①帰宅困難者対策
帰宅困難者対策として、帰宅困難者施設の設置、周知、情報提供、備蓄品の配備、従業員用3人分+10%の備蓄品の区内企業への周知、小中学校への備蓄品の配備、帰宅困難者避難訓練、SNSを利用した情報提供
②防災無線塔の増設
災害時に、正しい情報を提供すること、そしてその情報が取得できるような環境を整備することは、行政が行わなければならない施策。
その手段の1つとして、防災無線塔がある。
以前から、防災無線塔が聞こえにくい地域がある、187箇所ある防災無線塔を増設すべきとの質問をしている。
その後、増えたのか、伺う。
③公衆電話の設置場所のHPでの掲載
災害時の連絡手段として、公衆電話が有効。現在、区内に700台の公衆電話があり、また、セブンイレブンも、約1200店舗で災害時に使用できる非常時用公衆電話を配備する。
よって今後、区・コンビニ・NTTの情報も合わせて、区内の公衆電話の場所を把握し、その場所をあらかじめ区のHPや災害時区民行動マニュアル等で明記して知らせることが必要である。
普段から近くの公衆電話の位置を確認しておくことで、災害時の安否確認等に活用できる。
④電線類地中化について
電線類の地中化のメリット
・災害時の電力供給の可。
・電線の切断による感電や電柱の倒壊の危険性がなくなる。
・それにより緊急車両が入りやすくなり、物資輸送可。
・区の情報システム停止の回避。
・街づくりの観点からも、景観がよくなる。
できるところから、電線類地中化が必要。
また、左記ほどのご意見のように、幅4m未満の狭い道路にも、無電線化が必要。
見解を伺う。
⑤震災時のマンホールトイレの排水対策
マンホールトイレなど震災時の汚水を流す下水道について、来年度以降も耐震化が必要。見解を伺う。
⑥帰宅困難者支援施設・避難所へのwi-fi設置
東日本大震災では、スマホやタブレット端末の普及に伴い、被災地の普及支援活動や避難所などにおいて、無線LANが有効や通信手段として機能した。
携帯電話がつながりにくい状況においては、wi-fiを最大限に活用できるような環境整備が有効。
現在、通信事業者団体の自主的な取り組みにより、大規模災害時は、公衆無線LANを無料開放する動きがあり、平成26年にガイドラインを作成している。
これにより、下北沢や二子玉川などの商業施設がカバーできるが、帰宅困難者施設や避難所において、wi-fi設置が必要と考える。見解を伺う。
⑦実効的な防災教育
・3・11の東日本大震災以降、これまで以上に防災教育の重要性が叫ばれている。
・災害時に子どもたち1人1人が、誰かの指示を待たずとも、自分の判断で、危機回避行動がとれること。
・そのためには、定期的な避難訓練と、例えば朝礼や給食、掃除の時間などに、予告なしの抜き打ち訓練を行うことが有効。
・他都市の例を参考にしながら、実効的な防災教育を行うべきと考える。