区民の皆様の声を元にした活動

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◎コロナ禍での高齢者の方の健康維持について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

オンライン体操、導入決定!

 

課題

・緊急事態宣言以来、高齢者の方の活動が軒並み休止になっており、高齢者施設でも家族の面会が制限されたり、民生委員による一人暮らし高齢者の見守り訪問も難しい状況がある。

・高齢者の方は家に引きこもりがちになり、認知症が悪化するなど、身体状況が悪くなるのではないかと心配。

 

課題解決に向けた質問・提案

他自治体の高齢者施設では、家族の面会を制限するかわりに人型ロボットを導入して、家族と会えないことに一役買っている。福井県坂井市は、実証実験ではあるが、一人暮らし高齢者の自宅に見守りロボットを無償配布し、コロナ禍で訪問ができない民生委員の代役を務め、朝昼晩の安否確認と警備会社への通報サービスも備えている。

①世田谷区でも見守り機能だけでなく、認知症悪化防止の観点からコロナ禍におけるロボットの導入が効果的と考えるがいかがか?

②また、コロナ禍における高齢者の健康維持について、オンラインの施策なども考える。見解を伺う。

 

成果

区では、安心・安全な高齢者の在宅生活を支えるため、救急通報システム、火災安全システム、安心コール電話訪問など、安全確保や見守りのための事業を実施している。コロナウイルス感染症の影響で支援者の訪問が制限される中、見守りツールの重要性はますます高まる。

質問のロボットは、救急通報の機能に加え、コミュニケーション機能なども備えている。今後、他自治体で始まった実証実験の成果を注視するとともに費用対効果等も踏まえ、研究・検討していく。

現在、区では、3密の解消、定員削減、消毒など感染予防策を徹底し、対面での介護予防事業を実施している。また、世田谷いきいき体操動画のホームページへの掲載、介護予防のアプリの紹介などにより、自宅での健康維持の取り組みの支援を実施している。

今後、ICT機器の取り扱いに慣れていない高齢者へ配慮をしながら、オンラインを利用した新たな手法による介護予防事業の実施について検討してまいる。



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