区民の皆様の声を元にした活動

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◎自転車シミュレータの活用

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

●取り上げた理由
・自転車が安全で快適に利用できる環境づくりのためには、自転車利用者が自らルールを守り、そのマナーが向上していくことが最も大切な視点である。
自転車事故が増えている現在、自転車安全教育は、自転車が走行できる環境の整備(自転車専用レーンの整備)とともに重要である。
・交通安全は、一日で達成できるものではない。今後、様々な手法や参加しやすい方式、工夫した手法で、粘り強く継続して取り組んでいくべき課題である。

●現在区で行っている自転車安全教室
・講話型の交通安全教室や講習会
・DVDを活用した講習会
・スケアードストレイト(事故再現型)の安全教室

◆ひうち質問
現在、区は様々な手法で自転車安全教室を実施しており、その中で特にスケアードストレイト方式の安全教室は、実際に目の前で事故を再現しており、抑止力といった面から効果が高いと思う。
しかし一方で1回の予算も30万円弱と高価であり、広い場所を要することから機会が限られてしまい、現在の年18回以上増やすことは予算の面からも、厳しいと考える。
そのような中、新たな手法として、自転車シミュレータを活用した講習会が有効である。この自転車シミュレータは、体験型で、自転車に乗りながらペダルをこぐと、実際にモニターに映した画像が動き、道路などを運転している状況が体験できる、というものであり、駐車車両があったり見通しの悪い交差点などの走行を疑似体験できるということで、自転車のルールの周知とともに、危険予知能力を高めることができる。
またプロジェクターで投影することにより、多人数での研修にも活用でき、一定程度の人数の講習会には、かなり有効な手法と考えるが、区の見解と実施の可能性について、伺う。

答弁:
・スケアードストレイト方式による交通安全教室は、参加者から「ルールを守る重要性を認識できた」という声もいただいており、大変効果的な手法と考えている。しかし経費的な面などから、今後、大幅に回数を増やすことは困難である。
・そのような中、自転車シミュレータによる交通安全教室は、参加人数の規模によっては大変有効な手法と考えている。
・現在、自転車シミュレータは、東京都が保有し、区市町村等が実施主体となる交通安全教室などに貸し出しを行っていることから、今後は、スケアードストレイト方式による交通安全教室を継続するとともに、自転車シミュレータを活用した自転車の安全教育の実施についても検討してまいる。



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