区民の皆様の声を元にした活動

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◎ゲリラ豪雨について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

課題
8月27日の集中豪雨では、1時間におよそ100㎜の猛烈な雨が降り、区内でも特に半地下のお宅など大きな被害が出た。その中でも、世田谷1丁目や上北沢1丁目など、ハザードマップには危険と示されていない地域でも、床上・床下浸水が起こった。

課題解決に向けた質問・提案1
止水板助成制度の創設について
・今回さまざまな方から声をいただいたが、その中でも実際に深沢のマンションで床上浸水の被害を受けた方から、「世田谷区も他区のように止水板の助成制度を創設してほしい。」との声をいただいた。
・他自治体、例えば板橋区、北区、朝霞市、新座市などでは、止水板助成制度を創設して、豪雨に対して区民の方に対するケアを行っている。この止水板助成制度について見解を伺う。

成果
・先進事例を研究する。
・止水板は、世田谷区豪雨対策行動計画の家づくり、まちづくり対策の促進の中で、浸水被害に強い家づくりを目指して、止水板や排水ポンプ等の設置を促進することにより、地下や半地下建物における浸水対策を促進するとしている。
・止水板の助成制度は、東京23区のうち、品川区や板橋区など5区において助成制度がある。世田谷区では、日ごろの備えとして、自助の一環として捉えており、止水板設置の啓発に努めている。
 区としては、今後も区民がみずから行う浸水対策につながるよう、周知の工夫に努め、助成制度については、今後、先例事例の研究をしていく。

課題解決に向けた質問・提案2
土のうステーションの使い方
今回、土のう2800袋が、土のうステーションから使われた。
実は、土のうは、ゲリラ豪雨が起きてからではなく、起きる前に事前に積んでおくことが効果的。使い方、タイミングをツイッター、フェイスブック、ホームページなどで周知すべき。

成果
浸水対策の日ごろからの備えの啓発や、土のうステーションの効果的な利用を含めた周知をSNSなどにより行うなど、関係部署と連携して工夫しながら取り組んでまいる。

課題解決に向けた質問・提案3
河川の整備
ゲリラ豪雨の対策にはハード面の抜本的な対策が必要。
浸水対策には抜本的対策と流域対策があり、抜本的対策として河川の整備、下水道の整備、また基準量の見直しなどが挙げられえる。流域対策としては、雨水貯留浸透施設の整備、雨水浸透枡の設置などだが、今回は河川、下水道管の整備について伺う。
 まず、現在の河川の整備について現状と今後について伺う。
 
成果
野川は、今年度で概ね区内での河床掘削が完了。50ミリ対応の河川整備が終了する。
仙川は、現在、野川との合流部の護岸整備工事を行なっていて、終了後に、順次河床掘削工事を行っていく予定と聞いている。

課題解決に向けた質問・提案4
分流式地域の雨水管の整備(下水道管の整備)
下水道管の整備だが、下水道管には二種類あり、そのうち汚水管と雨水管が別々になっている分流式地域の雨水管の整備については、平成25年の質問の際には約2割しかできていなかった。進捗状況を聞く。

成果
整備率3割に進んだ。



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