ひうち優子のブログ

LINEで送る

平成27年第2回定例会 一般質問が終了しました。

カテゴリー:定例会, 活動報告


一般質問が終わりました。

取り上げたテーマと成果は次の通り。まずは、簡単に書かせていただきます。

そのあと、詳細を一つずつ、明記します。

 

●スケアードストレイト方式(事故再現型)の自転車安全教室の拡大

質問:親子・社会人向けのイベントが年に4回と少ない。また、保育園・幼稚園に送り迎えするママさん達への出前安全教室、社会人・親子でのスケアード型自転車安全教室も必要。

成果→今後もスケアードストレイトの安全教室を地域で行う。その際に、保育園・幼稚園の保護者の方など、できるだけ多く参加していただけるよう、周知する。

 

●SNSを使った自転車安全対策

質問:働く世代の方は、自転車安全教室に行く時間がない。区のツイッターやfbでの動画配信も一つの手段と考える。

成果→スケアードストレイトの安全教室は、事故の再現を直接体験することで、交通ルールを体で覚えることを狙ったもの。どの程度の効果があるか、今後研究する。

 

●自転車運転者に対する道路標識教育

質問:自転車は軽車両なので、道路標識が適用される。今回の取り締まり強化に伴い、特に車の免許を持っていない方・高齢者の方に、道路標識を区のHPや区報で周知すべき。

成果→交通安全教室、自転車講習、区のHPなどを活用して、周知する。

 

●自転車レーン、自転車ナビライン、自転車ナビマークの拡大

質問:以前から自転車レーン・ナビラインなどの自転車ネットワーク計画が必要と訴え続け、ようやく3月に策定された。今後10年間で優先整備路線72Kmが計画されたが、まだ具体的な路線が示されていない。例えば、駒沢公園通り、新町〜桜新町間などに、自転車レーンを整備すべき。優先整備路線を示していただきたい。また、既存の自転車レーンどうしをつなげる必要あり。例えば246号線の三軒茶屋〜駒沢大学間と明薬通りなど。

成果→今年度の自転車レーン整備予定は、駒沢公園通り、城山通りなど7箇所約2Km。平成36年度までの10年間で、72Km整備予定。
246号線と明薬通りがぶつかる部分に、青の矢羽と自転車ナビマークを組み合わせたものを表示予定。

 

●ゲリラ豪雨対策

質問:以前、36箇所ある土のうステーションを区内全域に広げるべきと質問した。その後の進捗状況は?

ゲリラ豪雨対策には、分流式地域の残り8割の雨水管の整備と、雨水貯留浸透施設の増設などの流域対策、定期的な溝の清掃などの即効対策が必要。今年の夏に向けて、対策は万全か?

成果→5月までに、50箇所の土のうステーションを整備済み。
残り8割の雨水管の整備は、東京都下水道局と連携協力し、早期整備を目指している。流域対策は、平成25年に被害があった、上馬•弦巻地区、中町・上野毛地区を新たにモデル地区に指定。道路の単位対策量を引き上げる。具体的には、12箇所ある雨水貯留浸透施設を増やす予定。

 

●三軒茶屋、二子玉川、下北沢、千歳烏山などへの駐輪場の整備

質問:利用率100%を超えている場所には、例えば地下式立体駐輪場、歩道上への駐輪場、また民間の駐輪場整備に対する助成の制度の周知、など工夫して、増やすべき。

成果→地価の高い駅周辺に、まとまった土地を確保することは難しい。地下式立体駐輪場も狭い土地への設置というメリットはあるが、整備費・ランニングコスト等の課題あり。
民間への助成制度は有効。既存の駐輪場の有効活用と鉄道事業者との連携を行っていく。

 

●三軒茶屋、下北沢などへの図書館カウンター(本のない図書館)

質問:図書館カウンター二子玉川は大変好評。他の図書館不便地域への図書館カウンターにも設置すべき。

成果→三軒茶屋に、10月開設を目途に準備を進めている。

 

●公共施設へのWi-Fi設置

質問:世田谷区の設置率は、以前より少し上がったが、区民施設約30%、庁舎8.1%。他区は、中野区・墨田区・足立区・港区などでほぼ100%。また、豊島区では、5月7日から、東日本で初めて、新庁舎全フロアでFree Wi-Fiを設置。今後、東京都もオリンピック・パラリンピックに向けて補助金を出していることから、それらを使い、世田谷区でも誰でも使えるFree Wi-Fiを整備すべき。

成果→平成27年3月から、砧支所1階~3階で、Free Wi-Fiを開始。

 

●戸籍抄本・戸籍謄本・住民票発行など、窓口のワンストップサービス

質問:区民の方から、「戸籍抄本・謄本・住民票を取る際に、窓口が分かれていて、その都度並び直さなくてはならない。時間がかかる。一度の取れるようにならないか?」との意見をいただいた。共通番号制度に合わせ、ワンストップサービスをしていただきたい。

成果→マイナンバー制度に合わせ、総合窓口創設を予定しており、手続を統一していく。