区民の皆様の声を元にした活動

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◎ジュニア防災検定について

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頂いたご相談

ご相談を元に行ったこと

取り上げた理由(課題)
・東日本大震災で、実効的な防災教育が注目されている。
・従来の防災教育は、形式的なものが多かった。
・平成25年第3回定例会で取り上げたが、重要なので、再度、質問する。

ジュニア防災検定とは?
・岩手県釜石市の子どもたち約3000人が想定にとらわれない思考法で東日本大震災の巨大津波を無事に逃げ切り、地元の防災教育が注目されたことがきっかけとなり、内閣府の後援で、第1回目は、昨年12月に実施された。
・例えば初級の問題では、本、タオル、瓶、プラスチックなど、どんな順番で入れたら棚は倒れにくいかと質問し、答えの理由も説明させる。この狙いは自宅の家具に目を向けてもらうことにある。
・また、ただの筆記試験だけではなく、試験日の前後に家族や友達と防災について話し合ったり、地域の防災マップをつくったりする宿題を課すのも特徴であり、このレポートや防災マップを提出して合格となる。

ひうち質問・提案
・ジュニア防災検定を受検することにより、実効性の高い防災知識が身につく、また、子どもたちが家庭で防災のことを話題にすることにより、親たちの防災意識の向上にもつながると思う。
・他自治体では、目黒区の小学校1校、新宿区・港区の中学校1校、杉並区などで実施されている。
・世田谷区では、昨年度、弦巻中学校では、防災教育の研究に取組んでおり、希望者が受検しているが、そこまで普及していない状況。区でも今後、このような検定を学校で周知するなどして、今後の実効的な防災教育の一助としていただきたい。ジュニア防災検定の現状認識と今後について、伺う。

答弁:
・子ども自身が、防災や減災について、自ら考えて判断する能力を身に付けるようにすることは大切な教育指導であり、「ジュニア防災検定」はそうした取組の一つとして考えている。
・本区や他区における実施状況などを考えると、教育委員会の取組として本検定の受検を進めていくことは、学校の授業としての位置付けや、個人の検定に対する公費負担の点などの大きな課題があるが、本事業の趣旨を踏まえ、今後も研究してまいる。



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