区民の皆様の声を元にした活動

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◎サイクルツーリズム

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

自転車のルール・マナーの浸透がなかなかできていない。

 

課題解決に向けた質問・提案

私は、スポーツ競技だけでなく、自転車のルール、マナーの啓発という観点から、世田谷版ツール・ド・フランスを過去3回に渡って提案してきた。狛江市や調布市、府中市など多摩川沿いの市との協力開催を提案する。

 

今年、その府中市はツールド府中として、市内の観光スポットなどを自転車で巡るイベントを開催。3ルートを設定して、専用のスマホアプリで完走を証明すれば、記念品をもらえるというイベント。

 

他自治体の「サイクルツーリズム」を地域振興に役立てる動き。

土浦市

自転車のまちとして全国的に有名な土浦市では、市が補助金を出して高級ホテルに宿泊してサイクルロード走るツアーを始め、霞ケ浦のサイクルクルーズや自転車とキャンプイベントの開催、自転車ロードサービスと提携したサイクルレスキュー、駐輪場所やトイレを提供する市内の店舗と協働した98か所のサイクルポート、職員の方の自転車通勤の奨励など、市を挙げて自転車の普及に取り組んでいる。


山梨県

山梨県では20キロの林道を自転車で走り、野外での食事やテントサウナ、ヨガなどを楽しむ「サイクルアドベンチャーフェス」を開催、千葉県の東庄町(とうのしょうまち)では、リバーカヤックやトレイルランニング、史跡巡りを組み合わせたツアーを実施。
これらの事業を実施している自治体では、サイクルツーリズムを受け入れる環境整備のために、シェアサイクルが普及したり、自転車専用レーンなど自転車が安全に走行できる道路整備なども急速に進んでいる。
このようにサイクルツーリズムは、①特定の日時にコースを設定する参加型、②サイクリングロードなどのインフラを整備して地域の名所や飲食店などを紹介する設置型、③主催者がツアーを企画して日程やコースを計画するツアー型、④サイクルトレインを運行するなどの仕掛けをする企画型がある。

過去何度も質問したツール・ド・世田谷を、今年開催したツール・ド・府中を参考に実施を検討していただきたい。見解を伺う。

 

成果

・お話のあったツール・ド府中は、東京2020大会の自転車競技ロードレースにおいて、市内の「武蔵の森公園」がスタート地点となった府中市が2020大会のレガシーとして実施する1周年記念事業で今月末まで実施している。
・区で同じ取組みを行うことは、一定期間に区内に多くの自転車走行が想定され、警察など各種関係機関との調整が必要となり、課題は多い。

・しかしながら、サイリングによる健康増進は大変有意義であるため、「世田谷区サイクルマップ」などの活用も図りながら、区民が安全にスポーツとしての自転車を楽しめるように努めてまいる。



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