区民の皆様の声を元にした活動

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◎介護ロボットの導入について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・介護現場で、人手が足りない現状がある。

・1人暮らしの高齢者のコミュニケーション不足という現実がある。

 

課題解決に向けた質問・提案

・令和4年3月の定例会で、コロナ禍における特別養護老人ホームなどでのコミュニケーションの手段として、人型ロボットの導入を提案した。

・介護施設での人型ロボットには、介護をする方の腰の負担を軽減するための車椅子への移乗支援や、介助者による抱え上げ動作のパワーアシストなどがあり、今後、介護分野での人手不足に有効と考える。

・自宅での介護ロボット導入については、自立支援型や見守り型の在宅向け介護ロボットがある。これらは、高齢者の屋内移動や立ち座りをサポートし、特にトイレの往復やトイレの姿勢維持を支援する歩行支援機器といった移動支援、また排せつ物処理やトイレ誘導、動作支援といった排せつ支援のほか、見守りコミュニケーションや自宅での入浴支援などがあり、在宅の要介護高齢者にとって必要なツールと考える。

・世田谷区として導入支援をしていただきたいと考える。見解を伺う。

 

成果

・在宅向け介護ロボットは、自立支援型の場合は要介護高齢者の自宅内での移動等を支えるものであり、また見守り型の場合は、高齢者への見守りやコミュニケーションの維持に資するものであり、いずれも要介護高齢者等が在宅生活を継続する上で、貴重なツールであると認識している。

・特に見守り型は、区がこれまで実施してきた高齢者への見守りの取組のさらなる充実に向けた具体策として、デジタル技術を活用した見守りが有効であると考えており、介護ロボットはその一つの手法。

・現在、第九期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定に向けた議論が始まったところであり、DXの推進という視点も踏まえ、今後、高齢・介護部会において在宅向け介護ロボットに関する議論も進めていく。



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