ひうち優子のブログ

LINEで送る

平成28年 第3回定例会 決算委員会4 福祉保健委員会所管1「高齢者の方が、元気でいることが、何より本人のため、そして医療費削減で、国のためにもよい!?」

カテゴリー:定例会

●介護予防について

課題
最近、介護保険料の上昇が著しい。
介護保険制度の改正では、介護給付費の伸びや、介護保険料の上昇を出来るだけ抑えて、介護保険制度を持続可能なものにしていく必要があるとされている。そのためには、なんと言っても元気な高齢者が増えること。

元気な高齢者の方が増えることは、何より本人が楽しく人生を生きることができる。また、医療費削減にもよい、一石二鳥。

課題解決に向けた質問・提案1

元気な高齢者の方が増えるためには、介護予防の施策が重要。
最近、スポーツクラブやカラオケ、旅行など、友達どうしで、楽しそうに出かけている高齢の方をよく目にする。
特にスポーツクラブでは、高齢の方が水泳をしたりエアロビクスをしたり、サウナに入ったりと羽を伸ばしており、本当に元気。逆に毎日夜遅くまで働く我々世代より元気なのではないか、と思ってしまう。
皆さん、友達を作りながら、元気で活き活きとしており、人生を豊かに生きることを、教わる。

高齢期は、元気なつもりでいても、からだを動かさないでいると、ちょっとしたきっかけですぐに体力意欲が低下するので、毎日の生活の中で運動を取り入れる、出かける習慣をつける、人と会って話をする、など、自ら能動的に頭と体の両方を動かすことが大切。

このような介護予防の大切さをより広く周知して、元気な方には、できるだけ自分らしく長く元気で居ていただきたい。意識の醸成について、見解を伺う。

成果

・元気な高齢者がなるべく要介護状態にならないように、元気なうちから介護予防活動に取り組むことが重要。

・そこで、介護予防の必要性、重要性を多くの方に知ってもらうため、65歳以上の方を対象として、軽い体操を中心とした講座や、食べるために重要な口腔機能を鍛える教室、認知症予防プログラム等、介護予防に必要な運動・栄養・口腔機能・認知症予防等について学べる、様々な事業を実施している。

・また、区内の高齢者主体の自主活動団体に対する活動補助金の交付や、自主グループ、高齢者クラブ、自治会・町会等を対象とした出張講座も行っている。

・今後も、あんしんすこやかセンターの協力も得ながら、介護予防の大切さを広く周知していく。また、誰もが参加しやすく継続できる効果的なプログラムの実施を行い、介護予防の推進に取り組む。