に向けた質問・提案

・私は、日本でも毎年のように被害をもたらす豪雨災害など、待ったなしの温暖化対策について、これまで何度も取り上げ質問をした。

・温暖化対策として、世田谷区のような住宅都市に欠かせないのが、住宅分野での施策。

・資源エネルギー庁によれば、都心の狭小な土地に施工することが多い一般工務店の省エネルギー住宅の割合は、2019年度でたった1.3%とのこと。そこで、新築住宅だけでなく、国内2800万戸ある既存住宅の改修を進める必要がある。

・例えば、太陽光発電を導入した戸建て住宅は、現在、全体の9%だが、仮に全ての住宅に設置した場合には、日本の電力消費の1割を賄えるとのこと。CO2排出実質ゼロに向けた目標を伺う。

 

成果

・住宅の環境性能向上を一層促進することを目的に、二酸化炭素排出削減量の数値化を行う予定。

・区内の二酸化炭素排出量の約半分は民生家庭部門が占めており、住宅の環境性能の向上が二酸化炭素排出削減の鍵となっている。

・この点を踏まえ、世田谷区地球温暖化対策地域推進計画の見直しの中で目標について検討していく。



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