区民の皆様の声を元にした活動

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◎コミュニティーサイクルの拡大について1

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

馬事公苑周辺へのコミュニティーサイクル導入について、
過去、何度か質問してきた、世田谷区版シェアサイクルについて、再度質問する。

課題
オリンピック・パラリンピックの馬術の会場となる、馬事公苑周辺は、交通不便地域。コミュニティーサイクルが必要。
世田谷区のコミュニティーサイクルの現状
・現在、世田谷区では、通勤通学の利用目的で、桜上水・経堂・桜新町・等々力・三軒茶屋間で、どこで借りてどこで返してもよい、コミュニティーサイクルを実施している。
・実際に、通勤通学で使われており、利用率もそれぞれ100%を超え、好評。
・一方で、昨年2月から、千代田区、中央区などの都心区では、オリンピックに対応した、自転車シェアリングの広域実験が始まっている。
この都心区のシェアサイクルは、主に観光目的であり、世田谷区の本来の目的である、日常の通勤通学で使っていただく、という趣旨とは異なる。

 
課題解決に向けた質問・提案
オリンピック・パラリンピックに向けて、世田谷区も、シェアサイクルに関して、何かしらの施策が必要と考える。
何も大きなスペースを必要としない、個別ロック式のコニュニティーサイクルを導入すべき。

この方式だと、スペースも取らず、歩道上のような場所でも、導入が可能なので、増設用地確保の難しさが低減する。
また、個別ロック式は、ゲート式に比べて導入もしやすく、移設や撤去もしやすいので、オリンピック・パラリンピックの会場である馬事公苑周辺にも適している。

他の自治体では、横浜・仙台・札幌で、実施済みで、とても便利。

馬術の会場となる馬事公苑界隈に、この個別ロック式レンタサイクルポートをつくり、既存の桜新町~経堂間とつなげ、オリンピックに備えるべきと考える。
見解を伺う。

 

成果
・昨年2月に開始した、都心6区における自転車シェアリングの広域実験は、おサイフケイタイや交通系ICカードなどを、自転車に装着されているカードリーダーにかざして使用することができるシステムを採用している。一方、区で採用しているシステムは、ゲートと自転車に装着したICタグにより管理するものであり、両システムには互換性がない。

・そのため、東京2020大会に併せ、新たなシステムを導入するには、多額の費用と長期の改修期間が必要となる。

・一方、ここ数年の通信技術の発展に伴い、大手通信会社をはじめ、携帯アプリを活用したシェアサイクルシステムが開発され、全国各地において民間企業自らが事業を展開している。

・今後、観光を目的とした東京2020大会に関連した需要に対しては、区として、このような民間事業者に働きかけを行ってまいりたい。



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