区民の皆様の声を元にした活動

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◎図書館全館へのICタグ導入について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

ICタグが、世田谷区内の図書館ではいまだに導入されていない。

よって、職員の方の手で本を貸出・返却をする、時間を要する、経費が掛かる、盗難、などのマイナスがある。

課題解決に向けた質問・提案1

ICタグを導入することにより、

①セルフ貸し出し、セルフ返却、また予約した本のセルフ貸し出しまででき、時間短縮が可能になる。

②セキュリティゲート設置による図書資料の盗難防止になる。

③自由なレイアウト構成。

④自動貸出機・自動返却機設置と組み合わせることによる経費削減ができる。

などの効果がある。

以前に視察をした八千代市の中央図書館ではICタグをフル活用し、セルフ貸し出し、セルフ返却、また予約した本のセルフ貸し出しまででき、ICタグの利便性を実感した。人件費の削減もつながる点も踏まえ、その後、ICタグの必要性について議会で質問をし、その際の答弁では、図書館ビジョン第一期行動計画でも、平成29年度は一部導入を視野に入れながら、システム側の対応など具体的な検討を行ってまいる、とのことだった。

進捗状況について伺う。

成果

・平成29年度に、経堂図書館と世田谷図書館の2館にICタグを導入するため、約1000万円の予算を計上している。

・導入にあたっては、一時的に従来のバーコードと双方を管理する必要がある。運用方法を確立し、技術的な課題を確認しながら、スムーズなICタグ導入を実施してまいりたい。

課題解決に向けた質問・提案2

ICタグの効果を最大にするには、世田谷区16の図書館、5つの地域図書室の、全館全てにICタグを導入し、一体的に管理すべき。

また、ICタグの種類についてはISOで定められた標準化があることを認識し、市場状況を見ながら、まずは、図書館のハブである中央図書館から、そしてその後、全図書館へ、ICタグ導入すべきと考える。見解を伺う。

成果

・お話の通り、図書館のICタグ導入で最大限の効果をあげるためには、最終的には図書館のすべての蔵書にICタグを貼付して、一体的に管理していく必要がある。

・平成29年度は、手始めに経堂図書館と世田谷図書館の2館に導入し、その後中央図書館にも、なるべく早い時期にICタグ導入を実施してまいりたい。

・導入にあたっては、ご案内いただいたISO(国際標準化機構)の技術動向などにも十分注意しながらすすめてまいる、また、ICタグ導入の全体スケジュールは、第2次図書館ビジョン第2期行動計画の中で明らかにしていきたい。



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