ひうち優子のブログ

LINEで送る

世田谷区議会 令和3年 第1回定例会 ひうち優子一般質問8「ようやく電子図書館がかたちになりました!試行錯誤でより良いものに!」

カテゴリー:定例会, 活動報告, 質問・提案が実現の一助となったこと

●電子図書館について

課題

電子図書館が開設して、4カ月ほど経過した。図書の件で様々なご意見をいただいている。試行錯誤が必要。

課題解決に向けた質問・提案

良い意見・改善が必要な意見、様々、いただいている。

〇良い意見

コロナ禍、図書館に行くことなく、本が借りられる、時代の流れ、高齢なので視力に問題があるので、電子図書館は有難い。

〇改善が必要な意見

一方で、図書が偏っている、機器さえあれば誰でも無料入手できる古い本が多い、貸出期間2週間、予約数2点、予約取置期間1週間を広げてほしい、との声がある。

まだ、始めて数カ月なので、利用者の声を聞き、これから発展させていくために、良い方向に改善していただきたい。1 これまでの実績 ②図書の選書の見直し ③予約数の改善について、見解を伺う。

成果1 これまでの実績は、11月に開始して以来、1月末までに、登録者数5,534名、資料数7,853点、貸出数4,023点。2 図書の見直しについては、現在の電子書籍の資料数8,000点のうち、約9割が事業者からパッケージで提供された著作権フリーの青空文庫等の資料。図書館が選書して購入した比較的新しい資料は約760点ほど。今後は、新しい資料を増やしていく必要がある。

新しく電子書籍化された資料や、児童書を含めた幅広い分野の資料、障がい者の方が利用しやすい読み上げ機能等を有する資料などを中心に選書を行い、資料の充実に努めていく。3 予約数の改善については、現在、貸出数・予約数ともに2点までとしている。

これは資料数が少ないため、多くの資料が貸出中となるのを避けるために設定している。また、電子書籍の多くは1ライセンス1ユーザーにしか貸出できず、予約が集中すると、長時間お待ちいただくことにもなるため、直ちに貸出数・予約数を増やすというのは難しい状況である。今後の資料数・利用状況等を踏まえて検討する。