ひうち優子のブログ

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新公会計制度をうまく活用しよう!

カテゴリー:活動報告, 質問・提案が実現の一助となったこと

昨日は、新公会計制度の活用の研修を受けてまいりました。

世田谷区の財政について、まとめると、

今は財務体力があるが、流動資産が少ない。油断はできない。

人口現象、高齢化に備えて、流動資産はもっと運用させた方がよい。基金積立も必要。

また施設整備については、考える必要がある。減価償却で価値が少なくなる上に、メンテナンス費もかかる。

ということです。

今回の研修を通して、財務諸表を活用して、意思決定に繋げていくことが大事だと思いました。

ちなみに、

世田谷区の現状の詳細は次の通りです。

BS

総資産が1兆7,250億円。

負債は1,017億円。

圧倒的な財務体力がある。

しかし、固定資産が重たい。圧倒的に財務体力があるが、すぐに現金化できないので、安心はできない。

流動資産502億3800万円

流動負債 71億2800万円

手元流動性が高すぎる。700%現金預金の有効活用ができていない。もっと運用させても良い。もったいない。

PL

行政収入 2,838億円

行政費用 2,617億円

行政収入が行政費用より多い。豊かな財源。プラス

しかし人口が減れば、マイナスになる。

高齢化になると、扶助費が増えてマイナスになる危険性もある。

行革をして人口減少にそなえて、今から準備しておく必要あり。

CF

行政サービス活動収支差額 271億円。収支差額が潤沢にある。

社会資本整備等投資活動収入か77億8900万円。

一方で、社会資本整備等投資活動支出は365億1900万円。

詳細は、

基金に積み立て118億円。

社会資本整備等投資活動の投資的経費217億円。

社会資本整備等投資活動収支差額でマイナス287億円。マイナスだが、積極的に将来に備えている。投資しているということ。これは良い。