区民の皆様の声を元にした活動

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◎小中学校へのサーモグラフィーの導入

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

・保護者の方から、次のようなご意見をいただいた。

・現在、小中学校では、子どもたちは家で検温して、体調について、その日の様子を紙に書いて登校することになっているが、自主性が求められることであり、一人一人の検温行為を信じることになり、人間なので、時には検温しないままの登校もあり得る。発熱がないことに担保が欲しい。

 

課題解決に向けた質問・提案

・コロナ対策として、民間企業や飲食店舗、スポーツクラブ、また、私立の小中学校では、次々とサーモグラフィーを導入している。
・サーモグラフィーを導入するメリットとして、まず、発熱がないことをその場で瞬時に証明できること、そして、そのことで、一定の空間内において、無症状の方を除き、感染リスクがないことを証明することで、人々の感染に対する不安を取り除くことができる。
・サーモグラフィーの導入により、安全性がより担保され、抑止にもなる。また、サーモグラフィーがあるから、無理をせずに早く寝ようといった健康管理にもなる。

・また、ただ検温するだけでなく、今は顔認証や自動扉との連動といった様々な機能があり、顔認証の機能を使うことで、登校の出欠管理にも使える。そのほか、自動扉と連動させることで、発熱がある場合には自動扉が開かないといったように、様々な用途で使える。
・このようなサーモグラフィーのメリットを踏まえ、世田谷区立小中学校へのサーモグラフィーの導入について見解を伺う。

 

成果

・現在、学校では、学校運営を継続して行うため、教職員、児童生徒、保護者、その他の学校関係者全員が新型コロナウイルス感染症対策を徹底して行っている。

・具体的には、手洗いや消毒、換気の徹底、三つの密を回避するなどを実施している。特に登校前の児童生徒の健康状態を把握するため、毎朝、検温と風邪等の症状の確認を保護者に依頼し、健康観察表に記入して、学校に提出を求めている。
・なお、登校時に検温等が確認できなかった児童生徒に対しては、学校で検温を実施し、風邪の症状等を確認している。このことは、出勤時の教職員につきましても、同様の対応を取っている。
・お話のサーモグラフィーの導入の件については、学校には既に配備している接触型検温器に加え、今年度は非接触型検温器も教育委員会で一括して購入し、登校前の検温等の確認ができなかった児童生徒に対しても対応できるよう取り組んでいる。

・現在の状況では、サーモグラフィーの導入は慎重に判断したい。学校の声を十分に聞き、必要な対策を実施していく。



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