ひうち優子のブログ

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上用賀の桜並木について、実現の一助となりました!

カテゴリー:質問・提案が実現の一助となったこと

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桜並木の落ち葉について

 

8年前に、上用賀の桜並木沿いにお住いの方から、「区の街路樹である桜並木は、春は桜が咲いていてきれいだが、沿道に住んでいる者にとってはつらい時期。秋は落ち葉の掃除、春は散った花の清掃に追われて本当に大変。ピーク時期になると、朝四時に起きて、毎日清掃をしなければならず、住民は皆高齢になってきているので、今後が思いやられる。また、掃除の道具もごみもコストがかかるし、いっそのこと切りたいけれども、区の街路樹なので切ることもできない。何とかしてほしい。」との声をいただきました。

 

その後、平成24年から8回、議会で取り上げ、質問してまいりました。

落ち葉清掃について、区で委託してきちんと清掃すること、またそれだけでなく、沿道の方だけでなく地域全体で落ち葉拾いをする、仕組みづくりを考えてほしい、旨の質問をいたしました。

 

質問例

平成24年 一般質問

http://kugi.city.setagaya.tokyo.jp/voices/CGI/voiweb.exe?ACT=200&KENSAKU=1&SORT=0&KTYP=2,3&KGTP=1,2,3&TITL_SUBT=%95%BD%90%AC%82Q%82S%94N%81@%81@%82U%8C%8E%81@%92%E8%97%E1%89%EF%81%7C06%8C%8E15%93%FA-03%8D%86&SFIELD1=HTGN&SKEY1=%82%D0%82%A4%82%BF%97D%8Eq+%97%8E%82%BF%97t&SSPLIT1=+%2B%2F%21%28%29-&KGNO=1060&FINO=2551&HUID=288978&UNID=k_H24061500036

 

平成27年 一般質問

http://kugi.city.setagaya.tokyo.jp/voices/CGI/voiweb.exe?ACT=200&KENSAKU=1&SORT=0&KTYP=2,3&KGTP=1,2,3&TITL_SUBT=%95%BD%90%AC%82Q%82V%94N%81@%81@%82X%8C%8E%81@%92%E8%97%E1%89%EF%81%7C09%8C%8E18%93%FA-03%8D%86&SFIELD1=HTGN&SKEY1=%82%D0%82%A4%82%BF%97D%8Eq+%97%8E%82%BF%97t&SSPLIT1=+%2B%2F%21%28%29-&KGNO=1354&FINO=3188&HUID=359645&UNID=k_H27091800036

 

その後、上用賀地域の桜並木について、区として樹木の剪定や病虫害の防除のほか、花びらや落ち葉の清掃を区の直営作業や業務委託により、定期的に実施。

それだけでなく、ようやく、平成26年から「落葉ひろいリレー」と題し、区が落葉ひろいの参加者を募り、沿道の方々にだけ負担をかけるのではなく、地元町会や身近なまちづくり推進協議会、出張所、土木管理事務所、公園管理事務所が協力して、地域全体で、落ち葉清掃をする仕組みが出来上がりました。

ようやく仕組みが出来上がりまして、実現の一助となりましたので、ご報告させていただきます。この落ち葉ひろいは、年を重ねるごとに地域に定着してきており、沿道住民の負担を軽減しつつ、維持管理できればいい、と思っております。

 

 

平成27年9月 一般質問

課題解決に向けた質問・提案

私は、この数年にわたり、落ち葉対策の重要性を説いてきた。区の面積の三分の一をみどりにするみどり33の取り組みのためには、新たにみどりを創出するだけでなく、日々のみどりの管理が欠かせない。具体的には、落ち葉や花びら、虫の駆除、木の剪定など、日々のメンテナンスこそが重要であると考える。
その中で、以前、上用賀地域の桜並木沿いに住んでいらっしゃる方の次のような御意見を取り上げた。「区の街路樹である桜並木は、春は桜が咲いていてきれいだが、沿道に住んでいる者にとってはつらい時期。秋は落ち葉の掃除、春は散った花の清掃に追われて本当に大変。ピーク時期になると、朝四時に起きて、毎日清掃をしなければならず、住民は皆高齢になってきているので、今後が思いやられる。また、掃除の道具もごみもコストがかかるし、いっそのこと切りたいけれども、区の街路樹なので切ることもできない。このように、区の街路樹の落ち葉や花びらを地域の方が厚意で、しかもボランティアでしてくださっているとはいえ、せめて落ち葉の時期と桜の花が散る時期は、区が地元の方と一緒に協力して対応すべき。」と質問した。

その後、ピーク時の清掃などを土木公園管理事務所の方にしていただき、また、昨年末の落ち葉シーズンには、地元を中心として、区の各部署の協力を得ながら、無事に落ち葉の清掃を終えられたと喜んでおられた。
しかし、毎年のこと。シーズン時期には毎年定期的な取り組みが必要と考える。

また、いじめ対策として、ボランティア精神を培う教育をすべきで、この落ち葉の清掃を、例えば用賀小学校、京西小学校、用賀中学校など、周辺の小中学生にも声をかけ、地域皆で清掃を行い、連携の輪を広げていくような、仕組みづくりをしていただきたい。

その後の進捗状況を伺う。
 

成果

街路樹の維持管理については、樹木の剪定や病虫害の防除のほか、花びらや落ち葉の清掃を区の直営作業や業務委託により、上用賀の桜並木を含め定期的に実施している。また、上用賀では昨年度も、地元の上用賀町会や身近なまちづくり推進協議会と出張所、土木管理事務所、公園管理事務所が協力して、落ち葉清掃を二回実施している。

この清掃活動も年を重ねるごとに地域に定着してきていると実感している。今後も引き続き区と地域の方々が連携を深めていくことで、沿道住民の負担を軽減しつつ、区民に親しまれる桜並木を維持してまいりたい。