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◎交通政策について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・森記念財団が8月24日に公表した住みやすさなどを評価する都市のランキング2021年度速報版によると、世田谷区は、23区中、合計スコアでは12位と中間ほどの評価だが、評価項目のうち、公共交通の利便性、自転車の利用のしやすさなどで評価される交通・アクセス分野が欄外とかなり低い評価となっている。

 

課題解決に向けた質問・提案

・23区の中では、交通・アクセス分野の評価で上位を占める中央区、港区、江東区が地域公共交通関連法に基づく地域公共交通計画を策定し、高齢社会への対応、交通渋滞の緩和、環境負荷低減のために、徒歩、自転車、公共交通が連携した総合的な交通戦略を展開している。

・近年は、新型コロナウイルスの影響で利用者が減少したバス路線の減便や廃止が都市部でも相次いでいることから、高齢者の移動手段の確保のためにも、地域公共交通政策の立案と実行が必要。

・世田谷区においても、園02や都立01の廃止など、路線バスが次々と再編や廃止され、交通不便地域が増えていることから、今後、移動の利便性が低下し評価が下がることのないよう、他自治体のようにバス会社などと協働して、地域公共交通計画を策定し、総合的な交通戦略を立案すべきと考える。見解を伺う。

 

成果

現在区では、交通に関する指針として、交通まちづくり基本計画を策定し、誰もが安全で快適に移動できる交通体系や交通サービスの実現のため、これまで様々な施策に取り組んできており、昨年3月には、本計画の中間見直しを行ったところ。

・区としては、コロナ禍により厳しい状況に置かれている昨今の区内交通の現状、課題を踏まえるとともに、交通事業者等関係者の意見も伺いながら、地域公共交通計画の作成も視野に入れ、作成効果などを調査、研究していく。



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