区民の皆様の声を元にした活動

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◎区民農園を増やしてほしい

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・自分が作物を育て、収穫して食することができる、区民農園が大変人気だが、減少している。区民農園はピーク時に比べ三3分の1に減っている。

・先日、1区画の広い区民農園であるクラインガルテンが廃止された。

 

 

課題解決に向けた質問・提案1

・自分が作物を育て、収穫して食することができる、区民農園が大人気。

・しかし区民農園である、クラインガルテンが廃止となった。

・このクラインガルテンは、一般の区民農園とは異なり、1区画も倍以上の40㎡で余裕があり、また休養施設を持つ景観的にもすぐれた区民農園で、待機者も多かった。

・借地で土地所有者の相続による返還であったことから、仕方がないことはいえ、廃止は非常に残念。

・今後も、クラインガルテンのような施設を整備していただきたく思うが、見解を伺う。

 

成果

砧クラインガルテンは、土地所有者側の相続により、当該土地を返還するため、9月末をもって廃止した。このクラインガルテンは他の区民農園と異なり、グループで利用することができ、また、併設されたログハウスで仲間での懇親や地域の方々がコミュニケーションの場として使える区民農園であった。

クラインガルテンを含む区民農園は、生産緑地は使用できず、宅地化農地を利用しており、土地所有者は固定資産税等が免除されるかわりに、敷地を区に無償で貸与するというもので、区内においては、クライガルテンが設置できるような大規模な宅地化農地は数が少なく、整備は困難な状況。

国では生産緑地の貸付を容易にする制度の整備に取り組んでおり、生産緑地を活用したクラインガルテンや区民農園の整備も可能となる予定である。

現段階では、法律等の整理が必要となってくるところですが、国の動向を踏まえ、クラインガルテンのような施設の整備についても検討してまいる。

 

 

 

課題解決に向けた質問・提案4

このクラインガルテンに限らず、区民農園はピーク時に比べ三3分の1に減っているが、一方で区民農園は区民の方から大人気。

前回の予算委員会でも、「区民農園を増やしてほしい。農業をもっと身近に感じたいが、区民農園の倍率が高くて、なかなか経験できない。」 という声を取り上げ、質問した。

区民農園は、区民の方が都内で野菜をみずからの手でつくり、収穫、そして自分がつくった野菜を食することができる大変貴重な事業だと考える。宅地化農地でなければ区民農園にできないなど、制約が多いとのことだが、都市農地に関する国の考え方、特に生産緑地にかかる制限も大きく緩和されてきている。また、民営の区民農園も好評である。

今後、国の制度改正などを踏まえて、区の区民農園の充実や増設に取り組んでいただきたい。見解を伺う。

 

成果

区民農園は、敷地を無償でお借りしていることから、土地の所有者の意向もあり、区民農園増設に向けて取り組んでいるものの、なかなか進んでいない。

しかし、区民が直接土に触れる機会が少ないことや、高齢化が進み、高齢者が余暇活動としてご自分で野菜や果物を育ててみたいという方が増え、人気が高い施設。

現段階では、先に述べましたクラインガルテンと同様に、生産緑地貸借の制度により整備できる可能性が広がることになる。

今後も、国の動向を踏まえながら、区の区民農園の拡充については、引き続き土地所有者への協力を求めるとともに、民間事業者参入による農園開設や運営等、様々な形態による区民農園の充実を検討してまいる。



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