区民の皆様の声を元にした活動

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◎東急田園都市線の混雑緩和策について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

以前から何度か質問で取り上げてきた。

課題

田園都市線の朝のラッシュがひどい。区民の方からも、何とかして欲しい、との声をいただく。

 

課題解決に向けた質問・提案

最混雑区間の二子玉川~渋谷間だが、池尻大橋付近~新町交差点間が構造上首都高速と一体化しているなどの技術的問題もあり、複々線化できず、大井町線への迂回を求めるのが精一杯の状況であることも理解できる点もある。

これまで区としては東急電鉄に要望したことは理解しているが、抜本的な解決策は示されないまま時間が経過している。

この長年に渡る田園都市線の深刻な混雑を抜本的に緩和するためには、以下のような田園都市線の迂回路でも整備しない限りは解消出来ないのではないかとさえ思える。

たとえば、

  • 東京メトロ日比谷線が中目黒で止まっているので、これを駒沢通りの地下を延伸し、駒沢公園や駒沢不動を経由し、上野毛で東急大井町線に接続し迂回路を確保する。
  • 東京メトロ丸の内線の方南町支線を永福町経由で下高井戸へ接続する。
  • 東京メトロ千代田線の代々木公園下の車庫線をNHK前経由で渋谷宮下公園下に延伸する。

 

 新たに鉄道の路線を整備することは容易ではないことも理解しているが、この混雑について手を拱いて放置するわけにはいかない。

抜本的な対策を講ずるよう東急電鉄に対し、要望すべきと考える。見解を伺う。

 

成果

・田園都市線の混雑率については、大井町線の溝の口延伸による輸送力分散に始まり、平成20年からの大井町~二子玉川間の急行運転開始や田園都市線への新型車両の導入などの東急電鉄による対策にもかかわらず、最新の混雑率も184%と、国が目標としている個別路線の混雑率180%を達成できない状況となっている。
・東急電鉄によると、都心方面の輸送力をさらに増強させるため、現在、大井町線の急行停車駅のホーム延伸工事を進めており、2017年度下期から大井町線の急行列車を現在の六両から七両編成にし、大井町線の輸送力を増強するとしている。
・また、田園都市線の池尻大橋~渋谷間を含む電車定期券所有者に対して、国道246号を運行する渋谷行きの東急バスに追加料金なしで乗車できるバスもキャンペーンや、乗車時間帯の分散化のための早起き応援キャンペーンなど、ソフト対策もあわせて実施し、混雑率の緩和に取り組んでいると聞いている。
・区としても、これらの鉄道事業者によるさまざまな対策の成果を注視するとともに、引き続き東急電鉄に対し混雑緩和に取り組むよう働きかけてまいる。



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