ひうち優子のブログ

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平成28年第1回定例会 予算委員会8 都市整備委員会所管2

カテゴリー:定例会

続きです。

●自転車専用レーンの路上駐停車禁止

課題
区民の方々から、「自転車専用レーンは、有難いのだけれど、レーン上に駐車している車がいて、右側によけなければならず、怖い。車にひかれそうになる。なんとかしてほしい。」という要望の声をいただく。

課題解決に向けた質問・提案

特に、明薬通りのブルーゾーン、また246号線の三軒茶屋~駒沢大学間の自転車ナビラインが設置されてから、上記のような声を多くいただく。区として、例えば、駐車禁止の横断幕・看板、また警視庁に取り締まり強化を要望するなどの対策が必要だと考える。
また246号線を管理している東京国道事務所において、この状況を伝え、取り締まり強化など、要望していただきたい。

 成果
・ブルーゾーン設置区間においては、車道幅が広いことから場所によっては駐停車があり、自転車通行上の支障となっている。駐停車対策として、これまで、駐車禁止の啓発看板や掲示幕を取り付け、ドライバーへの注意喚起を促している。
・また、特に駐車が多い区間は、警察に対し取り締まりを要望し、所轄警察署において重点路線や重点地域と位置づけた上で、巡回を行ってもらっている。
・今後も、ブルーゾーンの駐停車状況を注視し、注意喚起看板の設置や、所轄の警察署に対して、特に車両が駐車している時間帯や場所を伝えるなどにより、効果的な巡回を要請する。

 

●電線類の地中化

課題
・平成21年から過去3回質問した。
電線は、災害時の感電・電柱の倒壊の危険性・それにより緊急車両が入れず、物資輸送が困難になる危険がある。電線類地中化が必要。

 

課題解決に向けた質問・提案

・電線類の地中化は、災害時の感電や電柱の倒壊の危険性、それにより緊急車両が入れず、物資輸送が困難になる危険性を回避できる。また、災害時だけでなく、安全な歩行空間を確保できる、景観がよくなるなどのメリットがある。
・各先進国の状況は、ロンドン、パリ、ボンでは100%、ベルリンは99%なのに対し、東京23区では、2013年のデータで、約7%と大変おくれており、計画的な整備が必要。
・区内は狭隘道路が多く、特に幅四メートル程度の道路への電線類地中化も必要。
・以前からの進捗状況について伺う。
・昨年1225日に国土交通省が、「平成28年より、緊急輸送道路について、道路上における電柱による占用を禁止する」旨の通達を出した。そこで緊急輸送道路の無電柱化を進めるべき。

 成果
・区では、平成8年度から電線類地中化整備の計画を策定し、現在まで整備計画に基づき、計画的に電線類の地中化を図っている。
・進捗状況ですが、今年度に経堂駅周辺の都市計画道路で行い、平成27年度末の道路延長で約9.6km、整備延長で約13.6km。
また、緊急輸送道路の無電柱化については、災害時に電柱の倒壊による道路閉塞を防ぐとともに、避難や緊急活動を担うためにも、無電柱化の推進が必要。
・緊急輸送道路などの防災に寄与する路線を選定したうえで、次期無電柱化推進計画の中で優先順位をつけながら、整備を進めてまいる。