区民の皆様の声を元にした活動

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◎シェアサイクルについて

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

世田谷区は南北に電車が通っておらず、不便。

 

課題解決に向けた質問・提案

 

パリ市の例
・パリ市の面積は、105.4㎢と世田谷区の2倍弱だが、自転車に関する数字は世田谷区と比較して2倍どころか桁違いに整備されている。

・シェアサイクル
現在、パリを観光する交通手段として、観光バスが規制される一方でシェアサイクルを利用することが一般的になっている。
サイクルポートは、1700か所以上設置され、23,000台以上の自転車が常に用意されており、これは、市内を300m歩けばサイクルポートがある計算になる。
観光客があらかじめアプリをダウンロードしておけば、どのポートに何台残っているかがMAPとともに表示される。

 

世田谷区は、ハローサイクリングと官民連携による実証実験を行っている。世田谷区の持っている公共用地を提供することで利用者の選択肢が増え、自転車が交通手段の一つとして確立すると考える。

民間シェアサイクルの特徴は、サイクルポートの数を多く設置することで短距離の乗り捨てができ、今後、シェアサイクルは交通不便地域における新たな交通手段としてだけでなく、災害時の足としても期待できる公共性の高い交通サービスである。
その後の民間シェアサイクルハローサイクリングの実証実験、公有地を活用したポート拡大の進捗状況について、伺う。

 

成果

・民間シェアサイクル実証実験における世田谷区内のポート設置状況は、令和4年12月末現在131か所となっており、その内、自転車等駐車場や区立公園、総合支所などの公有地には、実験開始時の令和2年4月の13か所から7か所増え、20か所に設置。

・2月20日からは、本庁舎敷地内の世田谷区役所入口バス停留所付近に、9台分のラックを備えたポートが新たに設置され、区役所に御用の方にもシェアサイクルをご利用いただける状況になっている。

・公共交通不便地域へのポート設置については、事業者と連携し検討を進めておりますが今のところ設置には至っていない、また、都立公園へのポート設置は、東京都環境局を通じて都立公園管理者と設置に向けた調整を行っている。

・引き続き、多くの区民に民間シェアサイクルをご利用いただき、新たな交通手段の一つとして確立できるよう、公有地へのポート設置拡大に取り組んでいく。



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