ひうち優子のブログ

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平成26年 第3回定例会 決算委員会 都市整備1 「マンホールトイレの耐震化は必須!」

カテゴリー:定例会

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●震災時のマンホールトイレの排水対策

課題
・震災時の避難所には、マンホールトイレが整備されている。災害時のトイレは重要。
・マンホールトイレ内の汚水は、基本的には道路内の下水道管に流すことになるが、これまで発生した大地震では、道路にあるマンホールと下水道管との接合部が破壊されたり、また、マンホール自体が浮かび上がるなどの損傷被害が数多く発生した事例がある。
・もし、大きな揺れで、下水道が損傷してしまうと、せっかくマンホールトイレを設置したのに、その汚水を流せなくなってしまい、大変なことになってしまう。

課題解決に向けた質問・提案
マンホールトイレなど震災時の汚水を流す下水道について、来年度以降も耐震化が必要。見解を伺う。
成果
・区では東京都下水道局と連携し、マンホールトイレを設置している施設周辺では、下水道管とマンホールの接合部分が地震の揺れで破損しないように柔軟性を持たせる工事を行っている。
・区内には、小中高校、特別養護老人ホームなどの避難所や二次避難所が合計194カ所ある。下水道局と当区とが分担して、来年度末の完成を目指し、下水道施設の耐震化工事を進めている。
・平成25年度は、177箇所の公共施設につながる下水道施設を、下水道局と当区とが分担して、耐震化の工事を完了。残りの17箇所についても、平成26年度内に耐震化を完了する予定。
・平成26年度は、区役所や出張所、警察署、消防署などの公共施設を中心に、先ほどの避難所や二次避難所の17箇所と併せて、合計29箇所の下水道施設の耐震化を予定。
・今後、マンホールトイレを設置した公園などの耐震化についても、下水道局と連携協力しながら、積極的に下水道施設の耐震化を進める。