区民の皆様の声を元にした活動

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◎区立中学校のカリキュラムについて

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題

新カリキュラムへの移行に伴って、教える側の体制が遅れている。

 

課題解決に向けた質問・提案1

・私は、教員免許を小中高の3種類の免許を保有しており、その時の経験が現在の私の原点になっている。

・中学校では今年の中学3年生から、新カリキュラムが全面適用となっており、更に、高等学校では来年度(2022年度)から新カリキュラムが全面適用となる。

・区立中学における確率・統計分野の指導のあり方について、初等・中等教育のカリキュラムの編成は、国の命運を決めると言っても過言ではない。

・区立中学の数学における「確率・統計」分野の指導について取り上げる。

第一次ゆとり教育世代の教諭の一部は、「確率・統計」分野を履修していない可能性があるが、区の教育委員会としては、具体的な対策、教員の研修はどのように行っているか?

 

成果

・令和3年度より、区立中学校で実施されている新しい学習指導要領では、例えば数学において、四分位範囲や箱ひげ図が加わるなど、中学校へ移行された内容や新たに指導する内容などが各教科等で示されている。

・新しい学習指導要領の内容について、各種研修で改訂のポイントや指導と評価について指導助言を行ってきた。

・また、文部科学省や東京都教育委員会が主催する研修や、学習指導に関する新しい情報を学校に周知するなどして、教員一人一人が学習指導要領に沿った指導を行えるようにしている。

 

課題解決に向けた質問・提案2

特に、「箱ひげ図」など、教員自身が履修していない難しい単元が高校から下りて来た場合については、都立高校教諭や区内の私立高校との連携により、指導方法の研修を行うことが考えられるが、区の教育委員会として、どのような対策を取っているのか?

 

成果

・現在、世田谷区では子どもの資質能力を育むために、他校種との連携が重要であるとの観点から、学び舎での取組を推進するとともに、幼稚園、保育園、小中学校の連携を深めるための内容について研修を行っている。
・また、在職期間が十年以上の教員が対象の研修において、他校種の教員による授業参観を選択制で位置づけ、他校種間での指導方法等の理解を深められるように取り組んできた。
・今後はこれらの取組に加え、区内の大学や企業との産学連携を推進するとともに、他校種での指導方法の連携が深まるよう研究していく。



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