区民の皆様の声を元にした活動

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◎清掃工場へのCO2回収装置の設置について〜CO2排出ゼロに向けた取組の一環として〜

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・世田谷区には、可燃ごみを焼却する清掃工場が二つある。

・世田谷区の清掃・リサイクル事業全般を通じて排出されるCO2は、各集積所を回る清掃車両やリサイクルの過程で排出されるCO2もあるが、何といっても24時間稼働している可燃ごみの焼却から排出されるCO2が圧倒的に多いと思われる。

・生ごみなどのバイオマス焼却は、カーボンニュートラルのためCO2から除外されますが、それ以外の地球温暖化に影響するCO2の排出量は、令和元年度の実績で、二つの工場合計で約11万3000トンとなっている。

 

課題解決に向けた質問・提案

・清掃工場の煙突に装置を設置し、排出されるCO2を回収して、水素と反応させて、メタンをつくって活用する仕組みが開発されており、来年度中に調布市、三鷹市のごみ焼却施設で実証実験が開始される。
・世田谷区内の清掃工場では、千歳清掃工場が大規模改修、世田谷清掃工場が全面改築の計画があるとのこと。清掃工場を運営する23区清掃一部事務組合の改修工事や改築の際に、CO2回収装置を設置するように要望すべきと考える。見解を伺う。

 

成果

・お話にありました排ガスからCO2を回収して活用する新しい技術について、区も大いに注目をしている。

・23区の清掃工場を運営している清掃一部事務組合は、焼却処理によって発生するCO2の回収技術のほか、メタン発酵によるバイオガス化など、今後の処理技術等についても幅広く調査、動向把握に努めるとしており、区と同じく最新技術の動向に注目をしている。

・区といたしましても清掃一組に対して、清掃工場におけるCO2削減策の実施を引き続き強く求めていく。



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