区民の皆様の声を元にした活動

LINEで送る

◎シェア電動キックボードについて

カテゴリー:

頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

シェア電動キックボードとは?

・電動キックボードをスマートフォンアプリを使って利用でき、パリでは1回200円から300円で好きな場所で乗り捨てられる。

・米国では、実証実験で自家用車やタクシーの利用を控え、スケーターに乗り換える在住者が3割を超えたケースもあったとのこと。

・また、ボスコングループの市場予測では、2025年の電動スケーター市場は欧米中で7割、400億から500億ドルの世界市場になるということで、今後注目される。

 

課題
・海外では一般住宅の前に駐車したり、歩行者の通行の邪魔になる等苦情も多い。

・海外では電動キックボードと歩行者、車との事故が多発している。

 

課題解決に向けた質問・提案

・これらの課題を把握したマドリードでは、普及し始める早い段階から条例を制定し、駐車については駐輪場を利用すること、通行可能な区間は自転車専用レーンとゾーン30などに限定した。

・今後、早い段階からシェア電動キックボードへの策への備えが必要。見解を伺う。

 

成果

・世田谷区では、昨年度改定いたしました世田谷区交通まちづくり基本計画において、新たな交通サービスの活用の検討を掲げており、自動運転車等とともに、超小型モビリティーなどの将来の交通サービスについて、技術開発、社会的な受容性、法令等の状況を踏まえ、活用支援について検討していくとしている。
・また、電動キックボードは、手軽に乗れる一人乗りの電動小型モビリティーとして、ラストワンマイルにおける移動手段となり得る可能性がある乗り物の一つと認識している。

・世田谷区内においては、普通自転車専用通行帯は一部の道路に限られるため、特例措置の対象区間は限定的ではあるが、区内在勤の方々へのモニター募集などに伴い、車道を走行する電動キックボードを目にする機会は増えると考えている。

・電動キックボードは現状では原動機付自転車としての取扱いとなりますが、今後のさらなる規制緩和や普及状況等により、委員御指摘の課題等が表面化する可能性がある。
・これらの課題等について的確に対応できるよう、国の動向、今後の利用実態について注視していく。



議会中継動画

  • インターネット議会中継

定例会名