区民の皆様の声を元にした活動

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◎新たなシェアサイクル、短距離利用のフランスヴェリブ型のシェアサイクルについて

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・駐輪場が不足している。

・少しの移動距離に自転車を利用したい、という声がある。

 

課題解決に向けた質問・提案

・世田谷区では、どの自治体よりも早く、二十四時間、どこで借りてどこで返してもよい通勤通学のコミュニティーサイクルを整備してきた。

・現在、コミュニティーサイクル5カ所、レンタサイクル2カ所があり、場所によって利用率は100%を超えており、月利用では数カ月待ちのポートもある。

・一方で、千代田区、中央区、港区、江東区、渋谷区などの臨海地区で短距離型の自転車シェアリングが整備をされており、ビジネス、観光など、短距離利用でさまざまな用途で利用されている。
・現在、世田谷区では、通勤通学で使えるコミュニティーサイクルを実施しているが、観光用の短距離のシェアサイクルは未整備。

・短距離のシェアサイクルは、幾つかの民間事業者が店舗やコンビニエンスストアなど独自でステーションを用意している。事業者の中には、行政はサイクルポートの場所のみを提供し、コストはかからないといったものもある。

・これらのシェアサイクルの特徴は、民間用地と公共用地の連携を図り、ICカードやスマートフォンで借りることができ、無人かつ予約もでき、借りた自転車をどこのサイクルポートでも返却できるといったこと。

・今後は、既存のコミュニティーサイクルはもちろん、そのまま通勤通学用に運営をし、コミュニティーサイクルを補完する形で、民間事業者と連携をして、新たな観光用ヴェリブ型の短距離シェアサイクルを提供すべきと考える。

・特に二子玉川、三軒茶屋、下北沢といった他区から人が集まる町においては、短距離シェアサイクルの整備が有効と考える。見解を伺う。

 

成果

・区では、平成6年よりレンタサイクル事業を開始し、これまで相互に返却可能なコミュニティーサイクルポート、通称「がやリン」と呼んでいるが、こちら5カ所、レンタサイクルポート2カ所を順次開設してきている。これらポート7カ所の貸し出し自転車は合計約1400台あり、その利用の多くは通勤通学に使われている。

・一方、近年、大手通信会社を初めとした携帯アプリを活用したシェアサイクルシステムが各地で広がりを見せており、観光スポットや文化施設を結ぶ足として活用されている。
・民間のシェアサイクル事業者から、区内におけるシェアサイクル事業の実証実験に向けた提案が区に寄せられている。区としては、この提案を受けまして、「がやリン」を補完するシェアサイクル事業を官民連携で進める上で、区の支援がどの程度可能か現在検討している。



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