区民の皆様の声を元にした活動

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◎温暖化ガス排出ゼロに向けたロードマップについて

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・三月にもかかわらず、世田谷区に大雨洪水警報が発令されて被害が出たり、桜も、統計開始以来最も早い開花が発表されるなど、地球温暖化が年々と進んできている。
課題解決に向けた質問・提案

・昨年の一般質問では、区が気候非常事態を宣言し、同時に2050年までに地球温暖化ガス排出実質ゼロにすると表明したことに対し、本気で達成するためには、区民一人一人が何をどれだけ達成すればCO2排出ゼロが達成できるのか、具体的な行動と目標値を明示すること、都市部である世田谷区は、自治体間連携を行い、再生可能エネルギーの利用促進を図ること、区の全ての事業について目標値とCO2削減の関係を明示することを質問した。
・区は新たに新潟県十日町市と自然エネルギー活用による連携・協力協定を結び、自治体間連携を進めており、すばらしい。

・一方で、CO2排出ゼロに向けた具体的なロードマップがいまだに示されていない。まずは、区内の二酸化炭素排出量の把握、そして具体的な削減方法について、CO2削減のために世田谷区の全事業でできること、世田谷区民の皆様ができること、世田谷区内の事業者ができることを明示すべきである。
・例えば、ごみを減らす、緑のカーテン、テレビの明るさ、便座の蓋を閉めるなど、生活に密着した、より具体的な行動の明記が必要です。地球温暖化対策地域推進計画を早急に改定し、区民や事業所の行動変容につながるようなロードマップを早急に示すべきと考える。区の見解を伺う。

 

成果

・住宅都市世田谷において、CO2の約76%が家庭や事業所から排出されており、脱炭素社会の構築に向けては、区民、事業者の皆さんと区が一体となって取組を前進させていくことが不可欠。
・2050年までにCO2排出実質ゼロに向けて逆算した場合、2030年までに何をなすべきか、CO2排出削減に向けた取組策や目標の設定、2050年までのロードマップなど、区議会並びに区民、事業者の皆さんの幅広い意見をいただき、現行の地球温暖化対策地域推進計画の前倒し改定作業を進め、関係所管と綿密な連携を図りつつ、着実に気候変動対策に取り組んでいく。



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