区民の皆様の声を元にした活動

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◎豪雨対策について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

近年、ゲリラ豪雨が増えており、被害が拡大している。

 

課題解決に向けた質問・提案1

・浸水対策には抜本的対策と流域対策がある。抜本的対策として河川の整備、下水道の整備がある。流域対策としては、雨水貯留浸透施設の整備として雨水タンクや雨水浸透枡の設置がある。

・抜本的な対策のうち、下水道の整備として、分流地域の雨水管の整備を進めることが必要であり、過去何度か質問した。その後の進捗と今後について、伺う。

・雨水貯留浸透施設等による流域対策量、土のうステーションの設置数について、それぞれ増やしていただきたい。

 

成果

・東京都で推進している下水道分流地域の雨水管の整備は、おおむね30年後の整備の完了を目標にして取り組んでいると下水道局から聞いている。

・区も、雨水管整備の一部を東京都から受託しており、令和2年度は、約860mの雨水管を整備している。

・今後も東京都と連携し、工事の一部を受託するなど、早期整備に向けて取り組んでいく。

・土のうステーションの整備は、令和元年東日本台風襲来以降、20基を増設しておりまして、令和3年8月末時点で70か所、74基に増強しており、今年度中にはさらに6基増設を予定している。
・区民の水災害の軽減・防止の自助の取組の支援として、今後も土のうステーションの整備、維持管理に努めていく。

 

課題解決に向けた質問・提案2

・令和元年の台風第19号で被害を受けた、旧都立玉川高校付近にお住いの方から「樋門を閉めたときに、行き場を失った水が低い土地に集まってきて浸水が生じた。雨水貯留浸透施設を整備するなど、対策講じてほしい。」とのご意見をいただいている。

・特に台風第19号で浸水被害を受けた地域への対策は急務。玉川野毛地区の豪雨対策を行っていただきたい。

 

成果

・令和元年東日本台風に伴う浸水被害の状況などから、区は東京都に対して浸水被害の軽減について、河川や下水道の早期整備を働きかけている。
・これを受けて、東京都は、玉川・野毛地区を75ミリ降雨に対応する対策強化地区として新たに位置づけ、雨水管の増強や雨水貯留施設の整備など、下水道施設の整備強化を図り、豪雨対策を推進する検討に入っている。
・区も、下水道整備や流域対策の取組状況を踏まえて、改定作業中の世田谷区豪雨対策行動計画において、玉川・野毛地区を流域対策推進地区として新たに位置づけ、流域対策をより一層進めていく。

 

課題解決に向けた質問・提案3

過去何度か質問している、二子玉川の無堤防地域の堤防整備について、早急な整備が必要。

 

成果

・二子玉川の無堤防地域の堤防は、二子橋上流の約90メートルの区間、昨年11月より、京浜河川事務所が第一期工事として整備に着手、計画高水位までの暫定堤防が本年7月末までに整備をされている。
・残る堤防整備は、第2期工事として、出水期が明ける本年の11月頃からの工事着手に向け、現在準備作業を進めていると伺っている。

・区は、令和6年度末の完成に向けて、引き続き国と連携し、取り組む。



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