ひうち優子のブログ

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行政視察4 盛岡駅西口地区の開発事業について

カテゴリー:活動報告


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本日は、視察2日目の盛岡市。
盛岡市では、郊外への車対応型店舗により、都心の衰退につながると考え、コンセプトの異なる3つの都心を軸に連担することにより、複合的で相乗的な都心を目指した。

1つ目は城下町としての特性を生かした既存都市地区。

2つ目は、新市街地として発達した、盛岡南地区。

そして、3つ目は、今回視た、盛岡駅西口地区。

盛岡駅西口地区について、書きます。

盛岡駅の西口地区の開発が遅れていたことから、西口に、20階建てのインテリジェントビル「MARIOS」を中核施設として建て、そこには市民文化ホールや地域交流センター、地域冷暖房施設など、様々な先進的な施設を入れた。

整備には、3つの事業を組み合わせて入れている。

⚫︎土地区画整理事業

施行者:盛岡市

施行面積:35.6ha

施行期間:平成5年から平成31年度

減歩率:43.1%(公共減歩34.8%、保留地減歩8.3%)

事業費:303億円

公共施設の整備水準

・電線類地中化

・融雪システム 冬期の快適歩行者空間の確保

・高質舗装 自然石等を使用した都心にふさわしい空間

・高質照明 地場産を活用したデザイン照明

・その他 堤防上の桜並木などの植樹、親水護岸

⚫︎まちづくり交付金事業

施行者:盛岡市、第三セクター、民間

施行期間:平成3年から23年度

事業費:69億円

事業概要

・高次都市施設 →高度情報センター、人工地盤、交通センター、盛岡沿岸東西自由道路

・地域生活基盤施設→多目的広場、公開空地、情報板、街区公園

・高質空間形成施設→歴史建築物の活用、モニュメント、地域冷暖房システム、エレベーター・エスカレーター

⚫︎密集住宅整備促進事業
住宅等の建て替えを促進し、併せて公的住宅を建設。

2階から8階をコミュニティ住宅とし、1階はデイサービスセンターと在宅介護支援センターを合築。
施行者:盛岡市

施行期間:平成7年から平成10年度

事業費:23億5000万円

盛岡市の開発手法について、勉強になりました。東京は、すでに街が活性化しており、公共主導で行い街の活性化を促す盛岡市の開発と、少し違うと思いますが、これからのまちづくりに活かしていきたいと思います。