区民の皆様の声を元にした活動

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◎学校への防災ヘルメットの配備について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

以前に小学生のお子様を持つお母様から、次のような御意見をいただいた。

「入学準備をする中で防災頭巾を購入するように言われた。もちろん何も備えないよりはよいが、耐衝撃を考えると、なぜヘルメットではないのかと思う。防災頭巾と収納するケースを購入すると約5000円弱するので、決してヘルメットより安いとも言い切れない。ヘルメットにしてほしい。」

 

課題解決に向けた質問・提案

・学校の帽子頭巾だが、耐衝撃という点を考えると、防災頭巾より、ヘルメットが防災の観点からよい。

・ヘルメットは火の粉からも守れるし、動きやすい。

・他の区でも導入している区が4区あるが、世田谷区内の小中学校への防災ヘルメットの配備について、その後の検討状況について伺う。

 

成果

・23区の小中学校への防災ヘルメットの導入状況は、令和4年9月現在で小中学校とも導入している区は4区、中学校のみ導入している区は5区となっている。

・防災ヘルメット導入時の初期経費をはじめ、ヘルメットの耐用年数に応じた定期的な買換え、児童生徒数の増減や破損した場合の対応、さらに、貸与ではなく、支給している場合は、毎年新入生分の購入経費が発生するなど財政負担の課題が大きいと聞いている。

・現在、区立小学校では、委員からお話しのあったとおり、座布団などと兼用できる防災頭巾を保護者の方に準備いただいているほか、各小中学校では避難訓練や防災教育等を通して、災害時に児童生徒が自ら的確に対応できる判断力や行動力の育成に取り組んでいる。

・学校への防災ヘルメットの配備をはじめとした安全確保対策については、学校現場の意見も踏まえながら、費用負担の在り方も含めまして、約5万人の児童生徒の安全確保が第一という視点で今後も引き続き検討していく。



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