区民の皆様の声を元にした活動

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◎駅のホームドア・エレベーター整備について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

実現!

 

課題

・区民の方から、世田谷区の各駅にホームドアとエレベーターを整備してほしい、との声がある。

・特にエレベーターは、三軒茶屋南口へのエレベータ設置の声が多い。

 

課題解決に向けた質問・提案1

・2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催において公共交通機関の安全性、快適さが求められ、駅施設の整備が特に大切と考える。また、バリアフリーの観点からも、駅のホームドア・エレベーター設置は必須。
・世田谷区には41の駅があるが、以前からホームドア、エレベーターを整備してほしいとの声がある。

・その後、ホームドアに関しては、三軒茶屋駅を初め、駒沢大学駅、桜新町駅、用賀駅、二子玉川駅など着実に進んでおり、またエレベーターは、三軒茶屋駅南側に待望のエレベーターが整備された。

・最終的には全ての鉄道駅にホームドア、エレベーターを整備していただきたい。現時点での設置状況と今後の整備計画について伺う。

 

答弁

・昨年の6月以降のホームドアの整備状況は、田園都市線の桜新町駅、池尻大橋駅、大井町線の九品仏駅、二子玉川駅においてホームドアの使用を開始している。等々力駅は今年度中の使用開始を予定している。

・小田急電鉄は、下北沢駅地下1階ホーム、東北沢駅、世田谷代田駅において使用を開始している。梅ヶ丘駅は本年度中の使用開始を予定している。
・エレベーターの整備は、田園都市線の三軒茶屋駅南口で使用を開始しており、桜新町駅南口は、令和2年度の使用開始を予定している。

 

課題解決に向けた質問・提案2

・前回の質問では、京王井の頭線の下北沢駅について、以前からエレベーターを設置してほしいとの声を取り上げた。特に西口側はバリアフリー対応が遅れており、エレベーター設置、ホームドア設置、そしてトイレも老朽化しており、バリアフリー対応のトイレ整備が必要と考える。

・既存の西口改札口のバリアフリー対応について、今後の予定を伺う。

 

成果

・井の頭線下北沢駅は、本年3月までに小田急線の連続立体交差事業などの影響範囲となる渋谷側の駅舎が完成し、改札階からホーム階へのエレベーター、エスカレーター及びトイレの整備が完了している。

・西口改札口のバリアフリー化については、現時点では整備内容及び整備時期は公表されていないが、現在、大規模な改修工事が進められており、早期にバリアフリー化が図られるよう、引き続き働きかけていく。

 

課題解決に向けた質問・提案3

・バリアフリーの観点から、ホームドア・エレベーター工事への行政の助成を行っている。

・ホームドアは1日当たりの平均利用者数が10万人以上の駅において、都の補助対象事業の場合には、補助対象事業費の3分の1かつホームドア1列につき6000万円を上限に、都の補助対象事業でない場合には、補助対象事業費の6分の1かつホームドア1列につき3000万円を上限に世田谷区が助成を行う。

・エレベーターに関して、1日当たりの平均利用者数が1万人以上の駅において、補助対象事業費の3分の1かつ7000万円を上限に助成することになっている。この点、各電鉄の事業に対してどこまで助成をするかも考える必要があると思うが、区民の方の利便性、安全性を確保すべきと考える。

・現在、小田急線では、ホームドアの設置が進められているが、豪徳寺、経堂、千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、成城学園前、喜多見駅についてはホームドアの整備計画がない状況。

・豪徳寺以西へのホームドアも設置していただきたい。見解を伺う。

 

成果

・現在、小田急電鉄は、代々木八幡駅から梅ヶ丘駅までの6駅において、2020年度までの使用開始を目標に、ホームドアの設置を進めている。

・また、その後、国土交通省が示した整備方針に基づき、一日の利用者数が10万人以上の町田駅、登戸駅など、区外にある八駅を優先してホームドアの設置を進めていくこととしている。
・一方、東京都は先月、鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方を示し、この考え方に基づき、優先的に整備をする駅に対する補助の拡大充実を図り、鉄道バリアフリーの取り組みを強力に推し進めていくとしている。
・ホームドアの整備に関して、ユニバーサルデザインの観点から非常に重要だと認識しており、引き続き、東京都及び鉄道事業者の動向を注視していく。



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