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◎キャリア教育について

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課題

学校教育において、社会人経験した人材が不足している。

 

課題解決に向けた質問・提案

・過去、何度か質問した。

・社会人経験をした人材を教育に生かすことが必要であり、様々な職種に携わっている人材を教育の中に入れることで、様々な大人を見て育つことができ、教育の観点から重要である。

・例えば法律、金融、経済、メディア、ITといったそれぞれの専門分野の方を教育現場に入れることで、経験豊かな方々の考え、仕事の内容を学ぶことができ、刺激的で子どもたちによい影響を与える。

・また、一つの職を全うされている方、転職をされている方、そしてパラレルワークをされている方など、多様な職業人の話を聞くことで、職業は1つではない、人生はやり直しが利くんだといったメッセージを伝えることもできる。

・また、特に学校の保護者の方には様々な職業の方がいるので、キャリア教育としてよい環境にあり、今後、積極的にその学校の保護者の方々によるキャリア教育の場をつくることが効果的と考える。

・以前に質問した際の答弁では、「自己肯定感を育むことは重要な要素である。子どもたちが多様な生き方があることを学び、自分の将来について柔軟に考える力を培う環境を整えていく。また、今後は、保護者の方の協力を得て、地域を舞台とした世田谷区全体で推進する新しいキャリア形成の在り方について検討していく。」とのことだった。進捗状況と今後について伺う。

 

成果

・教育委員会においては、全校における好事例を集めた「キャリア・未来デザイン教育カタログ」を作成し、区内全教員や区立小中学校の保護者へ周知したり、キャリア教育担当者が参加する研修会の中で紹介したりすることにより、学校独自の取組を世田谷区全体で推進できるようにしてきた。

・その結果、全国学力・学習状況調査においては、キャリア教育の成果指標となる自分にはよいところがあると思うかという質問に対して肯定的な回答をした児童生徒の割合が80%を超えるといった状況にあり、児童生徒の自己有用感、自己肯定感が高まったという成果が得られた。

・今後は、子どもたちが夢や希望を持ち、思い描く未来の自分になるために必要な力が育まれるよう、キャリア教育の理解とともに、キャリア・パスポートの効果的な活用方法を子どもたちと教員、保護者が共通理解できるような資料を作成するなど、各学校のキャリア教育の一層の充実に向けて支援していく。



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