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◎公園の綺麗なトイレについて

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題
世田谷区の公園のトイレは、渋谷区の公園のトイレと比べて、雲泥の差。

 

課題解決に向けた質問・提案1

・渋谷区の公園の素敵過ぎるトイレに驚いた。

・先日、渋谷区の七号通り公園のトイレを利用したが、ここは手を使わないトイレで、OK Googleの機能のように、音声認識装置を活用し、まさにコロナ禍に対応したそれは素敵なトイレだった。

・渋谷区では、日本財団が誰もが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を実施しており、渋谷区17の公共トイレを新しいトイレに整備、16の著名な建築家などのクリエーターがデザインをし、優れたデザインの力でinclusiveな社会の在り方を広く提案、発信することを目的としている。

・特に公園においてトイレがきれいかどうかは、その地域の治安にも影響しており、トイレは重要な機能の一つ。

・世田谷区内の公園へのデザイン性のあるトイレの整備の可能性について伺う。

成果

・渋谷区が日本財団と進める「THE TOKYO TOILET」プロジェクトは、以前より渋谷区から情報をいただいており、これまで事業の進捗に注視してきた。

・トイレの整備費及び2023年までの維持管理費増額分について、日本財団との協定を基に支援を受け、今年度末までに17棟のトイレを建て替える予定とのこと。

・しかし、当該事業は建築費用がかなり高額で、メーカーが販売する一般的な公園トイレの建て替え費用と比較すると3倍から4倍以上かかっており、ランニングコストも今後相応にかかってくるものと予想される。
課題解決に向けた質問・提案2

また、きれいなトイレの整備は、税金が目に見えて分かる一つの果実であると考える。渋谷区の事例のほかにも、ネーミングライツなどの手法を用い、区でもきれいなトイレの整備に取り組んでいただきたい。見解を伺う。

 

成果

・一方、ネーミングライツは、観光客や訪問客が多い渋谷区で2009年から公衆トイレに導入しており、維持管理費の一部に充てている。

・世田谷区では、今年度年間平均約13万人が利用する世田谷公園ミニSLでネーミングライツパートナーの公募を行っているが、現在成立には至っておらず、平成23年度のレンタサイクルポートでの導入以降、難しい状況が続いている。

・しかし、ネーミングライツは経常的な維持経費を確保する有効な手段であるので、今後もミニSLでの経験も踏まえ、トイレに限らず、注目の集まる施設を整備、改築する際などには、ネーミングライツの導入の可能性を引き続き検討していく。



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