ひうち優子のブログ

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平成31年 第1回定例会 一般質問3 ~介護する方へのケアが必要~

カテゴリー:定例会, 質問・提案が実現の一助となったこと

本日は一般質問の3つ目です。

●介護する方へのケアについて

 

課題

家族介護者の多くは、保育と違い一生であること、老老介護といったケースも多く、毎日の介護で心も体も疲弊してしまう、特に自分の健康管理がおろそかになりやすい現状がある。

 

 

課題解決に向けた質問・提案

・現在は介護者へのケアが少しずつ進んできており、例えば介護事業者が介護する方へどうしの勉強会や情報交換の場作りをセッテイングしてその活動に区が補助金を出すとった取り組みがある。このような取り組みを広げることが良いと考える。

・家族介護者の負担軽減や、介護による離職を防ぐため、区は家族介護者のケアにどのように取り組んでいくか、見解を伺う。

 

成果

・要介護者が増える中、介護離職者も増加している。国は労働者と事業主に対して、介護休暇や介護休業、短時間勤務、介護休業給付などの制度について、リーフレットやポータルサイトなどで紹介している。また、労働者に対する両立支援実践マニュアルや、事業主に対して支援プランを作成して配布している。

・介護に関する困りごとは、あんしんすこやかセンターで相談に応じており、サービスの紹介や離職しないためのアドバイスのほか、専門機関や悩み事相談をしたり、情報交換する場である、「介護者の会・家族会」の紹介も行っている。

・また、負担の少ない介護方法を学び、介護者の横のつながりが持てるように、「家族介護教室」を特養ホームで実施するほか、ショートステイや小規模多機能型居宅介護などの地域密着型サービスの充実を図っている。

・さらに区のケアマネジャー向け研修では、本人だけでなく介護者支援の視点も重視し、適切なケアプランを作成するように指導している。

・家族等の介護者が、地域の中で孤立することなく、また離職することがないように支援していく。