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◎区立保育園における午睡チェックのICT化について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

全国の保育園では、過去に午睡中に園児がなくなってしまうケースがたびたび起きている。

 

課題解決に向けた質問・提案

原因としてうつぶせ寝による窒息死が考えられることから、東京都の指導監督基準で、「乳児を寝かせる場合は仰向けにすること」と規定し、さらに0歳児は5分に1回、1~2歳児は10分に1回、一人ひとりをチェックし、その都度記録することが行動指針として示されている。

一方、現場の保育士の負担が多大なものとなっている現実あり。

そこで、保育士の方の負担軽減のため、午睡事故防止システムが有効。

私立保育園ではすでに導入いるが、区立保育園では導入されていない。

 

午睡事故防止システムはたとえば、園児がうつぶせ寝になるとアラートで知らせたり、呼吸や心拍数・体温を計測したり、それらのデータをプリントアウトして監査時の提出資料とすることもできる。

世田谷区では、私立の三茶こだま保育園がすでに導入しており、「システムを入れてからは、身体の向きまでデータ化されるので、保育士のかなりの負担軽減と安心感につながった」ということ。

午睡事故防止システムを導入することで、保育士の方の負担軽減につながり、しいては子どもの事故防止につながると考える。

区立保育園に午睡を導入していただきたいと考える。

また午睡事故防止システムも含め保育園へのICTが必要。

 

成果

・午睡事故防止システムは、平成29年度から、私立保育園へベビーセンサー等の機器を導入している。

・一方、区立保育園は、公立園が補助対象外となっているため、導入しておらず、目視で午睡チェックを行っている。

・区立保育園に関して、現在、情報化事業計画に基づき、保育業務の負担軽減を図るために、園児の登園、降園に関する管理、健康管理といった業務などのICT化を推進している。
・今後、午睡事故防止センサーの導入について、午睡事故防止の視点や財源の確保等も含め検討していく。



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