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◎交通標識教育について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

子供であっても自転車運転者は道路標識を守る義務があり、標識を守らないと違反になる。しかし標識を教える機会がない。

 

課題解決に向けた質問・提案

・近年の道路交通法改正により、自転車運転者の危険行為に関する罰則が強化され、危険運転は15項目となった。

・子供であっても自転車運転者は道路標識を守る義務があり、標識を守らないと違反になる以上、学校教育で教育する必要がある。
特に14歳以上は刑事処分対象年齢であるだけに事は重大。

・以前に議会で取り上げ、質問した際には、主要な標識を書いたクリアファイルを配って標識教育を行なった、とのこと。

・他の自治体の例

京都府長岡京市:公立中学の生徒手帳の巻末には標識の一覧があり、中ほどには、「危険運転の15項目及び罰則」、「強制講習制度、及び、それを怠った場合の罰則」について明記されている。

京都市:刑事処分年齢の14歳に到達する中学2年生の一学期前半で、「危険運転の15項目及び罰則」、「強制講習制度、及び、それを怠った場合の罰則」について学び、標識のテストもしている。

・世田谷区でも他自治体のように、区立中学の生徒手帳に標識の一覧を掲載する、そして標識の理解度テストを行うことが不可欠と考える。

 

成果

・毎年、区立小中学校全校の1年生を対象に、日常生活で多く見かける道路標識の意味や発達段階に応じた交通安全のルールを掲載したクリアファイルを配付し、子どもたちの交通ルールへの意識を啓発している。

・その他、小学校2年生、生活科や5年生、保健の授業で、交通安全や交通事故の原因と危険の回避について学習している。中学校、保健体育科でも、安全な環境づくりとして道路標識の設置について学んでいる。
・今後、各学校では、セーフティー教室などで警察等と連携し、危険運転15項目に触れ、危険運転が処罰の対象になること等を子どもたちに指導するなど、交通安全教育の充実に努めていく。
・生徒手帳への標識の掲載や理解度テストにつきましては、校長会等で周知し、実施を検討していく。



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