ひうち優子のブログ

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消防団操法大会。頭が下がります。

カテゴリー:活動報告

一昨日、世田谷消防団操法大会に出席してまいりました。

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私は、当選当初から6年間、消防団運営委員会に所属しておりました。消防団の方々には、本当に頭が下がります。

 

消防団とは、消防署のように、常勤の職員ではなく、普段、職業を持っているにもかかわらず、休日や仕事が終わってから練習を積み重ね、災害等の際に地域の安全のために、尽力してくださっている方々です。地域住民の有志の方々が携わってくださっており、その地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行ってくださっています。
法律的には、1947年4月20日の消防団令によって設置された消防のための団体です。

現在は消防本部および消防署と並列的な地位にあり,消防組織法9条および15条に基づく消防組織の一つです。

火災や震災等の災害による被害を軽減することを目的とした公的な機関なのです。

消防団員の方は、自分の仕事を持っており、仕事の合間に練習を積み重ね、有事の際には召集されて消防活動を行います。一般的には、非常勤の特別職の地方公務員で、地方公務員法の適用を受けないので各市町村が条例で身分を定めています。

一方で、消防職員は、市町村の職員と同じ常勤の地方公務員で、消防署に交替で勤務する職員や、消防本部に勤務する職員であります。

消防団員の方々は、平時には、火災消火の基本的な操作の習得を目指すための手順、ポンプ操法の訓練を行っております。ポンプ操法は、実際の火災現場での消火を想定して行われ、全国規模で消防操法大会も実施されているのです。

ちなみに、全国、消防署の常勤の職員約16万人に対し、消防団員は約86万人いらっしゃいます。

消防団員は年々減ってきており、昭和30年には、194,4万人だったのが、平成27年には、86万人になっており、若い方の消防団が必要です。

消防団の活動は次の通り

災害時

・災害現場での消化

・地震や風水害といった大規模災害発生時の救助・救出

・警戒巡視

・避難誘導

・災害防御

 

火災予防(平常時)

・防火指導

・防火設備が整っているかなどの点検

・災害時の要援護者の把握

・広報活動

・救急指導

 

応急手当の普及活動(平常時)

・応急手当やAEDの使い方などを指導する講習会

ケガをした時など、素早く対応できる知識や技術の習得、指導

 

広報活動(平常時)

・出初式での表彰伝達

・火災予防運動

・歳末特別警戒の巡回

 

これからも、消防団の方々が活動しやすい環境を整備していきたいと思います。